2013-02-28

2013/02/22(金)大阪市会 民生保健委員会 小林道弘議員の質疑


2/22(金)大阪市会・民生保健委員会が行われたので、
瓦礫に関する部分のみ文字にしました。(聞き間違い等ご指摘下さい)

・2/27(水) 録画放映がアップされました(小林議員は01:22:55~)
・民生保健委員会の請願書及び陳情書

小林 道弘議員(OSAKAみらい 西成区):
自分のほうからも、今ずっと議論させて頂いております災害廃棄物関連についての質疑を
させて頂きたいと思います。
私のほうから、特に広域処理に係わる委託契約の中身、内容、若しくはそれの法的関係の、
どういうになってるのかいう事についての質疑をさせて頂きたいと思いますが、
まず最初に、昨年の9月なんですけれども、この当委員会で私のほうから広域処理に係わる補助金、
お金の流れについての質疑をさせて頂いております。
確かスキーム、フローチャートを作りながら、皆さんのほうにもお出しをさせて頂いて、
補助金、お金の流れについて質疑をさせて頂きましたが、
まずそこのおさらいをさせて頂きたいんですけれども、まず確認なんですが、
大阪市、本市で掛かった広域処理に関する費用というのは、
大阪府のほうに、その処理の費用の請求を行う。
大阪府のほうは、大阪市から上がってきた処理費用と大阪府が使った輸送料を合わせて、
岩手県のほうに請求する。そしてこの岩手県のほうは、当該の県内における、
例えば宮古市とか釜石とかいう県内の市町村に、その処理費用の請求を行う。
そして、今言ってる宮古市や釜石の県内の市町村は、
国、環境省のほうに処理費用の請求を行うというお金の流れになっていたかと思います。
ただ、このお金の流れの中で、非常に契約も二重契約があったりとか、
非常にグレーな契約があったりとかいう事で、
ましてや公的な資金がちゃんと使われているのかという問題があったかいうふうに、
私は思って、この辺の質疑をさせて頂きました。
そこで、今のは処理に係るお金の流れを大阪市のほうから、おさらいをしていったんですけれども、
そこでお伺いしたいんですが、今度はその広域処理に係る委託契約、
委託契約については、どういうスキーム、枠組、流れになっているのでしょうか

環境局技術監兼施設部施設管理課長 村上:
現在の大阪市の広域処理における契約につきましては、
まず市町村が地方自治法第252条の14に基づき、
東日本大震災で生じた廃棄物の処理に係わる事務を岩手県に委託しております。
岩手県は、その処理を廃棄物処理法に基づき、大阪府に委託しております。
現行制度においては、市町村が一般廃棄物の処理を委託する場合、
委託者が処理を再委託する事はは禁止されておりました。
しかしながら、今回の東日本大震災により生じた廃棄物の迅速な処理の推進の為、
東日本大震災によって甚大な被害を受けた市町村が発生した廃棄物の処理を委託する場合には、
平成26年3月31日までの間に限り、一定の基準の下で、
受託者が処理を再委託する事が出来る事とする特例措置が設けられております。
これにより、大阪府は本市に対し、処理を再委託しております。

小林議員:
結局ね、今の説明によりますとね、
この瓦礫とか、そういうふうな廃棄物の処理というのは、一旦受託を受けると、
これを自分ところで処理をするというのが基本で、
次のところに丸投げをしたら駄目ですよと。それはそこには責任性がなくなる。
無責任やから駄目ですよという事で、禁止されてるというのがあるんですよ。
今の説明でいくとね、実は今回この処理に関して三つの法律で流れてきてるんです。
一つは、被災市町村のほうから岩手県のところに、委託する時には地方自治法、
地方自治法によって、まずこの事が認められてきて、そして今度岩手県のほうから大阪府、
大阪府のほうに廃棄物を処理してくださいという、
これは廃棄物処理法に基づいて委託されたというのが今の説明なんです。
ですから、ここでまず第1回目なんです。岩手県のほうから大阪府に対して処理してくださいという、
この廃棄物処理法で1回目の委託なんです。
次、今度大阪府のほうから、本市、大阪市のほうに、次は廃棄物処理、処理法施行令という、
今度は法律が変わって、これ特例なんですね。
今回、普通はないんですけども特措法という形で、
これによって再委託を大阪市にしたという事で、これで2回目なんです。
本来ならば、再委託は駄目ですよというのが今の説明あったんですよ。
けども、再委託ほんまはあかんけども、今回は特別で期限付きで良いですよというのが、
今の説明であって、今回陳情書の中には、「大阪市が受けた今度処理した後の灰とかを
違うところの業者に委託してるでしょう」と。
という事は、「これは大阪市から委託してるもんやから、再々委託になるんじゃないんですか
これは再々委託というのは法律違反でしょう」という事で、今回陳情書上がってきたんですねぇ。
ですから、この問題について法的にどうなってるんでしょうか。
本当に再々委託となって、いわゆる法令違反になってるんでしょうか。

村上:
焼却処理によって生じた焼却灰の運搬業務、及び埋立業務委託について、
法律上禁止された再々委託であるとのご指摘についてでございますが、
廃棄物処理法により、一般廃棄物の処理を再委託する事は禁止されておりますが、
法解釈上の再委託とは、他の排出者から委託された廃棄物を委託された者自らが処分せずに、
他社にやらせる行為、いわゆる丸投げ行為の事であり、当該再委託行為を禁止する事で、
廃棄物の処理責任の所在を不明確にせず、適正な処理を行わせるようにする事にあります。
今回の広域処理における再々委託とは、再委託された者自らが、何らかの処理も行わずに、
他社に再々委託する事であり、本市が行っている焼却灰の運搬業務、
及び埋立処分業務委託は、本市自らが災害廃棄物の中間処理を行った後に、
発生した焼却灰の運搬等の業務を他社に委託しているものである事、
今回、本市が委託している焼却灰の運搬業務、及び埋立処分業務は、
廃棄物の焼却処分業務全体の内の一部分を委託しているもので、
丸投げ行為にはあたらない事から、再々委託には該当致しません
以上の通り、環境省に確認しております。

小林議員:
これですから、法的な解釈の違いですんで、私も法的な専門家じゃないんで、
市のほうは環境省のほうに確認して再々委託ではなかったというふうなお答えなんですよ。
今のところ、大阪市が業者に対して委託をして、業者が焼却処分をした灰とかも含めて、
大阪市が責任を持って、業者も含めて大阪市が委託されてるという認識だから、
大阪府が一旦受けた再委託を今度大阪市が次の所に再々委託しているにはならないですよと
いうふうな意味で良いんですね、今のは。
ですから、ここのところについてはね、私も正直申し上げてもう分かりません。
でも、やっぱり陳情者の方はおかしいんじゃないですかというふうに来てるんですね。
これについて、やっぱり僕は丁寧に調べて、
ましてやお答えすべき責任が大阪市にはあると思うんですよ。
まして今回、住民監査請求が出ております。
特に今回、この瓦礫処理、災害廃棄物処理にあたってはやっぱり公金が投入されるという事もあって、
しっかりと法律に基づいて、この事が行われてるのかという、
市民の皆さんの大きな大きな心配があるわけですから、
住民監査請求も出てきて、こういうふうな問題も出てきておりますんで、
今、村上課長は環境省も確認されたという事ですけれども、
この間の災害廃棄物の説明会の中でも、国の担当者のほうも再々委託ではないという
ご答弁もされてるようですが、やはりもう一度こういうふうな市民の皆さんの不安があるという事を
踏まえるならば、しっかりと法令違反になってないかという事は、改めて調べて頂くよう、
これはお願いをしておきます。
資料の配付
最後の質疑なんですけれども、この間、測定の事について何回か質疑もさせて頂きました。
去年の質疑の時には、確か資料の中で1mぐらいの所から空間線量を計るという器械と、
その現場の写真も資料と提出させて頂きながら確認をさして頂いたと思います。
ただ、今回この事についても陳情者のほうから、やっぱり空間線量は不安ですと、
つまり正確じゃないんですかという事が来てるんですね。
これは幾つかの方から私も色んな話を聞いたんですが、
やっぱり1m以上離れて外の空気中で計るという事は、もしもですよ、
「その場で万が一災害廃棄物から放射能関連の数値が出るようであれば、
これはこれはもう大変な事だと。とてもじゃないですけれども、もう焼却とか、
そんな問題以前に大きな事ですよ」というふうに言われたんです。
ですから、「今の計り方では出ていなくて当たり前なんです」というふうなんが、
陳情者のほうの説明やったんですね。
まず、この上のほうの段を見て頂きたいんですけども、
今言ったように、左側のほうに、「うん、空間線量は上がってない」というのは、
この辺で計るから、やっぱり上がっていないんやと。

真ん中に煙突があって、この出てる排ガスの200℃、ここで計ったら、
もっと正確なんが出るやろうというふうに考えておられるんですが、
ただ、200℃のところで、装置を持って行ったら、当然この装置はもう耐えられませんからね。
ここでは、絶対検出出来ませんというのが、これはまぁ当たり前だと思うんですね。
そこで、陳情者のほうは、どこで計って欲しいんかと言うてると、下の図なんですね。

これも何回か各委員のほうからも、今まで資料のほうは提出されておりました。
こういうふうな形の流れの中で、環境省のガイドラインに沿って、
現在こういうふうな作業を行ってますよと。
このプロセスの中で全部、放射能とかも心配ないようにしてますよーというふうな形での
作業なんですけれども、今回陳情者の方、この下の図の右側の丸で囲んだところ、
四角でAと書いてあるんですが、「ここで計ったら、まだ1m離れた空間線量で計るよりも、
確かな数字が出るんじゃないでしょうか、だからここで計って頂けませんか」というのが、
陳情者の陳情内容やったと思うんですけど、それで間違いなかったですかね。
はい。その事について、計って頂けませんかという事ですから、どういうふうにお考えでしょうか。

環境局施設部長 蓑田哲生:
環境省のガイドライン等に定められました放射能濃度の測定方法は、
JIS Z 8808 排ガスのダスト濃度の測定方法に準拠したものとなっております。
えー、ダストは濾紙部、ガス状はドレン部で捕集されまして、
濾紙部を通り抜けた微粒子についてもドレン部で捕集される為、
測定漏れはないものと考えられます
また、環境省がこれまでに実際の廃棄物処理施設で行った排ガス処理設備における
詳細調査におきまして、一定の濃度が検出されているバグフィルター、
または電気集塵機の入口の場合でも、サンプリング装置のもっと上流部の円筒濾紙で、
検出されており、その後のドレン部や活性炭部では検出されていないという事が確認されております。
尚、環境省のガイドライン等によります排ガス採取のサンプリング方法の有効性につきましては、
放射線の専門家である大阪府の検討審議会の、えー、委員の方々に、
専門家の見知からご見解を頂いておりまして、万が一ガス状セシウムが存在したとしましても、
測定装置の後段に設置されました活性炭部におきまして捕捉され、
このサンプリング方法で全く問題がないという見解も頂いております。
えー、昨年11月末に実施しました試験処理、及び、えー、2月1日から本格処理におけます
排ガス中の放射性セシウム濃度の測定結果は、全て不検出でございまして、
濃度限度を大幅に下回っておりまして、問題はございませんでした
この事から、排ガス中の空間線量率を測定致しましても、
バックグラウンドとの差はないと考えております
尚、おー、市民の声などにもございましたので、舞洲工場におきまして、
窒素酸化物等を監視する為に設置しております排ガス分析計の、えー、まぁ点検時にですね、
排ガスの一部をサンプリング致しまして、空間線量率を測定致しましたところ、
数字としまして0.04μSv/hという値でございました。
一方ですね、排ガス分析計の、その付近で測定致しました、えー、
空間線量率は、0.05μSv/hでございました事から、差は殆どなく、
排ガスによる空間線量率に変化はございませんでした

小林議員:
部長、それから局長ね、答弁じゃないんですよ。
つまりね、やっぱり今の部長の答弁でも色んな所で計ったけど、安全でしたと。
それならばね、市民の皆さんが本当に心配やから、こんな安全の担保をくれという事で、
色んな所で計ってくれいう提案をしてるんですからね、
そこはやっぱり真摯にね、答えるべきじゃないかなと思います。
これは強く要望させて頂きます。


─以上です。
委託契約については、1/16(水)の住民説明会でも質問出てたけど
環境省の坂口は「日本全国どこでも行われている事」て言い、
廃棄物処理法の考え方」やて言うてた。
この「考え方」て、今回も村上が発言してた法解釈上の再委託」と同様、
自分らの都合のええ「考え方」「解釈」の仕方なんやろ?

測定方法についても、ふざけてる!
小林議員も要望してたように、「提案してる測定方法」ですればええやん!
お前らの都合のええ専門家の見解なんかいらん!
このサンプリング方法で全く問題がない」て、
お前ら専門家自体が問題じゃ!

「瓦礫の全量検査してください」⇒「しません!」
「ここで測定してください」⇒「問題はない!」

全量検査したら、危険てバレるからやろ?
提案してるとこで測定したら、数値が上がるからやろ?
もう何を要望しても拒否!
ここまで何もかも拒否ってるくせに、まいどまいど言うてる事は↓

「市民の皆さま方の安全・安心の確保は最重要課題」
「市民の安全と安心が大前提」
やろ。
ほんまに最重要課題と思てんやったら、要望聞けよ!


2013-02-27

2013/02/22(金)大阪市会 民生保健委員会 加藤仁子議員の質疑



2/22(金)大阪市会・民生保健委員会が行われたので、
瓦礫に関する部分のみ文字にしました。(聞き間違い等ご指摘下さい)

・2/27(水) 録画放映がアップされました(加藤議員は57:06~)
・民生保健委員会の請願書及び陳情書

加藤 仁子議員(自民党 東住吉区):
廃棄物の瓦礫の薬剤、農薬散布の質疑についてお尋ね致します。
2月4日の、この民生委員会で我が党の北野委員が、
東日本大震災の廃棄物焼却等による環境保持に関する条例案について、
提案の主旨説明が行い、質疑が行われました。
残念ながら採択はされませんでしたが、この条例案の第4条では、放射性セシウムのみならず、
やはりアスベスト、PCB、砒素、六価クロムといった有害物質を定期的に測定して頂いて、
市民に公開しなければならないとされておりました。
我が党としては、こういった有害な物質に関しては、条例で測定と公開を義務づけるぐらいの事は
しなければならないと考えて、今なおそのように思っております。
ところで、条例案では、有害物質は、アスベスト、PCB、砒素、六価クロムと
限定しておりましたんですが、瓦礫の中に、今回色んな陳情の中で、
瓦礫の中に含まれる有害物質については、また一つ大きな問題が指摘されております。
これは今回の陳情書にも複数ありますように、岩手県の瓦礫に大量の薬剤や農薬が
散布されているというものでございます。
地震、津波の被災地では、初期の段階で病気の蔓延防止の為に、
消毒剤を大量に散布しましたけれども、その後大発生したハエを駆除する為に、
瓦礫の山に大量の殺虫剤が撒かれ、更に悪臭を消す為の防臭剤が散布されたと
書いてこざいます。
私もこの2011年の秋頃に、岩手のほうにも行かして頂きましたが、
もう殆ど瓦礫はなかったんですが、やはり海辺、海産物が多いという所もありましたんで、
臭いは本当に、まだまだございました。
そういう所で、陳情158号には具体的な薬品名として、岩手県ではスミチオン、サニタリーEP、
エアーケム805、スミラブ発泡錠、次亜塩素酸系消毒剤、逆性石鹸などが上げられております。
この件について、事実の確認をしたいと思うんですけれども、
実際に散布された事実があるのかどうか、
散布されたとしたら、どのような薬剤で、その量はどのくらいだったんでしょうか。

陳情158号:岩手県宮古地区から運搬された震災がれきに含まれる農薬の調査を行い、
結果が出るまで瓦礫の処理を中断することを要求する陳情書

環境局技術監兼施設部施設管理課長 村上:
岩手県に確認しましたところ、平成23年には、日本ペストコントロール協会において、
被災地支援として、害虫駆除や防臭を実施しておりますが、
本市が受入対象としております宮古市の廃棄物の仮置場は、浸水域にあり、
当時、周辺に生活者が居なかった事から、散布は実施しておりません。
平成24年は、宮古地区内の各市町村の一次仮置場と、
宮古市にある二次仮置場において、害虫が発生した場合に、殺虫剤としてサニタリーEP
悪臭が発生した場合に、防臭剤としてエアーケムを散布したとの事でございます。
散布頻度については、害虫等が発生したり、悪臭が酷くなった際に、
その都度散布しており、散布は廃棄物全体ではなく、害虫や悪臭の発生箇所に限って、
行われております。
それぞれの薬剤は説明書に従い、希釈して散布しており、その使用量については、
仮置場全体の総量として、サニタリーEPが990L、エアーケムが3,200kgであったと聞いております。
また、農薬については散布しておらず、あくまで殺虫剤と消臭剤を必要に応じて、
散布したとの事でございます。
尚、陳情書にありますスミチオン、スミラブ発泡錠、次亜塩素酸系消毒剤、
及び逆性石鹸などについては、使用されていない事を確認しております。

加藤議員:
この只今のご答弁によりますと、殺虫剤と防腐剤を散布したという事でございます。
今回、殺虫剤、防腐剤が散布された瓦礫を舞洲工場で焼却処理する事によりまして、
有害な物質が排出されるような事はないんでしょうか。
これ大変懸念されておりますんで、安全面に問題はないのかお答え下さい。

村上:
殺虫剤であるサニタリーEPでございますが、その主な殺虫成分は蚊取り線香などに
含まれているものと同様であり、哺乳類や鳥などの温血動物への毒性が低い事から
全国で広く使われております。
使用時は、水で希釈して噴霧するもので、概ね10日~2週間程度で
残留量が半減すると言われております。また、200℃で全て分解される物である為、
焼却炉の排ガスから殺虫剤が飛散する事はありません
また、防臭剤として散布したエアーケムは、天然植物性精油を原料とした消臭剤で、
食品工場や住宅など、広くさまざまな場所で使用されております。
植物精油が主原料である為、焼却すれば分解し、排ガスから消臭剤が出る事はありません
殺虫剤、防臭剤いずれに関しても、安全性に問題のない事を確認しております。

