2014-11-22

2014年6月~10月福島県空間放射線量調査報告


7/11(金)環境調査「真実に目を瞑るしか無いのか」の調査結果に続いて、
2014年6月~10月に調査した結果をMUさんが知らせてくれました。
公表されている数値の追確認という事で、空間放射線量の測定結果を
分かり易く図で示してくれてます。


※11/29(土)追記:MUさんのHPのほうが詳細も書かれてあり、分かり易いのでリンクしておきます。



以下は、メールの一部をそのまま引用しておきます。
地上10cm程度の測定では、いずれも公表値を大きく上回りました。
除染が済んだとして開通した国道6号線では、
除染どころか走行車内で15μを測定しました。
当然カウンターはピ――――と鳴り続ける始末。
除染はし切れないと実感しました。
すぐには死なないからと、ここを開通させちゃダメだろぉ、と同乗者と一致。

また、福島市西部の測定でも高止まりのうえ、除染作業中の横の畑では
農産物を売っている。
作業員は側溝の落ち葉を谷に捨てている。
カーブ脇の土溜りでは針が振り切れ、5μも出るずさんな作業だった。
福島駅前の落ち葉溜りで2μをカウント。
それが強風に舞っている。
除染の効果はどうしたのか、その事実を知らせていない、知ろうとしない。
と、どうしようも無い始末。


※クリックで拡大します


以下は「福島市内西部」で、数値誤差の参考に3種のカウンター写真です



以下もメールの一部をそのまま引用です
国道6号線は検問も無く、注意喚起は簡単な立て看板のみ。
一般車の走行は全くの無防備です。
歩行、自転車、バイクは走行禁止。窓は閉める。それだけです。

農作物は基準値以下・・、落ち葉は高数値。
これは不自然ではないですか??


以上が報告してもらった内容です。

国道6号線が開通した事によって放射能が拡散されるのは確実ですね。
地元の方たちの不便さなどの声を受けての通行制限解除らしいから、
ずっと封鎖しとくべきとか言うのは風評被害になるんやろね?
目に見えへんから測定するしかない。
けど、公表されてる数値で安心するか、信用せずに自分なりに防御するかは
もう個人の判断でしかない。
気にならん人は全然気にせーへんのは放射能だけ違うけどね。

埃も見えたら食べれんようになるで?
ケースに入れてない食品とか、スーパーでもいっぱい販売してるけど、
あれ、ほんのちょっと薄暗くしてライト照らすと超埃が舞い上がってる。
特に冬は厚手の服とか着るから、衣類の埃とか諸々。
そんなん言うてたら、何も食べられへんやんwなんやけどね、
けど、あれ目で見たら、やっぱし食えんよーになったorz

放射性物質も黄砂みたいに色が付いてたら、誰も嘘は吐けへんようになるやろうし、
無関心な人も意識するのにな。
口蹄疫の時みたいに、通行する車に目に見えんウイルスを洗浄してたように
対応してもらいたいけど、6号線開通を喜んでる人、復興の兆しと受けとってる人も居るから
封じ込めるっていうのは、差別になるんやろか?




※以下参照

◆MUさんのサイト「秦野環境保全フォーラム」内の「福島第一原発事故 空間放射線量測定記


福島県放射能測定マップ

◆原子力規制委員会 放射線モニタリング情報

◆農林水産省 農産物に含まれる放射性セシウム濃度の検査結果