加藤議員:
何を聞いても安全ですっていうふうなんですね、
防虫剤であるサニタリーていうのは、蚊取り線香に含まれてるから大丈夫やと、
防臭剤としては天然植物性の油脂を使ってるから、それも焼いても大丈夫であると
いうふうな事で、これは本当に信じて良いんでしょうね?
一応信じさして頂きたいと思うんですけども、殺虫剤などについては今後やはり季節が、
今、冬から春、夏へと移り変わっていきますので、害虫が発生する恐れも考えられますから、
殺虫剤が必要になる事もあるでしょうし、気温が高くなると悪臭の懸念もあり、
防臭剤を散布する事も必要になるでしょう。
もし、噴霧した場合、残留量が半減する10日~2週間掛かるという事なんで、
これ、10日~2週間、この大阪に持ってくる事を留め置くという処置をして頂く事は、
出来ないんでしょうか?ちょっとお答え頂きたいと思います。

環境局施設部長 蓑田哲生:
先ほどもご答弁さして頂きましたように、焼却工場で燃焼致しますと、
900℃ぐらいの温度で焼却する事になりまして、物質はそれで分解を致しますので、
問題がないというふうに思っておりますので、あのー、撒かれても、
こちらに持ってこられても、特に問題はないというふうに考えております

加藤議員:
問題がないという事なんですけれども、私やっぱり問題、これは本当にないのかなあと
思うんですけれども、安全やいう事なんで、今後は私引き続いて環境省や岩手県に対して、
これから撒きはるんであればね、本当に人体に影響のないような段階の配慮を
して頂きますように、やはり強く申し上げておきたいと思います。
きちんと要望して、全てにおいて安全性の確認に万全を期すよう、
宜しくお願いしたいと思うんです。
環境局は、被災地の廃棄物について、安全に処理出来ると、
これまでも言い続けておられますけれども、PCB、砒素、六価クロムといった有害物質や
今回の殺虫剤にしても、これまで次から次へと色んな問題が生じてきております。
このような状況で、拙速にも2月1日から本格的な焼却を強行されております。
これから先、広域処理を続ける事によって、市民の健康に影響が出れば、
大変な事になるんですね。
今、私の手元にも、陳情書とは別に、瓦礫焼却処理中止という事で、
内部被曝とか、そういう危険性を知って欲しいとかいう、健康を害してるとか、
外国人が日本から、外国に住んでらした方が日本から離れていくというふうな事で、
2月13日~2月22日の間に、5,593筆もの署名が集められてるというのも手元に届いておりますし、
また、大阪瓦礫焼却による健康異変報告というのも届いております、このように。
この数といいますのは571人、これも十日間なんですけども、571人でございまして、
喉の痛みとか、目とか、そして頭痛とか咳とか、鼻水、クシャミ、そういうものが
こう出てきているっていうふうな、この焼却がされてから、
そういうふうな被害が出てるという事になっております。
これ、局長、お渡しします。読んで頂いて下されば良いと思います。

─(笑)

加藤議員:
…見て頂ければと思います。
やっぱり今後も引き続いて全ての安全性について、十分な確認をして頂き、
速やかに情報を開示して頂きますように、切に要望しておきます。
そして先ほど、井戸議員が仰いましたように、
焼却、広域処理の枠を本当に広げて頂けるんであれば、
大阪、少しでも少なくて処理出来ると思います。
そういう事で、やはり国のほうに申し上げて頂きたい。
私たちも自民党と致しまして、国のほうにも、そのような事を申し伝えさせて頂きますので、
宜しくお願い申し上げます。

次に、PM2.5の対策についてお聞きしたいと思います。
今年に入ってから、テレビや新聞紙上などで、中国北京の大気汚染の状況が
よく取り上げられるようになりました。
今年の中国の冬は、非常に厳しい寒さが続いている事から、石炭を燃やす事による
暖房利用や自動車の排出ガスなどが大きく影響していると報道されております。
お隣の国でありながら、大変な事になっているなあ、日本も何十年も前は、
こんなような状態だったんかなあと思ったりもするんですけれども、
そうじゃなく、一方では西風に乗って、これらの大気汚染物質が日本国にも
影響を及ぼしている可能性があると聞き、非常に不安に思っております。
その正体とは、もの凄い小さな微小粒子物質であるPM2.5だっていう事ですけれども、
特に小さなお子さんや高齢者の方々、また呼吸器系に疾患をお持ちの方については、
注意する必要があるとの事だそうです。
また、九州地方では、呼吸器系の患者さんが増加している事例とか、
実際に、自動車のボンネットや洗濯物や物干し竿などに、
細かい塵が付いている事例が報道されているなど、
健康影響のみならず、私たちの市民生活にも大きな影響を及ぼしかねないと考えております。
更に、大阪市環境局は、各区役所においても市民の方々から、
PM2.5の汚染状況などに関する問い合わせや不安の声が数多く寄せられていると聞いております。
そこで環境局にお伺いしたいんですけど、先ほど申し上げましたPM2.5は、
そもそもどのような物質なんでしょう。
局長見解では仰っておられたんですけど、再度確認致します。
大阪市における現在のPM2.5の観測体制は、どのようになっているんでしょうか。
そして、更に陳情書では我孫子中学校での、私の直ぐ隣です。
多賀谷議員の居る、住吉の所にございます観測データーで、
空気60μg/m3という数字が出てるんですね。
これについて市民としては、どのように評価すれば良いんでしょうか。
また、環境省のそらまめ君というのを見ますと、ご存知ですね?そらまめ君、
可愛い名前でしょ、空をマメに監視するという事で、そらまめ君というらしいです。
そういう、そらまめ君を見ますと、地図上に真っ赤に表示されてるのをよく目にします。
今日も私、出る前に見て来ましたら、真っ赤でした。
近畿地方が真っ赤でした。これはどういう事なのでしょうか。
これらの点につきまして、お聞かせ頂きたいと存じます。

技術監兼環境管理課長 大石 一裕:
微小粒子状物質、いわゆるPM2.5につきましては、
大気中に漂う粒径2.5μm以下の粒子でございまして、従来から環境基準を定めて、
対策を進めて参りました。
いわゆる粒径10μm以下の粒子である浮遊粒子状物質、
いわゆるSPMの中でも小さな粒子でございます。
また、人の髪の毛の30分の1程度の非常に小さな粒子であるが故、
人の肺の奥深くまで入りやすく、肺癌、呼吸器系への影響に加え、
循環器系への影響も懸念される物質でございます。
我が国におけますPM2.5の環境基準についてでございますが、
平成21年9月に新たに設定され、その内容は一年平均値が大気15μg/m3以下であり、
かつ一日平均値が35μg/m3以下である事とされてございます。
PM2.5の発生源と致しましては、先ほど局長見解にもございましたように、
ボイラーなど煤煙を発生する施設やコークス路等の粉塵を発生する施設、
また、自動車、船舶、飛行機などの人為的な発生源に加えまして、
土壌や海洋、火山等の自然起源の物もあり、多種多様な発生源がございます。
PM2.5の観測体制の構築についてでございますが、国が定めた
大気汚染防止法第22条の規定に基づく大気の汚染の状況の常時監視に関する事務の処理基準
いわゆる、事務処理基準に基づき行われる事とされており、
その内容と致しましては、まず平成22年度から3カ年、すなわち24年度を目途に、
PM2.5の自動測定器の整備を図る事としており、またその整備局数につきましては、
人口や面積要点などを考慮し、設定する事とされており、当該基準に基づきますと、
本市域では、12局の観測体制の整備が必要となってございます。
本市におきましては、当該事務処理基準に基づき、平成22年度からPM2.5自動測定器について、
着実に整備を進めてきており、平成22年度に3局、23年度には6局、
そして24年度末には3局を整備し、必要局数12局について整備を完了する事としております。

次に、陳情書にございます2月1日の我孫子中学校におきましては、
同日20時に、大気1立方メートル当たり64μg、21時には60μgと、一時間値と致しましては、
比較的高い濃度が観測されてございます。
しかし、PM2.5の環境基準の内、短期基準と致しましては、一日平均値が35μg以下となっており、
あくまで一日平均値で評価する事とされておりますので、一時間値は環境省においても、
現時点では参考値扱いとされてございます。
ちなみに、我孫子中学校における2月1日のPM2.5の一日平均値は39.5μgで、
環境基準値である35μgを超過してございますが、1月中旬から2月中旬において、
我孫子中学校で環境基準を超過したのは、この2月1日の一日のみでございます。

したがいまして、一時間値が多少高い数値があったケースでも、
一日平均値が環境基準を下回る場合もございます。
尚、本年1月中旬から下旬を中心とした大阪市域のPM2.5の濃度レベルは、
過去に観測された変動の範囲内であり、特段突出したものとなっている状況ではございません。

また、環境省のそらまめ君の表示で赤く表示される場合がございますが、
これは一時間値が36μg/m3以上となった場合、そのように表示されるものでございまして、
先ほど申し上げましたが、一時間値については、現時点ではあくまでも参考値扱いとされており、
赤く表示されたからといって直ちに環境基準を超過したという事ではございません
本市と致しましては、今後ともPM2.5に係る自動測定器、
及び成分分析調査に係る観測データーの蓄積などを通じて、国や近隣自治体と連携して、
PM2.5に関する知見の集積に努めると共に、対策の検討を進めて参ります。

加藤議員:
只今、環境局の説明をお聞きしましたように、PM2.5って大変怖いもんやなあと思います。
肺癌とか呼吸器系、循環器系に影響を及ぼすという事で、
大変疎かに出来るものではないという事です。
次に、必要な事は、我孫子中学、これ一時間が35μg以上であったとしても、
一日平均が35μgでなければ基準値やっていうふうに言われるんですけど、
やっぱり赤い表示が出た場合、やっぱりお子さん持ってらっしゃる方ていうのは、
大変怖がられると思います。
次に必要な、そういう時に必要な事は、PM2.5への対応だと思うんです。
特に、来月から中国大陸からの大気汚染や黄砂の影響も囁かれる中で、
一自治体のみならず、国を挙げての対策が必要とされていると考えております。
先日、2月18日には、環境省におきましてPM2.5に関する自治体連絡会が開催され、
本市も参画したと聞いております。
そこで、PM2.5に対して、今後国においてはどのように取り組もうとされているのか、
また大阪市としては、今後どのように対応されるのかについてお尋ね致します。

大石:
PM2.5に関する当面の対策についてでございますが、国におきましては、
去る2月13日に大気汚染及び健康影響の専門家によるPM2.5に関する専門家会合を開催し、
PM2.5による大気汚染の現状や影響評価、並びに今後の対応について検討すると共に、
2月18日には、PM2.5による観測データーの共有や情報提供について、
関係自治体との連携を強化する為、PM2.5に関する自治体連絡会を開催し、
本市も参画してございます。
環境省では、PM2.5による大気汚染への当面の対応として、国内の観測網の充実
専門家会合による検討、国民への情報提供、対中国技術協力の強化の4本柱を設定し、
対応する事としております。
まず、国内の観測網の充実では、国の大気汚染常時監視に係る、いわゆる事務処理基準に基づく
全国の必要測定局数は、約1,300局とされておりますが、
国によりますと、平成24年度末の見込みでは約560局、約43%に留まるという事であり、
今後、各自治体に対し観測体制の整備の充実について、
あらゆる機会を捉まえて要請していく事としております。
尚、本市では事務処理基準に基づき、24年度には一定整備を完了する事としております。

また、国民の方々が一番不安に思われている大気汚染や健康影響については、
2月18日に第二回の専門家会合が開かれ、主にPM2.5の濃度が高くなった場合における
注意喚起等の指針案について議論されたと承知してございます。
環境省では2月中を目途に取り纏めるとしてございます。
本市におきましては、国における検討状況を十分に踏まえつつ、PM2.5に関する健康への影響や
注意喚起等に関する市民の方々や学校等への情報の提供のあり方など、
例えば子供たちや呼吸器系疾患をお持ちの方、更には高齢者の方などが、
PM2.5の高濃度時に、どのような行動を取ったら良いのかなど、
本市としての対応について、健康局など関係局との検討を始めており、
大阪府等とも連携協力をしながら、適切に対応して参りました。
更に、本市では既にホームページ内にPM2.5を含めた大阪市内の大気汚染状況を開設し、
大阪府や環境省とのサイトとリンクする事により、
リアルタイムにデーターをご覧頂けるようにすると共に、
一日平均値の動向を定期的に公表するなどしてございますが、
今後ともグラフやイラストを活用するなど、市民の皆さまへ、より分かりやすく、
丁寧な情報の提供を行う為、一層の改良に努めて参ります。

加藤議員:
有難うございます。
要望でございますけれども、PM2.5っていうのは今聞きましたように、
やっぱり子供さん、小さな子供さんや高齢者の方、また呼吸器系に疾患をお持ちの方については、
注意を要するという事でございますんで、宜しくお願いしておきたいと思うんです。
例年、春には黄砂や花粉が観測されて、それに加えて中国大陸の激甚な大気汚染の影響で、
相乗的に悪くなるのではという懸念もございます。
先ほど、国における動きにつきましても、PM2.5が高濃度になった場合における外出自粛などの
注意喚起などの指針の策定も検討されているとの事です。
大阪市におきましても、昔、光化学スモッグっていうものがございました。
それと同様に、市民の方々への情報提供だけでなくて、
特に将来世代を担う子供たちの健康を害する事がないように、PM2.5の濃度が高い時には、
体育などで校庭で授業してたり、外で遊ぶっていうふうな活動をする事を控えるような、
また、市民に対しも外出の自粛を呼び掛けるなど、市民の健康に配慮した適切な対策を
取られるよう、切にお願いしておきます。
そして、先ほども公明党の土岐委員が、このPM2.5が瓦礫と因果関係について質疑がございました。
お答えは、因果関係は全くないという事なんですけれども、多くの方々が健康悪化などの
症状を訴えておられる事も鑑みて、環境基準より低いからと放置しておくのではなく、
大阪市として、敏感に観測して頂いて、そして市民の不安を本当に取り除くように、
しっかりと考えながら行動して頂くように要望致しまして、この質問を終わらせて頂きます。


─以上です。
加藤議員の「何を聞いても安全です」
ほんま、アホの一つ覚えかよw
コイツらは「安全」ちゅう回答の為にしか頭使てへんな。
市民の安全が一番なら、普通は危険かも?て事から調査して検討するのに
答えは「安全です」て決まってるから、安全て納得させる為のデーターしか出せへん。
井戸の言うてた「労力」ちゅうのは、安全て思わせる為の資料集めやろ。

ちょっと順番バラバラやけど、
バグフィルター、ラボ実験、防潮堤、コスト、広域処理必要量、医師の立場からの意見書、
公開質問状、陳情書、署名、放射能以外の有害物質、補正予算等の組替動議、
公開討論会要望、市民以外の説明会要望、廃棄物焼却等による環境保持に関する条例案、
殺虫剤・防虫剤、健康変化報告、PM2.5・・・
などなど、もう何言うても、何しても「安全」やねん。

多分、もう安全か危険かなんかどうでもええんやろ。
とにかく焼きたい!それしかないんやろ。
どーせ責任取らんでもええ思てるし。

PM2.5の指摘にも「参考値扱い」とか
一日だけしか平均値超過してないから
「過去に観測された変動の範囲内」とか言うてるけど、
瓦礫とは関係ないって事を言いたいが為に
「直ちに環境基準を超過したという事ではございません」
直ちに超過してるやろ。
一日の半分高濃度でも、一日平均値35μg以下やからって、薄めるから安全!と同じやん。
PM2.5上昇の事実も、体調変化の報告も
「瓦礫焼却によるかもしれない」て言うから、「因果関係ありません」なんやろ?
ほんまに全く関係なかったら、大騒ぎになると思うけどな?
原因不明の体調変化が流行したら、マスゴミも黙ってへんやろ?
結果的に瓦礫と関係なかったとしても、報告受けたら調査するのが行政の仕事やろ!
お前らが生活してるお金は市民の税金ちゅう事を忘れてへんか?
その市民が健康被害を訴えてんやから窓口作って調査せーや!
風評被害より実害じゃ!


2013-02-25

2013/02/22(金)大阪市会 民生保健委員会 土岐の質疑


2/22(金)大阪市会・民生保健委員会が行われたので、
瓦礫に関する部分のみ文字にしました。(聞き間違い等ご指摘下さい)

※2/27(水)追記:
・2/27 録画放映がアップされました(土岐は43:40~)
・民生保健委員会の請願書及び陳情書


土岐 恭生(公明党 鶴見区):
私のほうからも震災瓦礫についての質疑を何点かさして頂きたいと思いますけども、
今月4日の当委員会におきまして、東日本大震災の廃棄物焼却等による環境保持に関する
条例案に係る審議があったわけであります。
で、まぁ私は当委員会におきまして、今回の広域処理に関しては、
安全性の確認が最も重要であるという事から、放射性セシウムの濃度や
或いはこの空間線量率の測定箇所、更にはその頻度について具体的な確認を
さして頂いたところです。
現在、あのー既に2月1日から舞洲工場で本格焼却が開始されていますけれども、
始めにですね、まず現在の測定結果がどのようになっているのか確認をしたい思います。
また併せてですね、この有害物質など、放射能に関する事以外、
それ以外の事についても測定をされてるのか、
また、それら得られた測定結果はですね、全て公開すべきであると思いますけども、
現状どのようになっているのかお聞きしたいと思います。

村上:
本格処理における放射性セシウム濃度と空間線量の測定箇所と頻度につきましては、
大阪府が策定した大阪府域における東日本大震災の災害廃棄物処理に関する指針
並びに本市が策定した
東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理に係る労働安全衛生指針
基づいて測定を実施しております。
舞洲工場におきましては、今年度は排ガス、主灰、飛灰につきましては週1回。
排水、排水汚泥につきましては月1回、放射性セシウム濃度の測定を行います。
また、敷地境界、焼却炉周辺、灰ピット周辺、プラットホーム周辺、
その他工場内の各所において、毎日空間線量率の測定を行います。
北港処分地におきましては、今年度は処分地からの排水に関して、原水、及び放流水、
排水汚泥について週1回、放射性セシウム濃度の測定を行います。
また、敷地境界、埋立区画、受入施設の敷地境界等において、
毎日、空間線量率の測定を行います。
放射能濃度以外に関しましては、受入る廃棄物中の砒素や六価クロム等、
有害物質の溶出試験のほか、排ガス中の砒素や六価クロム等の有害物質濃度、
及びアスベスト濃度測定を実施し、焼却灰につきまして、PCB、砒素、六価クロムについて、
今年度中の溶出試験の実施を予定しております。
放射能濃度の測定結果についてでございますが、
舞洲工場では、2月4日に測定しました排ガス中の放射能濃度は、
1号炉、2号炉とも不検出となっており、また、主灰、排水、排水汚泥共に不検出でした。
飛灰につきましては、24Bq/kgで基準値を大幅に下回り、
安全に処理出来ている事を確認しております。
また、北港処分地では、2月7日にサンプリングしました原水、放流水、
排水汚泥共不検出となっております。
空間線量率については、舞洲工場、北港処分地共、バックグラウンドの数値と大差はなく、
受入による変化はありませんでした。
尚、これらの測定結果につきましては、既に本市ホームページで公表しており、
今後も測定結果につきましては、速やかに公表して参ります。

土岐:
えー、只今の答弁ではですね、測定結果には、まぁ問題がないというような事で
ありましたけれども、万が一、測定結果でですね、異常なデーターが出た場合は、
これはもう即座に中止をしていくべきであると考えますけれども、
その見解は、あの確認したいと思います。
また、この測定結果でね、いくらデーターによって安全だというふうに言われてもですね、
やっぱりこの不安に思っていらっしゃる市民の皆さまにとってはですね、
なかなかそれだけでは、その不安というものを払拭されないと思うんですね。
で、えー、2月4日の先ほど申しました条例案の審議の時にもですね、
問題が起きた時の国、或いは府、市の責任についても議論致しましたけれども、
今回のこの広域処理については、大阪市としても被災地の求めに応じて、
廃棄物の受入を決めたという事でありますから、なんでもこの国の責任という事だけではなくて、
まぁ風評被害についても、大阪市としてですね、責任を持って対応して、
市民の皆さんのこの不安を払拭する事に努めるべきではないかと、
このように考えますけども、この点いかがでしょうか。

環境局施設部長 蓑田哲生:
安全には万全を期しておりまして、これまで11月29日、30日の試験焼却や、
先ほどご答弁致しました本格焼却に入りましてからの、あらゆるデーターを見ましても、
安全に処理出来ている事を確認しておりますが、万が一、例えば異常な数字が出るなど、
問題が生じました場合には、直ちに受入を中断致しまして、原因を究明した上で、
本市として、適正かつ厳格に対応して参ります。
また、風評被害についてでございますけれども、環境省におきましては、
広域処理に関連した風評被害に関する環境省相談窓口を設けまして、
国への相談等に対して、一元的に対応する事としておりまして、
風評被害による損害が生じた場合は、ご相談の上、国として責任を持って、
これを回復する為の可能な限りの対策を講じる事としております。
本市と致しましても、まず風評被害が生じないように、不安を払拭して頂けるよう、
あらゆるデーターは速やかに公表すると共に、丁寧なご説明にと努めまして、
万が一問題が生じました場合には、そのご相談に応じまして、環境省、大阪府と連携しながら、
しっかりと対応させて頂きたいと考えております。

土岐:
ところでですね、今回の陳情の中にも出ておりますけれども、
いわゆるこのPM2.5について少しお聞きしたいと思います。
いわゆるこの震災廃棄物の焼却とですね、PM2.5との関係でございますけれども、
この事は、1月16日の此花区民センターでの住民説明会で、
その時にですね、試験焼却の時に、PM2.5が上昇したと、この震災廃棄物を焼却した為にね、
PM2.5が上がったのではないかと、こういう質問があったと。
私もこれ行かして貰ったんですけども、そこでですね、この本格焼却を続けても、
PM2.5の上昇は本当にないのかどうか、大丈夫なんかどうかですね、
これをお聞きしたいと思います。
えー、またこのPM2.5の増加はですね、震災廃棄物の焼却とは関係ないという事を
科学的に説明出来るのかどうか、お聞きしたいと思います。

村上:
大気中に浮遊する粒子状物質の内、特に粒径の小さい2.5μm以下の粒子状物質である、
いわゆるPM2.5につきましては、火山活動などの自然起源、工場や自動車からの排出ガスなどの
人為起源、更には海外からの移流など多様な排出源がございます。
舞洲工場では、ゴミの焼却に伴い発生する煤塵等については、
バグフィルターを始め、高度な排ガス処理設備において除去されます。
昨年11月29日、30日に舞洲工場で実施した試験焼却では、
大阪市の通常ゴミを焼却した1号炉と被災地の廃棄物を20%混焼した2号炉共、
排ガス中の煤塵濃度は不検出となっており、そのほか硫黄酸化物や窒素酸化物などについても
1、2号炉共、変わらないテーターであった為、被災地の廃棄物による変化はありませんでした。
また、大気常時監視データーでは、西日本の広い地域で同様の傾向を示している事から、
何らかの広域的な現象があったものと推測される事、
試験焼却開始の11月29日、9時45分より早い28日夕刻頃から、濃度の上昇傾向が見られ、
最後の被災地廃棄物が投入された11月30日午後5時30分よりも前に
濃度低下を示している事からも、試験焼却による影響とは考えられません
加えてPM2.5の一日平均値を見てみますと、市内における一般環境大気測定局5局の平均値は、
被災地の廃棄物を焼却していない12月から1月下旬に掛けて、
3~34.4μg/m3の間で変動しておりました。
1月30日から本格焼却を開始した2月1日に掛けて、31.8~36.3μg/m3という値となっておりますが、
2月2日以降につきましては、7.3~22.1μg/m3の間で変動しております。
いずれにしましても、舞洲工場での被災地の廃棄物の試験処理が、
PM2.5の上昇の原因とは考えられません

土岐:
えー、いずれにしましても、今回の広域処理についてはですね、
安全性の確認について、その結果を速やかに公表をして、
そして、このデーターを積み重ねていくという事が市民の皆さまの安全・安心に
繋がるのではないかと、このように考えておるわけです。
したがって今後も手を抜くことなくですね、状況の把握に努めて頂いて、
あらゆるデーターを適切に公表するなど、情報公開の徹底に努めて貰いたいと思います。
で、えー、また併せて先ほども質疑ありましたけども、被災地からの広域処理量、
この要請ですね、についても国、岩手県とも十分に調整を行って、
状況の把握に努めて頂くよう要望して終わります。


─以上です。
「なんでもこの国の責任という事だけではなく」て、
公明党も責任を問われるのん忘れてへんか?
「市民の皆さんのこの不安を払拭する事に努めるべきではないか」
他人事かよ!
そうやって、いかにも市民側に立ったような言葉並べるくせに
いざ採決になったら橋下のイエスマン!
辻のツイもいつも他人事!
金沢はラボ実験まで提案して、11/13(火)の住民説明会で20分も喋ったくせに!
しかも、その説明会で
50Bq入れて、どう出るんか、やって頂く。
絶対にやらないと安全性が確保出来たとは言わないように』とまで言うたくせに
採決になったら橋下様に尻尾フリフリ~
環境局は安全性が確保出来たて言うてるけど、どないすんの?
で、1/31(木)大阪おかんの会さん主催 大阪市民勉強会で、
金沢は、大正区に防潮堤やる言うたよなあ?
25年度の予算の時にでもドヤ顔して発言するつもりか?
コイツら公明党議員は、いざとなったら裏切り続ける屑!ちゅうのを
自分ら自身が示してるちゅう自覚持ったらどやねん?

村上、「何らかの広域的な現象があったものと推測」て、何の現象やねん?
試験焼却日時とピッタリ合わんでも、焼却日に上昇してた事実に変わりない。
「被災地の廃棄物の試験処理がPM2.5の上昇の原因とは考えられません」
勝手に言い切るな!



2013/02/22(金)大阪市会 民生保健委員会 井戸の質疑


2/22(金)大阪市会・民生保健委員会が行われたので、
瓦礫に関する部分のみ文字にしました。(聞き間違い等ご指摘下さい)

※2/27(水)追記:
・2/27 録画放映がアップされました

・民生保健委員会の請願書及び陳情書
・井戸の配付資料


環境局長 玉井 得:
引き続きまして、環境局関連の陳情書に対する見解を申し上げます。
まず、東日本大震災により生じた廃棄物の広域処理に係る陳情書関連についてでございますが、
平成23年3月に発生致しました東日本大震災において、地震による大規模な津波により
膨大な廃棄物が発生しております。
本年1月25日の環境省の発表では、震災から2年を迎えようとしている今日においても
岩手、宮城、福島の被災3県の沿岸市町村で発生した1,628万tという大量の廃棄物の内、
処理済となっておりますのは、715万tで全体の44%に留まっており、
各被災地におきましては、廃棄物の存在自体が復興の妨げにもなっております。
各被災地におきましては、廃棄物が山積みにされた仮置場において、
火災の危険性や衛生上の問題がある事から、生活環境保全上の観点においても、
廃棄物の迅速な撤去・処理が求められているところでございます。
広域処理の受入につきましては、1都1府11県の58件において実施されておりますが、
今後のその必要量は、処理対象量の精査、県内処理の拡大により、
現在、岩手県で約30万t、宮城県で約39万tの合計69万tとなっております。
岩手県におきましては、災害廃棄物処理詳細計画により、処理方法等の詳細を定めており、
県内の既存の廃棄物処理施設を最大限活用すると共に、仮設焼却炉2基、
破砕選別施設を地域ごと9カ所の二次仮置場に設置し、県内処理を最大限進めておりますが、
尚、処理が間に合わない分について、広域処理を活用する方針としており、
本市を含めた自治体により広域処理を進める計画としております。

一方、1月25日に石原環境大臣より大阪市長宛の東日本大震災に係る災害廃棄物の
進捗状況・加速化の取組の策定及びこれを踏まえた広域処理の協力要請についての文書を
受領致しました。この中で本市における広域処理の協力が不可欠とし、
引き続き広域処理の着実な実施について、改めて協力要請があったところでございます。
また被災地においても復旧・復興に向け、廃棄物の早期の処理を望んでおられます。
本市と致しましては、環境省、大阪府と共に安全性について十分に議論をし、確認をした上で、
戦略会議において、受入の方針を決定し、市会におきましても、この間ご議論を頂き、
岩手県内で発生した主に木屑等を中心とする廃棄物を、可燃物を大阪府が舞洲工場まで運搬し、
焼却の上、その焼却灰を北港処分地へ埋立処分する事と致しました。
本格処理に先立ちまして、昨年11月29、30の両日に試験処理を実施し、
安全性の確認を行って参りました。
試験処理での各測定結果でございますが、
飛灰の放射性セシウム濃度は、大阪市の通常ゴミに岩手県の木屑等を中心とする可燃物を
概ね20%混合して焼却した灰が38Bq/kgで、大阪市の通常ゴミのみを焼却した灰は37Bq/kgと
同程度であり、基準を大幅に下回っておりました
また、排ガス、排水、排水汚泥、焼却主灰の放射性セシウムは検出されませんでした。
また、排ガス中のアスベストも検出されず、煤塵や六価クロム等の重金属類についても
基準値を大幅に下回っておりました

次に、市民の皆さまへのご説明についてでございますが、
舞洲工場、及び北港処分地の地元である此花区民の方を対象とした住民説明会のほか、
此花区連合振興町会長会議や区政会議等において、
ご説明と意見交換を行うなど、地元の方々への説明に努めて参りました。
一般市民向けの説明会につきましては、8月30日に中央公会堂において開催致しましたほか、
被災地の廃棄物を受入るにあたっての港湾積替施設を中心とした説明会
また試験処理についての説明会を開催し、本年1月16日には、この試験処理結果と
本格受入についての住民説明会を開催致しました。
併せて、舞洲・夢洲地区にある企業向け説明会を4回開催を致しております。
10月には本市の研究機関である環境科学研究所において、
放射性物質の測定方法に関する確認について実験を行い、
環境省のガイドライン等による排ガス採取のサンプリング方法の有効性を確認致しました。
尚、説明会等で頂きましたご質問の主旨と回答は整理の上、本市ホームページに掲載を
致しますと共に、当日の様子については、動画にてご覧を頂けるようにしております。
今後も広く市民の皆さまに知って頂きますよう、情報発信に努めて参ります。
漁業従事者への説明につきましては、大阪府においてこれまで6回、
大阪府漁業協同組合連合会に対して説明を行っており、
特に7月31日には大阪府知事も出席して意見交換が行われ、
主に風評被害の対応について説明をされました。
本市におきましても大阪市漁業協同組合、大阪住吉漁業組合に複数回ご説明を行って参りました。
今後も必要に応じて、ご説明を致して参ります。
これらを踏まえまして、1月23日には、岩手県からの運搬を開始し、
大阪府と共に、2月1日から本格焼却を始めさせて頂いたところでございます。
2月15日までに、約1,600tが舞洲工場に搬入されております。

また放射能濃度の測定結果でございますが、舞洲工場で2月4日に測定致しました排ガス中の
放射能濃度は、1号炉、2号炉共に不検出となっており、
また、主灰、排水、排水汚泥共に不検出でした。
飛灰につきましては、24Bq/kgで基準値を大幅に下回り、
安全に処理出来ている事を確認致しております。
併せまして、10月1日より大阪市内の全24区において、空間放射線量率を測定し、
ホームページで公表致しております。いずれに致しましても、
市民の皆さま方の安全・安心の確保は最重要課題と考えておりますので、
受入、焼却、埋立、全ての過程において、大阪府、大阪市で確認をし、
安全性には万全を期すと共に、全ての情報は速やかに公開して参ります。
今後、岩手県宮古地区の宮古市、岩泉町、田野畑村の木屑を中心とする可燃物を
36,000tを上限に処理する予定としております。

風評被害についてでございますが、今回受入対象としている廃棄物は、
放射性セシウム濃度が不検出、または低い物に限っており、
科学的にも安全に処理出来る事が確認されている物ではありますが、
環境省においては、広域処理に関連した風評被害に関する環境省相談窓口を設けて、
国への相談等に対して、一元的に対応する事としており、
風評被害による損害が生じた場合は、ご相談の上、国として責任を持って、
これを回復する為の可能な限りの対策を講じる事としております。
本市と致しましても環境省、大阪府と連携しながら、
まずは風評被害が生じないように、不安を払拭して頂けるようご説明を致しますと共に、
万が一問題が生じた場合には、その相談に応じ、しっかりと対応させて頂きます。
また、広域処理以外の支援につきましては、
本市ではこれまでさまざまな支援を行って参りました。
引き続き被災地の復興支援に向けまして、個別具体的な要請があれば、
関係局と協議をし、可能な限り支援をしていきたいと考えております。

次に、陳情第136号、大阪府下全域のPM2.5の核種を調べて欲しい陳情書
及び第212号、大阪市の大気測定監視と市民への注意換気の徹底に関する陳情書
についてでございますが、微小粒子状物質、いわゆるPM2.5につきましては、
粒径が2.5μm以下と非常に小さな粒子である事から、肺の奥深くまで入りやすく、
肺癌、呼吸器系への影響に加え、循環器系の影響が懸念される事から、
我が国では平成21年9月に環境基準が設定され、以降各自治体において、
常時監視体制の整備が進められているところでございます。
本市では、大気汚染防止法第22条の規定に基づく大気の状況の常時監視に関する事務の
処理基準に基づきまして、平成22年度からPM2.5の自動測定器の配置など、
常時監視体勢の整備を進めてきており、平成22年度に3局、23年度に6局、本年度中に残る3局を
整備し、合計12局においてPM2.5に係る自動測定器の整備を完了する事としております。
また、PM2.5を発生する物と致しまして、ボイラーなどの煤煙を発生する施設や
コークス炉など粉塵を発生する施設、更には自動車、船舶、飛行機などの人為的な物に加え、
土壌や海洋、火山等の自然起源の物もあり、多種多様な発生源がございます。
したがってPM2.5削減対策と致しましては、当面は中央環境審議会の答申にもございますように、
これまで実施してきた工場、事業場に係る固定発生源対策や自動車など移動発生源対策等
従来の浮遊粒子状物質対策を着実に推進を致して参ります。
本市では、効果的なPM2.5対策の検討の為、国や近隣自治体と連携しながら、
平成23年度から、アルミニウムや鉄、有機性炭素などの成分分析に着手を致しております。
これを継続的に実施する事で、発生源の経年的な推移や対策の効果の検証に関する知見を
得る事も可能となり、今後とも国等々協力しながら、PM2.5の成分分析結果を元に、
発生源寄与割合の推計、いわゆるインベントリの精緻化など、
発生源対策の検討に取り組んで参ります。
平成23年度の成分分析におきましては、セシウムを分析項目とは致しておりませんが、
今年度当初からは、セシウムも項目に加えて分析を実施しており、
本年3月末には、分析結果に係る報告書が提出される予定でございます。
一方、大阪府立公衆衛生研究所においては、
雨、粉塵などの定時降下物に含まれるヨウ素131やセシウム134、セシウム137の放射性物質核種を
定期的に測定されており、直近のデーターでは、平成24年12月3日から本年1月4日までに
採取された定時降下物中の放射性物質核種は検出されておりません。

最近のPM2.5の状況についてでございますが、本年1月の中旬、並びに1月下旬を中心として、
九州地方から関西地方に掛けての西日本の広い範囲で、
PM2.5の環境基準である、日平均値大気35μg/m3以下を超過するなどの高濃度現象が
観測されておりますが、大阪市域におきましては、過去に測定された濃度範囲内の変動であり、
突出したデーターは観測されておりませんが、今後ともその濃度数の変動に注視をして参ります。
一方、国におきましては2月13日に、大気汚染及び環境影響の専門家による
PM2.5に関する専門家会合を開催し、PM2.5による大気汚染の現状や影響評価、
並びに今後の対応について検討すると共に、18日には、PM2.5による観測データーの共有や
情報提供について、関係自治体との連携を強化する為、PM2.5に関する自治体連絡会を
開催しております。
尚、この問題は広域的な視点から対応する必要がある事から、関西広域連合を通じて、
本日付で国に対しまして、PM2.5の健康影響に関し、早期に具体的で分かりやすい情報発信を
行うなどについて申し入れを行ったところでございます。
併せまして、本市におきましては、PM2.5に関する健康への影響や
学校などへの情報提供のあり方など、本市としての対応などにつきまして、
関係局との議論を始め、検討を進めているところでございます。
また、本市ホームページ内にもPM2.5を含めた大阪市内の大気汚染状況を開設し、
大阪府や環境省のサイトとリンクする事により、
リアルタイムにデーターを確認出来るようにすると共に、日平均値の動向を
定期的に公表するなど今後とも市民の皆さまへのより分かりやすい、かつ効果的な情報提供に
努めて参りたいと考えております。
以上、環境局関連の陳情書に対する見解を説明申し上げました。
何卒宜しくご審議賜りますようお願い申し上げます。

井戸 正利(維新 都島区):
瓦礫の広域処理につきまして本格処理が2月1日より開始されました。
多くの苦労を乗り越えられました環境局職員敬意を表したいと思います。
焼却処理などについての安全性については、まぁ専門家の検討で全く問題がなく、
これまでに出ている客観的に検査結果なども基準より極めて低い値であり、
これまでの繰り返しになりますが、安全性のほうは問題がないと考えております。
─資料配付
えー、一方で、去る1月25日に環境省が発表した資料、
東日本大震災に係る災害廃棄物処理進捗状況・加速化の取組で、
広域での焼却処理を行う可燃物、木屑が大幅に減ったようであります。
広域処理は進めていく事として、大阪市がいつまで協力するのか、する必要があるのかと、
思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まず今回広域処理が必要な可燃物、木屑が前回に比べ、どの地区で、どれだけ減ったのか
その理由をお伺いします。宜しくお願いします。

環境局技術監兼施設部施設管理課長 村上:
1月25日の環境省の発表では、岩手、宮城、福島の被災3県の沿岸市町村で発生した
1,628万tという大量の廃棄物の内、処理済となっているのは715万tで、
全体の44%となっております。
岩手県、宮城県においては、目標期間内での処理を確実にする為の計画として、
平成24年8月に、東日本大震災に係る災害廃棄物の処理工程表が策定されましたが、
その後、処理対象量の精査を実施し、更に県内処理の拡大に努めた結果、
広域処理の必要量は、それぞれ、岩手県で約42万tから約30万t
宮城県で約127万tから約39万t両県合わせて約169万tから約69万tとなっております。
岩手県の広域必要量についてでございますが、本市が受入対象としている可燃物は、
今回の精査後も処理対象量は、精査前とほぼ同量程度となっており、
約18万tと大きな変更はありません。
また、柱材・角材といった木屑については、仮置場に搬入されたものの空隙が当初、
想定より多かった為、比重を下方修正し、また経年劣化や作業に伴う粉砕化、
予想以上の土砂の混入があった事から、木屑としての処理対象量が大幅に減少し、
広域処理必要量も約12万tから約3万tに減少しております。
一方、宮城県では、広域処理が必要な可燃物は、腐敗等による変質もあって、
処理対象量が大幅に減少し、広域処理必要量が約39万tから約14万tに減少しております。
柱材・角材といった木屑については、可燃物と同様の減少要因に加え、
県内処理の拡大も図られた事から、広域処理必要量が約40万tから約9万tに現象しております。

井戸:
えー、宮城県で大幅に減った、大阪市の受入ている岩手県の可燃物のみが殆ど減っていない。
そういった状況かと思います。
環境省が予算を多く獲得する為に、過大な見積をさせたのではないかとも疑われる、
それほどまでに著しい減少であります。
環境省の資料では、岩手県の木屑が概ね平成25年3月まで、
宮城県の可燃物も概ね平成25年3月までとあり、
大阪府の受入る岩手県の可燃物のみが平成25年12月までとあります。
岩手県の木屑や宮城県の可燃物を受入る予定だった自治体は、
25年度は、焼却処理をする必要がない。
予定していた廃棄物、焼却施設に、まっ余裕が出てくるのではないかとも思います。
まぁ例えば瓦礫を受入る予定だった福島県や茨城県などではどうするのでしょうか。
この3月で焼却は終わりなのでしょうか。
岩手、宮城、両県の災害廃棄物処理の進捗状況及び加速化の取組はどうなってるのでしょうか。

村上:
環境省が1月25日に公表しました東日本大震災に係る災害廃棄物の処理工程表
進捗状況・加速化の取組 ※(2/22訂正) によりますと、  ※1/25公表の資料
まず、岩手県における広域処理の調整状況と今後の方針としましては、
柱材・角材といった木屑については、概ね平成25年3月までに受入を終了する計画としており、
これらを受入対象としていた福島県についても、本年3月までに終了する計画となっております。
可燃物については、既に大阪市を含め、1都1府3県の受入先において、
広域処理実施中等となっており、平成23年度も引き続き処理を実施すると共に、
試験処理実施済及び調整中の受入先において、早期に本格処理を開始する計画となっております。
一方、宮城県における広域処理の調整状況と今後の方針としましては、
可燃物については、概ね平成25年3月までに受入を終了する計画としており、
これらを受入対象としていた茨城県につきましても、
本年3月までに終了する計画となっております。
柱材・角材といった木屑については、年度内に更に近県において、受入先を確定する事により、
平成25年度も引き続き処理を実施する計画となっております。
いずれにしましても、岩手、宮城、両県とも平成25年度においても、
引き続き県内処理を最大限行った上で、被災地で処理しきれない廃棄物について、
広域処理が行われる事となっております。

井戸:
まぁあの、かなりの県で25年3月末、或いは25年度中に予定していた広域処理を
終了してしまう可能性があるものとは理解致しました。
私は、これまで一般廃棄物処理場の飛灰などのデーターから、放射能については、
岩手県の宮古地区の瓦礫に比べ、福島県などの一般廃棄物では、
放射能は、はるかに多く含まれるだろうと思います。
えー、飛灰の放射能が高く、施設によっては最終処分に入れる事も移動する事も出来なくて、
保管に困っているというところもあるようで、そういったところに、これまでの検査結果から
殆ど放射能が検出されていない岩手県宮古地区の瓦礫を持って行く事が可能であれば、
まぁ出てくる飛灰の放射能濃度が薄められるのではとも考えております。
また、宮城県などの仮設焼却炉に、まっもしですね、まっ今は手いっぱいという話でしたが、
もし余裕が出てくるようであれば、そこで岩手県の瓦礫を焼けばどうかとも思います。
私が見て来た名取市のプラントでは、放射能が低い主灰をセメントにして、
土地の嵩上げに使うというような事を言っておられました。
まっ現地ではセメントが不足しているようで、まぁあの手作業によって選り分けられた瓦礫では、
鉛も含まれてないので、そのような有効利用が必要なのであります。
何よりもまぁ、石原環境大臣は、一刻も早く瓦礫の広域処理をして欲しい、
焼いて欲しいと言ったわけであります。
この3月末頃には、広域処理を予定していた多くの自治体が早く終了してしまうようにも思います。
もしそうであれば、大阪だけではなく、もっと多くの自治体で、残った可燃物や木屑の焼却を
支え合えば、きっと早く出来るのではないかと思いますし、
夏場の時期に危惧される腐敗なども防げるわけであります。
まぁ契約の問題、これは非常に大きな問題だと思いますし、
大阪府では、調整すべき事も多いのでありましょうが、松井知事とも相談されて、
まぁ石原環境大臣に対し、広域処理の枠組を出来れば見直して、必要に応じ、
まぁ受入自治体の調整を図られるよう、まぁ申し入れなり、提言なりをされたいと
私は思いますが、市長のお考えはどうでしょうか。

橋下:
あの委員から、そのようなご意見があった事は、事務方であの環境省にですね、
きちっと連絡と言いますか、伝えてはおきます。
ただ、広域の処理の枠組を変えるという事は、これは委員も行政マンを経験された事あると
思いますので、今のこの事態を考えるとですね、相当なあの労力が必要になるかと思います。
と言いますのも、大阪市でこれ受入をやる、大阪府で受入をやると言ってもですね、
もの凄い膨大なその住民説明会を含めてですね、労力を掛けながら、調整をやって、
ここまできたという経緯がありますから、各自治体もですね、その受入る、うー、そのー
瓦礫と言いますか、受入る物がですね、少なくなったからといって、直ぐにそれをですね、
じゃあ大阪府の物を、他の自治体の物を、直ぐに受入る事が出来るかというと、
なかなかそうは簡単にはいかないんではないかというふうに思っております。
あのー、それぞれの住民の皆さんもですね、えー、まぁ色んな思いがある中で、
大阪においても、やはり強烈な反対運動ってものを
今も展開されてるところでありますけれども、
各自治体色々そういう事情を抱えながらですね、えー被災地をこう支えようという思いで、
えー、なんとかここまで進めている状況もありますので、
えー、早く終わったので、その分受入てよっとは、
なかなか簡単にいかないんではないのかなあというように思っています。
ですから、石原環境大臣からもですね、こういう事態を前提としてでも、
尚、大阪府において、適切に円滑に、いー、処理を、おー、早期にお願いしますという、
まぁ要請文が来たという事は、環境省としても、
なかなか調整が困難な状況なのかなあというふうな思いがあります。
ただ、委員からのご指摘、まっこれはですね、あの大阪の市議会において、
こういう意見が出たという事は、しっかりと事務レベルでですね、
環境省のほうには伝えていきたいと思っています。

井戸:
有難うございました。
まぁ、あの瓦礫が減った事は本当に喜ばしい事だと思いますが、まだまだ残っております。
まぁ、あのー市長からも仰られましたように、まぁどこでも、あのー反対派
来るという事を恐れて自治体のほうは、まぁなかなか手が挙がらない、
或いは早く終わってもですね、それ以上続けられないのではないかと思っておりますが、
やはり、まぁみんなで手分けをして、なるべく早くですね、その処理を終了、
あっ完了してですね、東北の復興を加速させる事をまぁ第一に考えて頂いて、
環境省のほうでですね、是非前向きに検討頂く事をまぁ望んでおきます。


─以上です。
玉井は相変わらず、同じ事しか言わんな。
市民の皆さま方の安全・安心の確保は最重要課題
安全性には万全を期すと共に全ての情報は速やかに公開

最重要課題ていう自覚はあるんか?
万全を期すっちゅうのは、この程度なんか?
本気で思てるんか?万が一の事考えて、責任を免れる為に言うてんか?
速やかに公開はしてへんしな。
大体、こういう市会の前に、一気に公開する事が多い。
瓦礫焼却してない日とか、問い合わせんでも先に公開せーよ!

井戸案の「宮城県の仮設焼却炉で岩手県の瓦礫焼く」が、ベターやろ。
宮城でも焼いて欲しないけど、かなり居住地から離れてるし、
知事は北Qでも平気で持って行けるんやから、岩手やと近いやん。
どっさり仮設焼却炉作って、もう焼くもんもないやろ。
で、橋下、もの凄い膨大な住民説明会て何や?
何が膨大や?昨年8/30を最後に逃げたままやし、
強烈な反対運動て分かってるんやったら、ヤメレや!
もう処理が終わる予定、既に終わった自治体に頼む必要はないから
論点ずらすのヤメレ!
岩手県内で処理出来るやろ!
岩手県災害廃棄物処理詳細計画は、昨年7/12に改訂したままやで?
これを基準に残量を計算してるねんで?
今、どこに何tあるんか、その内可燃物は何t?
精査せーよ!
宮古地区の木屑は、昨年8月末時点でゼロやて環境省が公表してるやろ!
大阪の3万tぐらい、県内で処理出来るはずや。
ほんまに無理なら宮城の仮設焼却炉なら、あっという間に処理出来る量や。
コスト掛からず早よ処理出来る防潮堤が嫌なら
どーしても焼きたいんなら、そうせえなしゃーない!

あくまでも推測やけど、
石原大臣が協力要請出したんは、橋下が依頼したんちゃうか?
「強烈な反対運動」が五月蠅いから、再度要請出してくれって。
石原老害繋がりで通るやろ。
でないと、大阪だけ出すのは考えられんな。

そもそも環境局の労力て何じゃい?
狡猾なやり方に労力費やしてるだけやろ。
仮に、労力やとしても、それはクレクレ乞食の橋下のせいやろ。
住民の悲痛な要望と必死な防御に比べたら、比ではないわ!


2013-02-21

泉田裕彦知事や瓦礫焼却反対派を批判する前に


2/18(月)にアップした泉田裕彦知事の「殺人に近い」発言について を
泉田知事が読んでくださいまして、ツイートもしていただきました☆

昨日のブログにも3つほど批判ツイを載せたんやけど、
泉田知事が書かれてるように、見出しだけで反応してた批判は多かった。
2/15のツイに
はっきり言う。泉田知事、傘下自治体の行為を『殺人』という以上、科学的根拠示せないなら、
首を賭けろ。県議会はちゃんと追求しろ。 http://ow.ly/hJQSV 

この人が、まだこういうの↓を送りつけてきました。

だから、科学的根拠を示せ。それをせずに批判するなら、歴史で非難されるのはあなた自身。 RT 【必見です!】"@toronyan_s: 『泉田裕彦知事の「殺人に近い」発言について』を書きました http://bit.ly/136L7L9

首を賭けろ」とまで知事に向かってツイしてるわりに、知事のアカウントには飛ばさず、
うちに飛んで来たんやけどな。
2/15のツイなんか、リンクしてる記事の見出しだけで批判してるだけ。
「自治体の行為を殺人」て言うたわけちゃうねんけどな?
昨日のブログ をもっぺん引用すると、
泉田知事は、チェルノブイリの追跡調査結果を例に出して、

『放射性物質の管理を3.11以前よりも緩めるという事によって
結局、健康被害を受ける人が出るという事になれば、まぁ傷害ですよね。
それによって亡くなる方が出れば傷害致死と言いたいけど、
分かっててやったら殺人に近いんじゃないですか。』

て発言してるんやけど、理解できひんか?
で、この発言に対して理解出来ず、更に「科学的根拠を出せ」て批判してるわけやけど、
健康被害が起これへんちゅう科学的根拠をまず出せ!
全量検査せずNDとか、100Bq/kg以下なら安全とかは論外やからな!
この人、医師らしいけど、こんな人が医療に従事してると思たら怖いな。維新の井戸だけで十分やw
危険リスクを過大評価したら、なんか都合悪い事でもあるんか?
なんで、ここまで知事を批判するんかさっぱり分からん。
知事だけやなく、反対してる住民に対しても批判する正当な理由は?
瓦礫があるから復興出来ませんちゅうのは論外な!

歴史で非難されるのはあなた自身」て書いてるけど、
泉田知事は『歴史の法廷で恥じない判断をしたいと思います』て書いてるから
歴史の法廷に立つ覚悟をしてるって事やと思うけどな。
知事は、非難される事なんか恐れてないやろ。
恐れてるのは、守りたい県民に健康被害が出る事のみやろ。
市民に被害が出た場合の大罪こそ歴史に刻まれる。
歴史で非難されるのはあなた自身」ていうとおり、現世だけやないで?

直ぐに症状が出る場合、数年後、数十年後、人それぞれ健康被害が出る時期も症状も違う。
既に健康被害を訴えてる市民は各地域に居るけど、
問題は、因果関係が証明されへんから、上記の医師みたいに「科学的根拠を出せ」なんやろ。
今すぐに因果関係が証明されへんかっても、
自治体のトップは、その被害の原因を調査すべきやろ。
それが瓦礫と関係ないて言うんなら、ほかに何が原因なんかを追究する義務がある。

その義務も怠り、責任転嫁するトップの一人として橋下がええ例や↓
市民が助けを求めてるのに、「瓦礫焼却による」ていう言葉に敵視した返答。
10万歩譲って中国が原因やとしても、曲がりなりにも市長ならw
「マスクで防御してください」とか、「外出を出来るだけ控えて下さい」とか
瓦礫焼却によるものやないて批判したいんなら、「環境局に至急確認します」やろ?
新聞読めっちゅうぐらいやから、大阪府の大気環境常時監視システムの事知らんちゃうか?
その後、中国からの飛来量は平年並みって報じられてるし、
ピンポイントで此花区から周辺に拡散されてる原因ぐらい調査するのが行政の仕事。
この橋下に比べて(比べるには失礼すぎるけど)↓
松井も比較するに値せえへんけどな。
このトップの違いは何や?
トップの判断によって、住民の健康が左右されるって事自体怖ろしい!

ほんまに安全て言い張るなら、それこそ「科学的根拠を出せ」や。

とか書いてたら・・・
また批判ツイが飛んで来た!
無知はどっちやねん!
この人は、色々支援されてるみたいやから、感情論かもしれへんけど、
泉田知事もそうやし、瓦礫焼却反対してる住民も、被災地支援を拒否してるわけちゃうし、
中には、被災地支援や被災者受入支援されてる方も居てる。
ほんまに安全で何の問題もないんなら、泉田知事の協議申し入れに応じるべき。
市民の声や県のトップの要望に正々堂々と対応すればええやん。

ブログのコメントにも批判が↓

『放射性物質の管理を3.11以前よりも緩めるという事によって、というのは
国の基準8000bq/kgのことだろ。それが殺人だって言ってるんだから結局は焼却のことを
殺人だと言ってるのと同じだから報道の見出しは全く間違ってないだろ。
安全しか言わん、って安全なものを安全と言って何が悪いのか理解できない
セシウム8000bq/kgを1kg食べたとしてもたった104 μSvで東京-NY往復200μSvより
少ないんだが薄めるのはお前らみたいなのが五月蝿いからだろ
迷惑掛けてるのはどちらか考えろ

やて。
とりあえずレスしといたけど。
この人らは、何に対してそんなに腹を立てるんやろ?
そんなに国を信用してるんか?
マスゴミを信用してるんか?
危険リスクを過大評価すると何か都合が悪い事でもあるんか?
「何かあってからでは遅い!」から防御して何が悪い?
放射能に関して、考え方とか思想なんてないはずちゃう?
311以前と同様に、100Bq/kg以下でも厳重管理、拡散しないていう原則を
311以降も継続してれば、こんなに罵倒される事もないやろ。
安全やと思て行動するのは自由やけど、
危険リスクを少しでも軽減しようとしてる人間にまで思想を押し付けるな!
拝めば倖せになれるから入会せえ言うてる宗教団体みたいな事はやめて!

泉田知事や瓦礫焼却反対派を批判する前に、
誰がどこに何の責任を負わせてるんか?責任はどこにあるんか?
原発は安全と言われてたのに爆発した事、
メルトダウンしてないて言うてたのに、してた事、
汚染された食品は市場には出さんて言うてたのに、出てた事、
食品に数値ラベルを貼れと提案した議員に、基準値以下しか流通しない言うてたのに、流通してた事、
細野が瓦礫は普通のゴミなんですよて言うてたのに、高濃度の数値が出た事など、
これほど嘘を吐きまくってきた国の何を信用出来る?

福島県双葉町、井戸川克隆前町長「震災からの復興をどう考えているのか」を聞いても
国の杜撰な対応が分かるはずやけどな?

歴史に学べば、危険リスクは過小評価しない事やろ。

2013-02-18

橋下リコールアンケート結果



1/17(木)より開始した橋下リコールアンケートにご協力いただき、ありがとうございました☆
経緯については、橋下リコールについてのアンケート(※1/20追記・2/17アンケート終了)へ。
一ヶ月間の実施で、2/17(日)にアンケートを終了したので、最終結果報告します。



合計、1197件のご回答をいただきました。
大阪市民のみよりも府民や他府県民の件数が多いですが、ネットのみのアンケなんで
街角アンケートとかすれば、また違った結果になってたかな。
他府県民の中には、大阪市に身内が暮らしてるとか、以前大阪で暮らしてた方も居ました。
解職請求の対象者である市民のみをアンケート対象にしなかったのは、
リコールそのものと関係なくても、維新の共同代表である橋下は全国民の対象やからです。
賛否の理由について「瓦礫反対、都構想反対など」と例にした事について、
リコール反対派から誘導質問や!とかの批判もあったけど、
誘導も何も反橋下のうちがアンケしてるんやから、当たり前!
結果的には、瓦礫や都構想以外にも色んな理由があって、
とりあえず橋下叩いとけ!みたいなふざけた結果でなかったし、
地域や賛否数云々以前に、賛否の理由がとても貴重な意見が多かったです。

うちは府民なんで、リコール請求はでけへんから
リコール請求する人に、この結果を渡そうと思てます(A4にして74ページ)

で、リコールについては

2012-11-02(金)『松井・橋下のWリコールは可能か?』
2012-11-19(月)『橋下のリコールについて』にも書いてるんやけど、

地方自治法の一部を改正する法律(概要)について に記載のとおり、
平成24年の9/6に、解散・解職の請求に必要な署名数要件が緩和され、
現行、有権者数の3分の1(40万を超える部分については6分の1)が、
改正後は、有権者数の3分の1(40万から80万の部分については6分の1、
80万を超える部分については8分の1)
これが平成25年3月6日を期限とする半年内に適用される事になってるんやけど、
現時点では、まだ適用されてない。
ただし、地方自治法施行令等の一部を改正する政令(平成25年政令第28号)

地方自治法施行令等の一部を改正する政令の概要
地方自治法施行令等の一部を改正する政令要綱
地方自治法施行令等の一部を改正する政令新旧対照表
これが、平成25年2月6日に公布され、平成25年3月1日に施行される事になった。
つまり、現時点ではまだ適用されてない署名数要件の緩和も含めて、
3/1(金)に施行される事になったちゅう事です。
改正の概要は、上記リンクを参照してみてください。
署名収集委任届出書の廃止とか、
現時点では、市長の解職署名期間は1カ月やけど、これが知事同様2カ月になるとか、
色々緩和されるから、リコールは不可能ではない。
ちなみに、以前ブログで計算したように、

大阪府内の選挙人名簿定時登録者数(随時更新:現在12/2)より
2012.9.2現在の選挙人名簿登録者数 大阪市は 2,139,375名
この9/2現在で計算すると
 2,139,375名-80万名=1,339,375名
1,339,375名÷8=167,422名
40万÷3=133,333
40万÷6=66,667
166,650名+133,333+66,667=367,422名
つまり、リコール必要署名数367,422名

更新された12/2より僅かに減ってるけど、今後多少の増減はあっても、
大体これぐらいの署名数があればええちゅう事です。
この署名数が可能かどうかも以前ブログに書いたように

大阪市長選によると
当日有権者数:2,104,977人 最終投票率:60.92%



受任者の人数(これが一番のポイント)さえ事前に確保しとけば、決して不可能やないと思うけど、
あくまでも大阪市民にしか請求権はないから、本気で橋下にNO!を突き付ける思いがあるか、
市民の本気度が問われる?
放っといても参院選に出馬する可能性もあるし、リコールに失敗する可能性もあるし、
選挙には約5億ほど要する事もあるし、次期候補者についてとか、
色々考えたらキリないのは確かやけど、
大阪市民には是非やって欲しいと願います。



泉田裕彦知事の「殺人に近い」発言について


新潟県、泉田裕彦知事の「殺人に近い」発言がTwitterとかでも話題になってて、
知事に対する批判も多いけど、大半は何も理解してへんアホばかりw
とりあえず、その発言のあった記者会見を文字にしといた。

平成25年2月14日 泉田知事定例記者会見
動画  31:30~   会見録(震災がれきに含まれる放射性物質の管理について)

記者:
瓦礫の放射能管理の問題ですが、
こないだのコメントで犯罪行為だというふうに答えたと思いますが、どういった事があるからこそ
犯罪行為だというふうに知事がお話されたのか分かりやすく説明して下さい

※犯罪行為発言について:2013年02月12日 放射性物質の管理についての知事コメント

知事:
まずですね、昨日、福島で甲状腺癌になった人数、3人という事が公表されました。
もう手術された方もいるわけですよね。
子供100万人に一人って言われてるんですよ。
そのほか疑いが7人、計10人です。
ちなみに福島県の人口から見るとですね、子供の数はおそらく40万人を割ってるという事です。
そこで10人も見つかる、一体どういう事でしょうかと。
あの時、政府は一体何をやったんですかと。
甲状腺のですね、検査、事実上ストップに近いような通達出したわけですよね。
本当にね、これが原発事故と関係ないのかどうか
しかし、嚢胞について、ここでも言いました。嚢胞が見つかる率が異常に高いという話。
「直ちに健康被害はない」と言いながらですね、
結果として中長期的には影響があるっていう事かもしれない。
セシウムに関して言うとですね、心臓、血管に溜まるわけです。
日本のですね、今平均寿命縮んだようですよね。
心疾患とか脳血管障害等も含めてですね、
癌でなくても健康被害を及ぼす可能性があるという事です、晩発性であっても。
更に、これはコメントでも書きましたけれども、
低線量被曝をですね、これチェルノブイリで追跡調査をした結果
やはり健康に影響が出るっていう報告もなされているという現実があるわけです。
放射性物質の管理を3.11以前よりも緩めるという事によって
結局、健康被害を受ける人が出るという事になれば、まぁ傷害ですよね。
それによって亡くなる方が出れば傷害致死と言いたいけど、
分かっててやったら殺人に近いんじゃないですか
ちゃんと管理すべきですよ。なぜ基準を緩めても安全なのかという説明なされていません
また、住民からの質問にも答えません
こういう状況で、未来に対して責任持てるんでしょうか。という趣旨で申し上げました

記者:
知事がそのように深刻に受け止められてる中、
焼却灰が昨日から柏崎市で埋立が始まりましたけれど、今後の対応を何か。

知事:
だから、制度上出来ないんですよね。対応出来ないんです、だから前から言っているように。
もう一回申し上げますけども、権力を持っている人はちゃんと調整すべきでしょ。
権力、権限を持っているのは市町村長なんだから。
なんで、こう意見調整ちゃんとしないんですかね。
将来出ても構わないと思ってるんですかね
これは将来の事だから、国定氏は将来は住まないっていうふうに考えてるんですかね。
よく分かりませんね。

記者:
国定市長は知事の対応を独裁だというふうに仰ってますけれども、
知事としては、そういう指摘についてはどういうふうに…

知事:
ん?だって、どこが独裁なんですか?
権限がないんですよ。意見を言うなっていう事ですか。
言論封殺をしろっていう事ですか。
独裁かどうかっていうのは、権限を持っている人に対して言うんですよ。
住民の声を聞かずに、どんどん進めるのを独裁って言うんじゃないですか。

記者:
昨日、長岡市が本焼却を発表しましたけども、長岡市のこないだの知事のコメントは
入ってないみたいなんですけど、長岡市と三条、柏崎の違いを知事はどれくらい…

知事:埋め方が違う。管理するっていうふうに聞いてます。

記者:
長岡の場合は屋根の付いている最終処分場で設備が整っていると聞いていますけども、
仮置場という事なんですか。それともその先、仮置場にすると更に対応があると思いますけど

知事:
だから東電に引き取って貰うっていう事です。
発電所の中でやってた事をどうして緩めるんですかと。
発電所の中のほうがクリーンで、一般環境中のほうが汚染してもいいというような
なんでそんな基準を作るんですかね。国の基準が出鱈目なんですよ、簡単に言うと。
やってる事が出鱈目でしょう。
不必要なところでね、基準緩和をしているわけですよ。
もっと酷いのは何度も言いましたけど、サーベイメーターで計ってるんですよ。
あれ、どういう意味があるのかと。
外部被曝の事言ってないんです。
内部被曝をみんな心配してるのに
なんで皆さんね、サーベイメーターで計っているところをね、映し出して、
安全ですって言って放送してるんですか。
わざとやってるんですか。内部被曝心配してるんですって。
サーベイメーター関係ないんですよ。
ゲルマニウム半導体装置で放射性物質がどれだけ含まれてるかっていうところの話をしてる時に、
サーベイメーターで計って安全って言ってますっていうものをなんで垂れ流すんですかね
理解に苦しみます。

記者:
知事も映像ご覧になったかと思いますけど、埋立場に灰を降ろしてる画像を…
ああいう場で県の職員が立ち会ってなかったようなんですけども…

知事:
だって、権限がないって言うんでしょう。了解を取らないといけないですもん。
あれなんか酷いですよね、埃が舞って。
で、もう一回言いますけど、セシウムって水溶性ですよ。
水に溶けるんです。水っていうのは高いところから低いところに集まるんです。

記者:そういう場面にですね、立ち会わせてくれという事を県のほうから行動される事は…

知事:
色々言っているみたいですけど、協議に応じないんでしょう。
これは地域社会としてどうするかっていう事ですよ。
必要がないところまで緩和しているわけですから、今。
ちゃんと管理するっていう事をしないといけない。
廃棄物だって、そもそもね、一般ゴミの中に放射能が混じってるのが当たり前ですっていう形で、
茹でガエルにされてるんですよ。おかしいと思いませんか。
なんで一般ゴミの中に放射能が混じるのかを追求して、
出元をシャットダウンしていくっていうのが
本来あるべき行政の仕事じゃないんでしょうかね。
「もう出ているから良いじゃないか」と。
「みんなで放射能を浴びましょう」
「子供の事は知りません」って言うんですか。ちょっと考えられないですね。

※茹でガエル:
慣れた環境に浸り過ぎて変化に気付かず、変化だと察知できた時点では遅すぎて
手が打てなくなってしまうという例え


─以上です。
相変わらずマスゴミはこういう↓書き方しかせーへんな。
がれき埋め立て、知事「殺人に近い」 柏崎、三条市は作業継続
知事、怒り爆発「殺人に近い」…震災がれき焼却

正しくは、
「257tの瓦礫利益を5市で取り合った結果、長岡、三条、柏崎の3市で仲良く分け合った!」
とか、
「泉田知事の協議申し入れに論破されるのを恐れて逃げた会田!」
とか、
「住民の声を聞かず、一般ゴミと同じで安全!さすが元下級官僚の国定!」
とかの見出しにすればええねんw

再三、ちゃんと報道して下さいて知事は言うてたのに、
やっと全国的に話題になったと思たら、知事を悪者にし向けるような偏向報道。

2013-02-12
新潟県知事 泉田裕彦 定例記者会見 1/9、1/30 に続いて、
今回も泉田知事の発言は何も間違てない!
「分かっててやったら殺人に近い」やなくて、「殺人」じゃ!
マスゴミに対しても、ほんまよう言うてくれたと思う。
サーベイメーターで計って安全!って垂れ流す、松井に言うて欲しいぐらいw
住民の声を聞かずに進めまくる橋下、松井は独裁そのもの!

批判ツイの中に
私はがれき焼却について全く問題に思ってないことを先に明記しておきますが、
氏の主張には決定的に重要な観点が抜けています。
問題にしているのは「新潟県知事」です。新潟県知事は新潟の利益代表者なのですから、
他県の住民を問題に絡めるのは論点が異なります

ていうのがあったんやけど、この人は一連の流れを全然理解してない。
確かに福島県は他県の問題やけど、この瓦礫の問題、広域処理についてもやけど、
放射能に関連する国の対処の仕方を知事は一貫して問題にしてる。
他県の事であろうと、全ては国の杜撰な対応、デタラメなやり方が発端なんやで?
国定は、橋下そのもの!大阪と変わらん!北Qの北橋も、安全しか言わん全国の長は
みんな共通してるねん!新潟だけの問題ちゃうから、論点は異なってない!
311以前より基準を緩めて安全!とか、未だに環境省は、知事の質問にまともに回答してない。
知事の一部の発言だけを取り上げて批判せず、どれだけ住民の事を考えてるか知るべき!

─泉田知事のコメントについて、
環境省が全国の自治体に広域処理の協力要請をした事から遡ってみる。

・2012年03月16日
内閣総理大臣・環境大臣からのがれき処理の要請に係る知事コメント

・2012年04月06日
環境大臣に対し、「東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法第6条第1項に基づく広域的な協力の要請」に対する検討結果を提出しました

・2012年05月11日
災害廃棄物の広域処理の必要性及び放射能対策に関する質問」に対する環境省からの回答がありました

・2012年05月21日
環境大臣に対し、東日本大震災により生じた災害廃棄物の放射能対策及び広域処理の必要性に関する再質問を行います

・2012年06月06日
震災がれきの受入を進めている5市に対し、適切な対応と情報提供をお願いしました

・2012年06月15日
災害廃棄物の放射能対策及び広域処理の必要性に関する再質問に対する環境省からの回答がありました

・2012年06月29日
三条市福島新田甲自治会が三条市に申し入れをしたことに関する知事コメント

・2012年09月26日
震災がれきの試験焼却実施に関する知事コメント

・2012年10月15日
震災がれきの試験焼却実施に関する知事コメント
新潟水俣病は、濃度規制しか行わなかったため、総量としての有機水銀が
環境中に拡散され引き起こされた悲劇です。
このような、歴史に学ぶ対応が必要と考えています。

・2012年11月06日
三条市の放射線管理に関する知事コメント

・2012年11月27日
新潟市の震災がれきの試験焼却延期に関する知事コメント

・2012年12月19日
長岡市の震災がれきの試験焼却実施に関する知事コメント

・2012年12月26日
東京電力(株)福島原子力発電所事故対策経費について損害賠償請求(第1回)を行いました

・2012年12月28日
柏崎市による災害廃棄物の受入調整に対する知事コメント

・2013年01月08日
三条市に対し、放射性物質の管理について懸念事項をお伝えしました

・2013年01月29日
柏崎市に対し、放射性物質の管理について懸念事項をお伝えしました

・2013年02月12日
放射性物質の管理についての知事コメント
このまま、焼却灰(飛灰)をずさんな管理で埋却を進めることは、
将来の世代への犯罪行為と言わざるを得ません
市民の安全を守るという本来の市長の任務に立って行動されることを期待します

2012.05.09 新潟県 泉田知事定例記者会見も正論で、そのほか知事の会見

反論の中に、時々こういうアホ↓が居るけど、その理解の仕方が理解出来んw
大阪も神奈川も北九州もな。
がれきもやしたら死ぬーとか言ってただ受け入れ反対している人たちは、
岩手宮城は死んでもしかたない思ってると理解します

それと、こういう↓感情論の絆とか、分かち合おう!系の批判
「お互い様」の気持ち、日本人の素晴らしい心意気は何処へ?
処理できる安全な瓦礫は、全国の自治体で手分けして処理すべき...って思う。
日本人の誇り、気持ちを忘れちゃいかんよ! 「困った時はお互い様」

知事は瓦礫を拒否してるわけではない。
安全な瓦礫なら、なんで薄める必要があるねん?
東電でも100Bq/kg以下は厳重保管してるのに、なんで全国の自治体は安全なんや?
知事は、放射能について正論を述べてるだけやねんけどな?
その「お互い様」の精神は、知事にもある↓

「お互いさま」の精神で、県外の被災企業を支援する県内企業を募集します
それに、
新潟県へ避難された方への情報
新潟県に避難されているお子さんに会いに来られるご家族に対し、
高速バス料金や高速道路料金の支援は、素晴らしい心意気やよな?

マスゴミの偏向報道を鵜呑みにせず、「瓦礫焼却=支援」の思いこみをやめるべき。
コスト的な事は勿論、瓦礫焼却、埋立の危険性、
協力要請した環境省は自治体の責任としてるのに、各市長はどう責任負うつもり?
歴史に学び、市民の安全を守るという市長の職務を全うする事を望み、
国の杜撰さを指摘し、県民を守る姿勢、心ある被災者支援をしてる泉田知事は日本人の誇りです☆




2013-02-13

微小粒子状物質(PM2.5)について


※2/13(水)追加:
2/12(火)18:00のPM2.5、此花区役所340μg/m3についての回答http://twishort.com/fWScc

中国からのPM2.5の飛来だけでも深刻な問題やのに、
大阪は瓦礫焼却で更に汚染させてるわけやけど、
2/1(金)の橋下のツイ↓↓↓

このツイ見てへん人は少ないと思うけど、
「しっかり新聞読んで下さい。発生源中国です」

「新聞」読めて、笑かしてくれました(゚∀゚)
しかも発生源は中国て言い切った!
2/1(金)20:00のそらまめ君↓↓↓

中国からの飛来は否定しません!
黄砂が飛んでくるんやから、PM2.5が飛んで来ても不思議やない。
けどな、舞洲工場をピンポイントに府域全体、その周辺も拡散してるっちゅう事は、
中国は、此花区周辺をめがけて飛ばしたって事やよな?中国は凄いなー(棒

試験焼却の時は黄砂が原因て嘘を吐き、
本焼却は、タイミング良く?報道するから、中国からのPM2.5て嘘吐く橋下。
分析したら、どこ由来か分かるんちゃう?
中国の大気汚染にしろ、北朝鮮の核実験にしろ、なんで他国やと大騒ぎしてんのに
日本の事は知らん顔なんや?
高線量のとこで子供が暮らしてる事や瓦礫焼却してる事を騒げ!
他国の事は大問題!危険!心配!て大騒ぎするくせに、
日本で起こってる事は他人事!安全!直ちに影響ない!かよっ( ・`ω・´)


2/8(金)、大阪府のHPに「微小粒子状物質(PM2.5)の大阪府内の測定状況について
のページを開設してあって、随時情報更新するらしい。
で、大阪府内の測定状況について

『大阪でも濃度上昇が見られるときがありますが、
現状は年間の変動の範囲内又はそれを少し上回る程度です。
なお、北京の米国大使館の測定データと大阪府内の測定データは以下のとおりです。
北京で濃度が高い値が測定された翌日に大阪府内で濃度の上昇が見られた例があります』

一応「」があったっちゅう事で、橋下みたいに「発生源は中国です」て断定してへんなw
ちゅうか、この図見ても1/13の1回だけやねんけど?これ「例」とは言わんやろww
何が何でも瓦礫焼却が原因て認めたくないのが丸わかり!
そやから、黄砂と北京の米国大使館のデーターのチェックもして、責任転嫁出来んようにせな!
気象庁のプログラムの不具合ちゅう、これまたタイミング良すぎ?と思ててんけど
とりあえず臨時ページが開設してるんで、黄砂情報(実況図)をチェック!
ちなみに黄砂情報(予測図)も参考に!

それと、北京の米国大使館もチェックやけど、
Twitterでも1時間毎に更新してるし、twilogでまとめてチェックしてもええかな。

以下、参考に!

そらまめ君は有名になりすぎて?夜中にならんとスムーズに表示されんようになったけど、
大阪府域なら大気汚染常時監視のページのほうが見やすいし便利やと思う。

テレビで頻繁に出てくる九州大学による大気汚染予測(SPRINTARS)大気エアロゾル(微粒子)予測




2013-02-12

新潟県知事 泉田裕彦 定例記者会見 1/9、1/30



新潟県 泉田裕彦知事の定例記者会見、1/9(水)、1/30(水)の瓦礫についてです。

平成25年1月9日 泉田知事定例記者会見 動画(瓦礫については、13:25~) 
会見録(震災がれき等に含まれる放射性物質の管理等について)

1/9(水)の会見については文字にしました(会見録と微妙に違うので是非動画を!)

記者:
瓦礫に伴う放射能管理の問題ですけど、昨日まず国定三条市長宛に文書を出したと思いますが、
今回の瓦礫、放射能管理の問題については、
知事としては行政官と政治家どちらの比重の立場から判断しているのか。
その2者以外にね、常々仰るのは、知事も県民、色々知事選の時歩いて、
色々な事を聞いたと思いますけれども、行政官と政治家以外に、一人間として、
我々も家族居ますし、知事も家族居るし、そのほか根本的なところでね、
「人間泉田」としての理念や信念に基づくものなのかというふうに思うんですけど、
どういう判断が一番大きいですか。


知事:                          
やはり震災の後、放射能の管理を緩めたっていうところ、これはですね、事故が遭った時には、
多少トラブルがあっても、「餓死するよりもまし」っていう考え方に基づくわけでしょ。
やはり放射能と人類はね、共存出来ないんですよ。
だから、緩める理由はないと思ってます。
しっかり管理するっていう当たり前の事を何故やらないのか
結果としてですね、条約のある原子力発電所の中のほうがクリーンで、
一般環境中のほうが汚染されるっていう構造になるわけでしょ。
英知を尽くして放射能をいかにね、人間社会から離すかっていう事こそ力を入れるべきであって、
こないだも福島の除染でね、手抜き除染っていうのが出てましたけど、そんなんで良いんですかね。
チェルノブイリで報告されてる通り、小動物、昆虫には遺伝子エラーが増幅して伝わるっていう
報告もなされているわけですよ。なぜ放射能をしっかりと管理しないのかと、
次の世代に対して責任を果たせるのかっていう、やっぱりそういうところから、
人類の英知として作った基準をね、敢えて緩めるっていう事はやるべきでないっていう事です。

記者:
これから三条市のほうでも、瓦礫の本焼却が始まると思うんですけど、
今後、どういった形で県は関わっていく予定でしょうか。

知事:
手段がね、ないですよね。
皆さんも、ちゃんと報道して下さいよ、聞いたら。
なんでね、震災前後で緩めた基準でやるのかっていうところをちゃんと報道して下さいよ。
聞くだけではなくて。回答ないでしょ。一度も聞いてないですよ。
何故、緩めて良いのかっていうの。
皆さまたちもね、報道機関なんだから、公に対して責任を負うわけでしょう。
本当に子供たちに対して責任持てるんですか。

(動画は29:58ぐらい~)

記者:放射能管理についてですが、三条市長の話なんですが…

知事:書いてね、聞く以上は。

記者:出来る範囲で報道してるつもりですけど、知事からすると物足りないところがお感じに…

知事:
だから、はっきりと書いて欲しいんですよ。
今回の基準ていうのは、震災前より緩んでるっていうのを伝えてないでしょ。
ちゃんと伝えて下さいよ、そこ。

記者:文章として足りないかもしれないですけど、我々としては報道しているつもりですけど…

知事:
つもりって、伝わらなきゃ報道した事にはならないでしょ。
ちゃんと伝わるように報道して下さいよ。

記者:それは努力してるつもりですし、今後もしますが…

知事:
じゃあ何故ね、震災前よりも緩んだ基準で安全だと言えるんですか。
その答え聞いて来て。今までの基準がおかしかったっていう事なのと。
そこのとこ答えを聞いてきてよ。

記者:我々も聞く努力はしていますが

知事:
努力じゃなくって、ちゃんと答えさして、
答えられなかったら、「答えられなかった」ってちゃんと書いてくださいって。

記者:
知事も公文書で市に対しても、或いは国に対しても出されているわけで、
それに対して回答がないわけで…

知事:
答えられないんでしょう。つまりリスクがあるっていう事なんですよ。
それが、なんで安全だって事になるんですか。

記者:それを私に聞かれても…

知事:でしょ。だからちゃんと伝えてくださいって。

記者:
報道は、我々努力しますし、していますし、
知事も実際に公文書を出されてるわけですから、それに対して回答下さいっていうのは、
求め続けていかれと思うんですけど、
知事が仰るように、我々報道もしますけども、努力しますけども、
報道を介してですね、そのような事をやり取りをしているような…

知事:
直接やってますけど、応じて貰えないっていうのが現状なわけですよ。
更に言うと、柏崎は、私には「応じる」って言ったんですよ。
 
記者:
実際に動きがないのであれば、もう完全に知事はですね、
首長間の問題ではないと仰ってますけど、もう完全に政治問題になってますよね。
昨日も三条市長宛に知事名義で文書を出されてると。
これはもう首長間の話になってるわけですから、要するに直接ですね、
なんか知事は遠慮されてるようにも思えるんですけど、直接政治家同士でやる話…

知事:
だから、やってるんですって。
向こうはやらないって宣言してるんでしょ、三条はね。
だから、皆さんたちがちゃんと書けば良いんですって。
何故ね、震災前後で緩めた基準で安全なのかっていう答え聞いて来てくださいよ。

記者:報道のせいにされても困るんですけどね。我々、報道してるわけですよね。

知事:見せて、見せて、どこの記事に書いてあるんですか

記者:
実際、政治でやられてるっていう事であれば、
例えば僕たち一番分かりやすいのは、この前の市長間との意見交換の場ですとか、
ああいうところでやるっていうのは、県民に分かりやすい形でやれると思うんですけど、
でも実際にそこでやられていない。実際にやられてると言われても、僕たちにはなかなか分からない。
じゃあ実際に政治家同士では、どういう形で進めていって、どういうふうにやられようとしているのか。

知事:
だから出来ないんですって。「協議しない」って言ってる人どうするんですか。
あと皆さん方がね、報道するしかないでしょう。

記者:平場の議論で、そういう話をするっていう手はないんですか。

知事:だから、議題って言うと事前調整するでしょう。乗らないわけですよ。

記者:〓?〓

知事:
だから電話ではやりますよ。
だから、会田市長からは、協議するっていう回答貰ってるんですって。

記者:会田市長から知事に対して、柏崎市と県が協議するっていう…

知事:そうです、そうです。

記者:協議するっていう回答があったけれども、現時点ではそれがないということですか

知事:
だから何もないんじゃなくて、こっちからアクセスしてるんですって。
問題点についても、事前にこういう課題がありますよっていうのは、
事前にお伝えしてるわけですよ、事務レベルでも。
市長からは、「協議する」っていう回答を私に明示的にあったわけですよ。

記者:協議するっていうのは5市内で…

知事:
いいえ。
「県と協議する」っていうふうに会田市長から話があったにも拘わらず、これどうするんですかね。

記者:報道は、知事が発言すれば報道もしていますし…

知事:
だから、正式にちゃんと書いてくれと。
何故ね、震災後に基準を緩めたものが安全なのかと。
それについて、5市の市長がどう言ってるのかって、ちゃんと書けと。
書いてないじゃない。

記者:答えてないものもある…

記者:事前協議で議題に乗らないと出来ないものなんですか。その場で…

知事:
だって時間が限られてるものでしょ。
それぞれにこなさないといけないテーマってあるわけですから。

記者:それを根回ししてやるように…

知事:だから、出来ないって言ってるんです。

記者:5市に働きかけはしてるけれども、5市側が応じないという理解で宜しいですか。

知事:
勿論、そういう事です。
応じないっていう形で進めていくっていう事でしょう
だから、既成事実を積み重ねてるって言ってるんです。

記者
事態が進まなくてですね、知事も苛立ちもお持ちだと思うんですけど、であれば、
そういう市町村との会合の場で、敢えて時間を作ってお話をされるっていう
そういう打開策っていうのはないものなんでしょうか。

知事:
だから、出来ないじゃない。
更に言うと、森市長とはじっくり話してますよ。
あの時は合意になってたはずなんですけどね、多分環境省とその後話があるんでしょ、色々と。
微妙に変わってくんですよ。
ちゃんとその辺、取材してくださいよ。5市だけでやってるのか、違うでしょう
環境省が後ろでスケジューリングやって、調整掛けてるんでしょ
そういう背景も含めて、ちゃんと取材してくださいよ。
で、一体幾らね、広告費に投じたのか。
単価がどうなってるのか。何故、割高なものでやってるのか。
そういう背景をどうして取材して報道しないんですか。

記者:
汚泥に関してなんですけど、糸魚川市の方で100Bq以下の物を受入るという今日また…
それに関して改めて所感と、今日100Bqという物に関してのまた改めて…

知事:
基本的に放射能の管理は、放射能のプロがやるというのが私は合理的だというふうに思っています。
放射能の管理の経験のない市町村が、
各自治体ごとに放射性廃棄物の処理場を作ってくっていうのは
これは極めて異常な国の形態だという事だと思ってます。
放射能については、やはり従前のルールに基づいてしっかりと管理をすべきというふうに考えています。
以上です。


1/9の会見はここまでです。
続いて、1/30の会見は、ホームページよりコピペです。


平成25年1月30日(水) 泉田知事定例記者会見
動画
会見録の知事発表項目

動画は08:00~
知事:
お問い合わせも多いので、放射性物質の管理についてお話します。
昨日、柏崎市に(放射性物質の管理についての懸念事項に係る)公文書を発出しました。
特に三条市と柏崎市は、なぜ(福島原発)事故後に放射能の管理基準を緩めてもいいのか
ということについての説明ができていません。
三条市と柏崎市は、「安心・安全」ということを口にする資格はないと思っています。
両市の市民は、「市が安心・安全と言っても本当なのか」ということを
疑わざるを得ない状況にあり、極めて残念だと思っています。

会見録の質疑項目

動画は17:40~


 今回、3市が本格受入れを始めることについて、あらためて受け止めを教えてください。

A 知 事
 まずは、放射能の管理をしっかりとやらなければいけないと思います。
あるということはわかっているわけです。
会見でも何度も言っていますが、水俣病がなぜ起きたのかと言えば
濃度規制しか行わなかったわけです。
今回は一般ゴミとわざわざ混ぜて薄めるわけです。
検出されないように総量を増やして、それも溶け出す可能性のあるものを管理しないということです。
ずさんとしか言いようがないと思っています。


 5市の共同記者会見で昨年3月末に本格受入れを表明し、
今回、これから3市で本格受入れが始まります。
県との協議が進まなかったことも原因と考えている・・・。

A 知 事
 やる気がないのでしょう。何と戦っているのかはよくわかりませんが、
放射能の管理基準を緩めるということを一生懸命やっているとしか思えません。
本当に善意でやるのであれば、放射能をどうしてきちんと管理しないのでしょうか。
全く理解できません。


 5市の会見で、国定三条市長が「知事の発言は理解に苦しむ」というような発言をしていました。
逆に知事から言うと、三条市長や柏崎市長の考えこそナンセンスで理解に苦しむということでしょうか。

A 知 事
 もちろんです。管理基準を緩めているのですから。
なぜ3月11日以降に(基準を)緩めなければいけないのでしょうか。
今までの基準は間違っていたのでしょうか
国の管理基準がいかにデタラメかということを言うと、
例えば(昨年12月に)、福島県で特定避難勧奨地点が解除されました。
理由は年間20ミリシーベルトを下回ったということです。
ご存知のとおり、年間5ミリシーベルトを超えると放射線管理区域になります。
18歳未満は働いてはいけないということが放射線管理区域から導き出される結果なのです。
特定避難勧奨地点は、なぜ20ミリシーベルト以下で子育てしてもいいのですかと。
今までが間違っていたのでしょうか。これらのことを全く説明していないではないですか。
なぜこの国の基準が大丈夫と思えるのか、全く理解できません


 公文書を発出したのは、基準を緩めることの説明がないということだったと思いますが、
5市側は「国の基準が変わっているのでそれに従って」というような言い方をしています。

A 知 事
 ですから国の基準がデタラメと言っているのです。


 基準を緩めた根拠を三条市と柏崎市自らが説明する必要があると知事は考えているということでしょうか。

A 知 事
 もちろんです。この基準は元々は福島県限定で始まった基準なのです。
それを全国に広めようと一生懸命やっているわけで、新潟県が緩める理由はないです。


 その説明を三条市と柏崎市はすべきだと・・・。

A 知 事
 (説明)していないということです。
それで「安心・安全」と言っているというのは、市民が不幸だと思います。


 知事は以前から総量も問題だと言っていました。(受入れ)量自体が大幅に減りましたが、
この影響はどうでしょうか。

A 知 事
 総量で言えば影響は減ると思います。
ただし基準を緩めていいという理由にはならないということです。

(以下の動画は23:17~)


 環境省ががれきの量を改めてきました。
昨年も一度量が減っていますが、この環境省の見立てについてはどうでしょうか。

A 知 事
 いろいろな指摘がなされているとおりで、報道の皆さんも知っていたと思います。
きちんと報道すべきだと思います。
既にゼネコンに発注している部分とダブルで計上しているというようなことがありました。
ですから、どこからあるのかということは随分と前から指摘がなされていたわけです。
さらに言うと昨年6月末、細野環境大臣が事実上の広域処理終息宣言をしています。
当然に予想された事態と受け止めています。


以上です。
この泉田知事の会見こそ、全国ネットで放映すべきや。
出来れば橋下と公開討論をして欲しい!
橋下は完全論破されるわw
うわべだけの知識で、自然放射線が~しか言えず、あとはお粗末な感情論のみw
泉田知事は、かなり勉強もされてるし、環境省にも質問してるし、市にも協議を求め、
水俣病の事もあって歴史に学ぶという当たり前の事を言うてる。
橋下と討論したら、橋下は感情論だけでしか喋れんやろ。
松井なんか瞬殺レベルw
専門家と異論を唱える公開討論が無理なら、
自治体の長として、橋下なり松井と討論してくれたら、国民も理解しやすいんちゃう。
泉田知事も忙しいし、屑の橋下らとの討論より新潟の市長協議が最優先やろうし、
橋下も松井も負けるの分かってるから逃げるやろ:けど。

こんな素晴らしい知事は全国ネットで広げるべき!
キチガイ市長や屑議員どもがいかに悪質か公に報じて貰いたい!




2013-02-07

2013/1/16(水) 大阪市住民説明会


 1/16(水)大阪市民限定で、「試験処理結果及び本格処理にかかる説明会」が開催された。
これが最後の説明会。結局、大阪府民向けの説明会は一度も開催されず!

文字にしましたが、ぜひ動画見て下さい!(聞き間違い等ご指摘お願いします)
・大阪市の録画映像
東日本大震災により生じた廃棄物の試験処理結果及び本格処理にかかる説明会

※2/24追記
説明概要及び当日の配布資料、ご意見と回答

・IWJさんの録画映像
   ※③はインタビューあり


大阪市環境局長 玉井 得雄:
挨拶(略)
平成23年の3月に発生を致しました東日本大震災におきまして、地震による大規模な津波により、
膨大な廃棄物が被災地のほうで発生を致しました。
まもなく2年を迎えようというこの時期にありましても、
なかなか被災3県の沿岸市町村で発生をした大量の廃棄物、処理済みとなっておりますのは、
34%程度というふうにもお伺いをしておりまして、
廃棄物の存在そのものはやはり復興がなかなか進まないという、
そういうような現状というのが実際被災地の姿でございます。
こうした中で私ども大阪市のほうでは、岩手県からの要請も受けまして、
被災地の早期復興を支援致します為に、広域処理を行っていこうという事で、
国、そして大阪府、市と十分に連携を取りまして、さまざまなプロセス、
手続きを踏みながら、十分に時間を掛けて議論をし、特に安全性の確認について、
万全を期すというふうな事で、この間進めて参りました。
そうした中で、昨年の11月の下旬に私ども大阪市の舞洲工場におきまして、
本格受入に先立ち試験処理を行ったという事でございます。
測定結果につきましては、放射能濃度等、定められました安全基準を大幅に下回りますと共に、
本市ゴミのみの焼却と比較しても変化がないというふうな事で、
今後、本格処理を進めていくというふうな方針と致しまして、
具体的には、1月下旬に岩手県宮古港から搬出を開始し、
2月の1日から舞洲工場で処理を開始するというふうな事で考えておりますので、
本日、ご説明をさせて頂くという事と致しました。
後ほど詳しくご説明申し上げますけれども、岩手県内で発生しました廃棄物、
主に木屑を中心に本市のほうへ運びまして、安全性が確認された物のみを
本市のほうへ運搬を致しまして、工場で焼却の上、その焼却灰を夢洲にございます北港処分地の
ほうへ埋立るというような内容でございます。
本格受入にあたりましては、私どもその前の試験処理と同様に、十分に安全性、数値等、
確認を致しまして、それらの内容については、皆さま方にご安心を頂くというふうな意味でも、
速やかに情報をホームページ等で、提供をして参りたいというふうに考えております。
そうした情報につきまして、速やかに市民の皆さま方に公開をするというふうな事で、
いわゆる広域処理につきまして、皆さま方の何卒ご理解とご協力を賜りたいと考えております。(略)

大阪府環境政策監 大江 桂子:
(略)被災地の廃棄物につきましては、被災地である岩手県のほうから
私ども大阪府に対しまして、
是非とも協力をお願いしたいという事で伺いまして、この要請を踏まえまして、
大阪府としては大阪府民の安全を大前提にという事でございますが、支援をすべきだと考えまして、
この間、大阪市さんと連携して取り組んできているところでございます。
この間、安全性を確保する為に大阪府と致しましても、
専門家によります科学的知見による検討を、安全性の確認する為、
専門家の科学的知見に基づいた処理指針を作る為に、
検討審議会を開催し、また昨年秋には試験処理も実施をして参りました。
これの結果につきましては、後ほどご説明させて頂きますけれども、
全ての項目につきまして私どもが作成しました安全の為の処理指針に、の定める基準を
十分に下回っておりまして、放射線専門家による検討審議会におきましても、
この内容でご報告致しまして、安全に処理出来るものであるという事を確認が出来たと
いうところでございます。
つきましては、大阪府と致しまして本格的な処理を始めていきたいというふうに考えておりますので、
本日ご説明に上がらせて頂いたしだいでございます。
今後、1月下旬には岩手県宮古港から廃棄物を搬出致しまして、2月からは大阪市の舞洲工場で
焼却を頂けますように、大阪府としても準備を進めて参りたいと考えておりますので、
どうぞ住民の皆さまにおかれましては、ご理解を頂戴致しますように宜しくお願いを申し上げます。

大阪府環境農林水産部循環型社会推進室長 矢追 武:
(略)
資料より
岩手県宮古地区の廃棄物の本格的な受入に先立ちまして、試験的に処理を行い、
各工程で安全性の確認を行いました。
この試験処理は受入を予定しております岩手県宮古地区の木屑を中心とした可燃物、
約115tを用い、①~⑦(資料)で示しております行程で実施を致しました。
この①~⑦で示した処理工程は、本格処理の際も同じ行程で行うものでございます。

まず、宮古藤原埠頭内にある二次仮置場で廃棄物は選別・破砕され、
同じ藤原埠頭内で一旦廃棄物をストックし、ここで受入廃棄物の安全性確認を行いました。
安全性が確認された廃棄物を10基の密閉型のコンテナに積込み、
更に船積みを行う前にコンテナの安全性確認を行った上で、
11月17日に船積みをし、岩手県宮古藤原埠頭から出港致しました。
11月22日に大阪港の夢洲コンテナ埠頭で10基のコンテナを陸揚げして、
北港処分地内にある積替施設まで運びました。

次に積替施設内で、コンテナから廃棄物を出し、舞洲工場への搬送用トラックに積替作業を行い、
その際、アスベストの測定結果、空間放射線量が処理指針の基準を満たす事を確認し、
11月26日に、トラック延べ15台で舞洲工場に搬入し、舞洲工場のゴミピットに投入を致しました。
廃棄物の焼却は、11月の29日から30日に掛けて行いました。
舞洲工場では、1号炉、2号炉という同じ大きさの焼却炉が2炉ございますが、
この試験処理におきましては、1号炉は比較検討を行う為、大阪市の通常のゴミだけの焼却を行い、
2号炉のほうを用いて、廃棄物の焼却を行いました。
この2号炉での廃棄物の焼却につきましては、廃棄物だけを焼却するのではなく、
大阪市の通常ゴミに廃棄物を20%混合して焼却をしました。
次に、通常ゴミに廃棄物を20%混合して焼却した2号炉のほうの焼却灰の放射性セシウム濃度が
処理指針の基準以下である事を確認した上で、
12月5日に北港処分地におきまして、焼却灰の埋立処理を行いました。

以上が、試験処理の全処理工程でございますが、これらの各工程のそれぞれにおきまして、
それぞれ安全性確認の為の調査、測定を行ったというのが試験処理の概要でございます。
(廃棄物の選別・破砕処理について:略)
このように大阪に運んでくる可燃物につきましては、何度も何度も人の手
人の目を使って丁寧に選別し、除去していっておりますので、
アスベストや有害物質について心配されるようなものではございません。
アスベストに関しましては、受入る廃棄物の破砕・選別処理作業を行っている際に、
屋外の作業場の風下が2地点で、作業中の大気中のアスベストの測定を岩手県が実施しております。
その結果、総繊維数として、0.23本/L、0.28本/Lと、10本/L以下という処理指針の基準を
十分に下回っており、安全性については十分確認されております。
次に、廃棄物のストック(資料P3写真:試験処理に用いた115tの廃棄物の山)
ここで廃棄物の性状確認を行うと共に、放射性セシウム濃度、空間放射線量、
遮蔽放射線量を測定致しました。
放射性セシウム濃度の測定結果は、
廃棄物の重量比率で95%を占める木質につきましては不検出。
重量比率が4%であるプラスチックは7Bq/kg
重量比率が1%である繊維が10Bq/kgという大変低い値でございました。
これを重量比率を用いまして、また不検出であった木質を考えられる中で、
最も大きな値であります検出下限値を用いて、
加重平均することによって算出した廃棄物全体の値で評価を致しますと、
放射性セシウム濃度は8Bq/kgとなり、受入の基準でございます100Bq/kgを大きく下回り、
空間放射線量、遮蔽放射線量も含めて、全て基準以下であり、
安全に処理出来る物である事を確認致しました。
(略)
船積み前に、コンテナ10基の前後左右の面で空間放射線量を測定致しました。
この結果につきましても基準以下である事を確認した上で、船舶に積込む作業を致しました。
次に、船舶上で全てのコンテナの空間線量を測定し、基準以下である事を確認した上で、
陸揚げをし、コンテナトレーラーで積替施設へ運搬致しました。
(略)
舞洲工場への搬入の際には、夢洲地区内の北港処分地の中に設置した大型のテント式の倉庫のような
積替施設におきまして、廃棄物をコンテナからトラックに積替るという作業を行いました。
この作業中に、空間線量とアスベストを測定し、安全性を確認した上で、
舞洲工場に搬入を致しました。
アスベストの測定結果でございますが、これは総繊維数で測定を致しております。
これはロックウールやグラスウールなどのアスベスト以外の繊維や繊維状の埃なども含んでございます。
この総繊維数の測定結果が、10本/L以下という処理指針のアスベストの基準を十分に
下回っている事から、アスベストに関する問題はないと判断致しました。
尚、事業場内の測定結果につきましては、総繊維数が1.8本/Lという結果になっておりますが、
その後、電子顕微鏡を用いて、アスベスト繊維のみの確認を行った結果、
クリソタイル、アモサイトなど全てのアスベスト繊維につきまして検出せずという結果でございました。
このように、宮古藤原埠頭、大阪港、夢洲コンテナ埠頭、積替施設の各処理工程におきまして、
全ての項目で、処理指針の基準を十分に下回っており、
安全に処理が出来るものである事が確認されております。

大阪市環境局施設部長 蓑田哲生:
舞洲工場及び、北港処分地での試験処理の測定結果について─
まず舞洲工場におけます測定結果でございます。
焼却中、工場内、焼却炉周辺、灰設備周辺、灰ピット周辺等や敷地境界の空間放射線量を
測定した結果、受入前に測定した値、つまりバックグラウンドとの差は、
工場内が0.00~0.02μSv/h、敷地境界が0.00~0.01μSv/hで基準を十分に満たしておりました。
焼却灰の放射性セシウム濃度の値でございますけれども、
大阪市の通常ゴミだけを焼却した場合は37Bq/kgでございました。
一方、大阪市の通常ゴミに岩手県の木屑等を概ね20%混合して焼却した場合は、
38Bq/kgとなっておりまして、大阪市のゴミのみを焼却した場合と同程度で、
かつ基準を大幅に下回っておりました。
それから排ガス、排水、排水汚泥、焼却灰、これは主灰でございますけれども、
先ほどは飛灰でございまして、主灰の放射性セシウムは検出されませんでした。
排ガス中のアスベスト濃度の測定結果は、大阪市の通常ゴミに岩手県の木屑等を
概ね20%混合した焼却炉と大阪市の普通ゴミを焼却した焼却炉共に、不検出でございました。
受入中の測定
皆さま方からご心配を頂いております事から、水銀や六価クロム等、
重金属の溶出試験結果をお示ししております。
岩手県の木屑等の可燃物の測定結果と、それから試験焼却を行った焼却炉の燃え殻、
主灰の測定結果をお示ししております。
主灰の測定結果は全て不検出となっており、問題はございませんでした。
また、排ガス中の煤塵や六価クロム等の重金属についても、
どちらの焼却炉でも全て基準値を大幅に下回っておりました。
その他、排水、焼却灰、主灰・飛灰ですが、それから排水汚泥共に、
重金属等については、全て基準値を下回っており、いずれの測定結果からも試験処理による
変化はありませんでした。
続きまして、北港処分地における測定結果について─
(略)
敷地境界の空間放射線量を測定した結果、バックグラウンドとの差は、
埋立作業場所が-0.02~0.01μSv/h、埋立区画が-0.04~0.02μSv/h
それから敷地境界が-0.01~0.00μSv/hといった差でございまして、
基準を十分に満たしておりました。
それから排水、原水及び、放流水や排水汚泥の放射性セシウムは検出されませんでした。
詳細

矢追:
東日本大震災により生じた廃棄物の本格処理について
岩手県宮古地区の宮古市、岩泉町、田野畑村の木屑を中心とする廃棄物
平成26年3月31日までに、上限36,000tを処理致します。
尚、平成24年度は6,000t程度を予定しております。
処理工程につきましては、試験処理工程と同じですが、
本格処理では、岩手県宮古港から大阪港夢洲コンテナ埠頭への海上輸送として、
概ね一週間に一便程度で、廃棄物を約800t程度ずつ運搬してくる事になります。
これを積替施設でトラックに積替て、舞洲工場に運搬し、
舞洲工場では概ね一日100t程度を焼却して参ります。
そして、その焼却灰を北港処分地で埋立るという行程になります。
次に、安全性の確認ですが、運搬や焼却などの各工程で、府の処理指針に基づいて、
安全性確認の為の測定を実施して参ります。
これらの測定結果につきましては、速やかにホームページで公表して参ります。
更に、岩手県宮古市に大阪府の職員2名が常駐して、受入廃棄物の性状や処理状況、
放射性セシウム濃度等が基準を満たしている事をしっかりと確認を致します。
これら安全確認の調査や測定回数につきましては、表に示している通りでございます。
岩手県宮古藤原埠頭の受入廃棄物のストックから、大阪市環境局北港処分地の埋立の
各処理工程で測定を実施致します。
尚、試験処理の結果では、全ての項目で処理基準を十分下回ってきました事から、
測定回数につきましては、今年度はここに示している通りの回数で実施していきますが、
不検出の状況が続くなど、十分安全性が確認出来る状況であれば、
来年度以降に、処理指針の測定回数を減じる事が出来る旨の規定に基づき、
測定回数を減じる事と致します。
また、大阪市環境局、舞洲工場及び北港処分地においては、
大阪市が策定した東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理に関する労働安全衛生指針に基づき、
この表に記載している回数以上の回数の測定を大阪市が実施を致します。
受入廃棄物の状況について─
本格処理に向けて、宮古地区二次仮置場で選別・破砕された廃棄物は、
大阪府専用ストックヤードに運ばれます。
宮古港藤原埠頭に設けられた大阪府専用ストックヤードは、三方が鉄板で囲われており、
廃棄物は、順次奥から積上げていくという形になります。
この為、ストックヤードに運ばれてくるタイミングなどを捉えて、
空間放射線量の測定や廃棄物のサンプリングを行う事としており、
しっかりと代表性のある測定を行って参ります。
次に、受入廃棄物の放射能関係の測定結果ですが、
まず放射性セシウム濃度につきましては不検出となっており、基準100Bq/kgよりも十分に低い値です。
空間放射線量は、0.06~0.08μSv/hであり、バックグラウンドの0.07μSv/hと同程度の値となっており、
バックグラウンドの3倍未満という基準を満たしております。
遮蔽放射線量は、0.00μSv/hであり、0.01μSv/h以下という基準を満たしております。
このように、受入廃棄物は処理指針の基準を十分に満たしており、
安全に処理出来るものでありますので、資料のスケジュールに示しておりますように、
現時点での予定と致しまして、1月下旬に岩手県宮古港から廃棄物の搬出を開始し、
2月1日から舞洲工場での焼却を開始する事と致しております。
被災地の廃棄物の受入につきましては、ご説明申し上げましたように、
試験処理を行った結果からも、科学的にも安全に処理が出来る事が確認されております。
被災地の復旧・復興を支援する為、府民の皆さまの安全を大前提として、
廃棄物の受入処理に取り組んで参ります。

参考資料

─質疑応答

男性1:
なんべんも同じ会場で、同じ質問ばっかし、説明ばっかりしてくれんの、これどういう事かね、これ。
それと、これこんなもん聞いても分かるわけ…分かる人居てます?

─会場:分からない

男性1:
ほんで、なんで橋下さんと松井さん来えへんの?ここに。これ此花区民バカにしてるんか
それとも、お宅ら責任持てるんか?
3分以内やから。なんで此花区だけで燃やすの?
橋下さんの豊中、おいらよりごっつい焼却があるし、ねぇ、八尾にもあるし、港区、
そこらあるけんど、なんで此花区だけか説明して下さい。
それと、アスベストの件やけんど、これは直ぐには結果でないでしょ。
ねぇ、尼崎みたいに何年も何年も経って結果が出るはずやから、
子供の時代になったら、どないするつもりかな。
それと、ここ肝心な件やけんど、津波で行方不明者居られるでしょ。
ほんなら、ねぇ、岩手県の人も津波になってるし、
それとその行方不明、津波の人、体がバラバラになってるはずですわ。
そしたら、それみんな木屑に入ってるし、それ一個一個調べてるんかな、お宅ら。
ほな、それを此花区に持って来て、ねぇ、見たもん此花区でみんな燃やして、
此花区、その全部なるんかね。なんか障害あったら、お宅ら責任持てるんですか
それ調べたん、たった10人ぐらいで最終的に持って来て、
それだけの36,000調べられるんかな、お宅ら。
ほんで、岩手県で2名行ってる言うてるけど、2名ぐらいで、一般市民は誰か代表で行ってるんですか。
誰も行ってないでしょ。こんな無責任な話あるんかな、お宅ら、ほんま。

─会場:無責任だ! (拍手)

男性1:
橋下さんと松井さんとの話があれへんような事をお宅ら責任取れるんか。
もうほな、時間あんまりないから、それ説明受けて。そうでしょ。

(拍手)

矢追:
本件、試験処理の結果、並びに本格処理につきましては、この結果を昨年末、大阪府の戦略本会議、
或いは市のほうにおきまして戦略会議で、松井知事、府においては松井知事、
大阪市においては、橋下市長のほうに報告をし、その会議において試験処理の結果の安全確認、
並びに本格処理への意向について了承を頂いたところでございます。
今日の説明会につきましても、きっちりと住民の皆さまに説明をするという事の指示を
受けて参っているところでございます。

─会場:答えてないじゃない! 答えてないぞー! ちゃんと答えろー!

男性1:
全然ちゃうやん。なんで此花区だけ燃やすんよ?みんな聞いてる…
なんで2月1日、もう決まってる事、なんでお宅ら、こんなもん、みんな集めて説明するんや。

─会場:みんなじゃないでー

男性1:此花区、なんか貰えるんかな。

蓑田:
この岩手県のですね、木屑等可燃物の焼却から埋立までの処理なんですけれども、
現地ではですね、焼却施設とかが、埋立処分場も不足しています。
埋立処分場がですね、大変申し訳ないですが、今此花区のところの北港処分地というところで、
私どもの焼却した灰も見さして頂いておるんですけれども、
岩手県のこの焼却した物を、灰も含めましてですね、
この北港処分地のところに埋めさせて頂きたいと思っております。
そういった中ですね…

男性1:そんなもん話になれへんやろ

蓑田:ここの、えーっとその埋立さして頂くという事の中で…

男性1:ほな、答え出しぃや

蓑田:
ですから、大阪市のですね、処分場としては北港処分場しかございませんでして、
ここで埋めるという事を前提に致しましてですね、あの去年の6月にも、
えー、環境省のほうで個別評価を頂いたわけでございます。
この北港処分地に埋めるという事を前提に致しましてですね、
まぁ出来る限り、えー、この間の輸送とかですね、コンパクトにやらして頂くという事からですね、
舞洲工場で焼却をさして頂いて、その北港処分地の、夢洲のですね、北港処分地のほうで、
灰を埋めさして頂くと考えておりまして、舞洲工場で焼却させて頂いて…

男性1:ほかの人に替わりぃや

蓑田:北港処分地のほうで埋めさして頂きたいというふうに思っております。

男性1:これで見たら一番大阪府環境監査…その人が一番ええと思う

蓑田:
それからもう1点、アスベストの件なんですが、
先ほどですね、大阪府のほうがご説明しておりました通り、えー、この試験焼却やりました時に、
アスベストの数字というのは、実際にあの、1.8という数字が出ましたけれども、
えー、中身はあのー測定致し、あのー調査致しましたところ、アスベストはございませんでしたので、
問題はないというふうに考えております。
でー、えっと、あのー、現地ではですね、手選別できちっとその辺を分別して頂いておりますので、
私どもの所へ来るのはですね、木屑…

男性1:36,000、どないして調べるんや…女の人に変わってや。

大江:
まずあのー、なぜ此花区かという事でお尋ねを頂いております。
私なりに此花区民の皆さま方には、大変あのーご心配とご迷惑をお掛けする事だというふうに
存じております。大阪府のほうと致しましては、えー震災が起こりました…

男性1:そんなん答えになってない

大江:
…直後に、えー大阪、大阪市あのー大阪市始め、大阪府内の市町村のほうに、
焼却についてご協力頂けないかという事で、知事以下私ども、あのーお願いをしておりまして、
えー、そういった、その一方で安全性の確認の為の審議会などもやってきたわけなんですけれども、
そういう過程の中で、大阪市長のほうがご協力を頂けるという事で、お返事を頂きましたもんですから、
そういう事で、大阪府と大阪市で、それでは協力して焼却、えーして…

男性1:答えになってない

大江:
廃棄物の処理にご協力していきましょうという事になったしだいでございます。
そういう中で、大阪市さんのほうで色々とご検討頂きまして、併せまして私どものほうとしても、
出来るだけ、えーコンパクトな処理計画のほうが宜しいであろうという事も、
まっ総合的に勘案しまして、えー…

男性1:答えになってない

─会場:納得出来ませーん 

大江:…でございます。何卒宜しくお願いを申し上げます。

男性1:なんで此花区だけ…

─会場:ブーイング。 ほんで、責任は誰が取るか言うたんか?

男性1:
答えになってないやんけ。なんで此花やねん。
ほんで、説明する前になんで2月1日から、なんで燃やすんや。

─会場:そうや。 ほんまや。

(拍手)

大江:
はい、あのー、まぁご説明、あのー、さして頂くと平行致しまして、あのー2月から、
あのー焼却を頂くという事に向けまして、準備を進めさして頂くという事でございます。

─会場:ブーイング

大江:
基本合意を、岩手県と基本合意を行いまして、えー、そういう中で、少しでも早く、
えー、協力させて頂くという前提の元にスケジュールで取り組んできたものでございます。
えー、そういう中で、えー、2月、に、えー進めさして頂くという事で、
えー、一方で準備は進めさせて頂いておりますが、試験焼却を、試験処理を行いましたので、
その内容と本格処理の概要につきまして、本日ご説明に上がらせて頂いたしだいです。

男性1:この子らどないすんよ、ほんだら。

─会場:何を言ってるか分からない。

男性1:意味が分かれへんわ。なんで此花区で燃やすんよ、説明してくれ言うてんや。

─会場:ブーイング

司会:すみません、お静かにお願い致します。次のご質問ある方。

男性1:さっきのんまだ終わってないやんけ。

─会場:まだ終わってない。 ちゃんと答えて下さい。 

男性1:こんなもん10人ぐらいで調べられるんか。説明になってないやんけ。

─会場:ちゃんと答えてから次いけや。

─会場:此花、バカにしとんのか、お前ら。

─会場:ほんまや!  バカにしてるー

─会場:答えになってないやんけ。

男性1:
答えになってないやんけ。俺の質問…
なんで、行方不明者の骨とか肉とか木なんかどないなってるんか…調べさしたらどうやねん。
36,000、調べられるんか、そんなもん。そんなもん御霊どないするんや。

─会場:そうだ  (拍手)

男性1:
骨いっぺん調べてや。チップにしても出てくるはずや。
よう質問、よう答えられんのか。ほな、止め止め、こんなもん。

─会場:止めー

─会場:そうだ  (拍手)

男性2:
ちょっと、あのーテーマ変わると思うんですけども、1点あのー、聞きたいんですが、
今、大阪市が行おうとしている震災瓦礫の処理事業というのは、法律違反だと思うんですね。

─会場:そうだ  (拍手)

男性2:
これ廃棄物処理法に違反してると思うんです。
どういう事かと言いますと、廃棄物処理法というのは、特例措置を設けて、
従来通ってなかった再委託までは認めるようになってるんですけども、
しかし、再々委託しちゃ駄目だというふうになってね、認めてないんです。
今回の大阪市の瓦礫処理は、どうなるかというと、まず岩手県から大阪府への業務委託、
これ一次委託ですね。で、大阪府から大阪市への業務委託、これ再委託です。
これは大阪府と岩手県の契約書にも大阪市に再委託すると、
廃棄物処理法に基づく再委託を行うという事で、ちゃんと明記されてます。
今度、大阪市から業者への業務委託はまた、これは再々委託になりますよね。
再々委託というのは、廃棄物処理法で禁じられてるはずなんですが、
大阪市は、業者との間で、もうこの契約を締結してます。
これ、法律違反ですよね。
行政は法律違反して良いんでしょうか?
でね、大阪市は、大阪府を含めてですけども、これは絶対分かってたはずなんですよね。
元々、そんな大阪市が自分でするんやって業者に委託するっていう事は、
分かった上で、岩手県と大阪府と合意して大阪府と契約して、業者とも契約した。
更に、こういう事になるというの、違法な事になるというのを伏せて、
大阪市、市会ですね、これ予算上程して通過させましたよね。
これ、重大問題じゃないんですかね。

(拍手)

男性2:
これを今、事実を伏せて、これ市民を冒涜する事やと思いますよ。
市会議員についても、それを説明せずに、役員の方。
ねっ、ほで多くの市民から署名、沢山の署名、1,000通超す陳情書。
抗議電話なんか1万超してると思いますわ。
これ無視してね、更に法律まで無視して、
で、放射能という猛毒ばらまいてるわけでしょ。
これ、なんか狂ってませんでしょうか

─会場:狂とんじゃ。

(拍手)

男性2:
法律違反を各自してるんですから、もう悪い事出来ないですよ。
もう観念して、もうこの件については、全て白紙撤回して下さい。

─会場:そうだ

(拍手)

男性2:
企業との業務委託契約書の中にも、ちゃんと東日本大震災による瓦礫の処理に関する件て、
きちんと書いてある。
で、ゼオライト敷いて、そこにちゃんと埋めるって、ちゃんと書いてある。
これもう、どう見ても再々委託ですわ。
ねっ、だから、これもう全然それを元に全ての事が行われてるわけですから、
法律違反てはっきりしてるわけやから、これはもうこれでストップして下さい。
もう終わりですよ、これ。

(拍手)

環境省廃棄物対策課 課長補佐 坂口芳輝:
今回の委託関係ですけれども、大阪府から再委託を受けて、大阪市が焼却行為を行うという事に
なりますけれども、焼却の結果出てくる灰ですね、この灰については、大阪市、
焼却をした大阪市の廃棄物という扱いになります。
ですから、それを大阪市が他社に委託するという事は、再々委託にはならないという事です。
これはあのー、日本全国でどこでも行われている事でございますので、ご理解頂けたと思います。

─会場:日本全国法律違反

─会場:契約内容教えて下さいよ

─会場:担当者の誰ですか、名前。

坂口:えーっと今申し上げたんですけども、環境省廃棄物対策課の坂口と申します。

─会場:そんなん必要ない

坂口:
はい、今ご質問ありましたので、お答え致しました。
あのーですね、廃棄物処理法での再々委託と言いますのは、
あのー委託を受けた者が、それをそのまま、あのー本人は何もせずに別の人に流すと、
まっこれを再々委託というふうに呼んでおります。
で、あのー、廃棄物を焼却した後の焼却灰、焼却灰は焼却した人の廃棄物になるというのが
廃棄物処理法の考え方です。
誰が普通にやってるかと言いますと、例えば普通の産業廃棄物、あの会社が某か出した物を
えー産業廃棄物というものでありますけども、これは産廃業者に、
その排出業者が委託をするという事になります。
これをですね、焼却して出てきた灰というのは、これは元々出した排出者の廃棄物ではなくって、
えー産廃業者、焼却した者の、えー焼却した人に処理責任がある。
その方に、えーその方が、これがまた排出者という事になります。
ですから、この方が、えー処分をするという事になります。
これが廃棄物処理法の考え方です。

女性1:
安全、安全て言われてて、安全やったとして、前提の話なんですけども、
私凄いアレルギー体質なんですけども、2日間の試験焼却の時に、勿論マスクはしたんですけども、
目がしみるように凄い痛くなってきたんですね。
それで環境局の所に電話を、そういう事を言うた時に、
「安全やから大丈夫です、安全やから大丈夫です」の一点張りで、
こっちがアレルギーがあって、色々反応があるていう事も言うてんのに、
「安全やから大丈夫です」そればっかりで、例えば花粉症も持ってるんですけど、
花粉症を空気中にばらまきますよて言われたら、やっぱり凄い生活に支障が出るぐらい、
もう本当に大変な思いをするんですけども、それでも安全、安全て、だけを言うていて、
もしなんか燃やした後に、何かが出た場合の対応する、そういうなんか施設みたいな所とか、
病院機関みたいな連携を取ったりとか、責任を持つような、それがないのに、
なんで燃やすのかな、安全、安全や言うて、勿論安全やとしても、
色々症状が出る人は、人それぞれに違ってくると思うんですけど、
それの対応策がその全くないんで、燃やした後の対応策

男性1:それは市長が個人個人の責任やて、この前、私聞きました

女性1:
学校給食とかでも卵のアレルギーやったら対応してくれるっていうのは、
当たり前のようにあんのに、何故そういう、なんか市民の声がもし色々こんなんが出ました、
あんなんが出ましたって声が多く上がったとしたらね、焼却の後に、
その対応するのは、市として当たり前の事じゃないかなと思うんですけど、市民としたら。

(拍手)

女性1:それが何もないていうのは、どうしても納得いかないんですけど、お願いします。

蓑田:
本日、ご説明さして頂いております中身は、先ほど試験焼却の時に具合悪なったというふうに、
仰られておられましたけども、例えば、ここのデーターはあまり、あのー測定しましたデーターは、
かなり膨大になりますので、ホームページに掲載しておりますけど、
ここには全部は網羅しておらないんですが、例えば、あのー煤塵と言いまして、
そのー埃の細かいのんですけども、そういう濃度がどれぐらいなったかという事で、
測定もやっております。まっ検出限界以下でございました。
そういう事からですね、安全と申し上げておりますのは、そういうデーターを見ればですね、
焼却工場の排ガスからもそれが出てないとかですね、
それから今回の、あのー放射能のほうも3段階に分かれ、
あー放射能の3段階にバクフィルターの入り口、出口、煙突という事で測定をさして頂きました。
えーいずれの場合にもですね、検出限界以下という事になっておりまして、
そこは出てないという事が値が出ておりますので、まぁあのー、
お加減が悪くなられたかっていう事は事実やと思うんですけども、
それについてはですね、まぁあの、えー、
焼却工場の問題と言うんじゃなしに、焼却工場についてはですね、
そういう意味でデーターを公開致しまして、ちゃんと安全な数字でありましたという事を
申し上げおりましてですね、そういう意味で、えー今回の試験、試験処理でですね、
十分安全性が確認されたというふうに思っております。
あのー細かいデーターにつきましてはですね、ホームページ等を見て頂きまして、
えー全部、全てを公開しておりますので、確認頂ければと思います。

─会場:ブーイング

男性1:答えになってない。橋下さんは、市長は、自分自分の責任やて…

男性3:
今ね、説明聞いとったら、もの凄いええ事ばっかり言うてるわ。
これが見えん。向こう側の人がね、嘘ばっかり言うてるて、テレビとか新聞に出ていましたよ。
今そこに居る人は殆どね、嘘ばっかり言うとると思うわ。

(拍手)

男性3:
ほんでね、アンケートを取って、賛成か反対かを取ってね、
なんでそういう事をやらんのかと言うたらね、恐らく99%は反対と思いますよ。

(拍手)

男性3:
そやからね、そういうアンケート取って賛成か反対かね、取りなさい。
それでね、この此花区で生活する人がね、5万人くらいは居りますよ、5万人。
その中にね、うちは鳥島ですよ。鳥島で、一番近くですわな。
ほんでその灰を被ったら直ぐには結果は出ません。
これが何年後にはね、出てきますよ。そういう時は、お宅様はね、今そこに居る人はね、
どういうふうに責任取りますか? 
とにかくね、何回も言うけどね、アンケート取って、
賛成か反対か、それだけで決まりますよ。
この中に何人居るのか知らんけどね、殆どの人がね、99%は反対と思いますよ。

─会場:反対  (拍手)

男性3:
とにかくね、今そこに居る人はね、もの凄い事言うてますよ。
それはね、前から言われてる高齢者とか、子供を守りなさいという事はね、
もの凄い言うてますよ。それはね、今聞いとったらね、舞洲でやってますわな、
ほんで人体には影響はないとか言うけど、そこにね生活してる人はね、今日はなんぼ、
明日はなんぼてね、その灰を被るわけですわ。
そこでね、ただ1回でそこに居るんであればね、そらアンタもう分かりますけどね、
ここに長い事生活しとったら、終いにはね、終いには、あれですよ、此花はね、廃棄になりますわ。
もう少しね、皆さんがね、もう少し真剣に考えなさいよ。
ほんで、お宅様はね、そういうふうにね、実行しとったら、実行しとったら、
国から良い顔になりますわ。良い顔になるけども、我々は犠牲になるわけですよ。

─会場:そうだー (拍手)

男性3:
ただね、この説明会はね、説明会はやる必要はありません。
アンケート取ってね、アンケートを取って賛成が60%以上であれば、説明会はやる事は出来ますよ。
そのかわりね、反対が60%以上であれば、その説明会はやる必要はありません。
それ何回も言うけどね、アンケート取って賛成か反対かいう事を今までやってないわけやね。
そういうやつをやったらね、やったらですよ、やったらね、99%が反対やから、
そういうアンケートを取る事は止めてるいう事ですわな。

─会場:アンケート賛成! (拍手)

男性3:
だからね、賛成か反対か取りなさい。
その結果でね、説明会はやってもええと思いますねんよ。
とにかく賛成か反対かね、直ぐやりなさい

─会場:そうだ  (拍手)

─会場:答えろ

─会場:答えて下さい

矢追:
大阪府では、災害廃棄物の件に当たりましては、府民の方々の安全を大前提として考えております。

─会場:ブーイング

矢追:
専門家の方々の意見を伺った上で安全に処理が出来ますように、
基準であります処理指針を策定を致しました。
で、今回の、あのー試験処理におきましても、先ほどご説明を申し上げましたように、
各工程で測定を行って、基準を十分に満たしていると、安全な物であるという事を
科学的に確認を致しましたところでございます。
例えば、舞洲工場周辺での空間線量につきましては、焼却灰、試験焼却前と試験焼却中では
変わらないという数字も出ております。
処理に、処理指針に基づく、えー基準を満たしているという事を確認しながら、
進めて参りたいと考えてございます。
それと、このあのー、災害廃棄物の受入につきましては、大阪府会のほうでもご議論頂きまして、
えー予算等に伴います予算等の承認を得ているところでございます。
府民代表の、府民代表でございます府議会のほうとも十分議論を尽くしておるところでございます。

─会場:ブーイング

女性2:
中央区に住む足立と申しますが、二つの質問と、簡単な質問、ちょっと苦情を伝えたいと思います。
そもそも広域処理というのは、被災地の岩手県で期限内に処理に仕切れんから、
余裕がある所にお願いしますというのが広域処理のスタンスだと思うんですけども、
5月の時点で、可燃物は54万t程、現地、被災地にあったと思うんですが、
今、今日現在何万t可燃物が残っているのか数値を教えて欲しいという事。
それと、バグフィルターの件なんですけれども、
およそ市議会のほうでも色々と議論されていましたが、
まず、気化したセシウムがあったとしても、バグフィルターの手前で200℃で冷却すれば、
ほぼフィルターで99%取れるというような説明が環境省からもありました。
で、私たち、私は非常に99%という数字には疑問に思っておりまして、
あれを市民団体が計った数値では、およそ60%~70%程度しか取れないんではないかという、
考察もされています。
先月末ですね、環境対策特別委員会で、公明党の金沢議員が実際仰った事ですけども、
まず実証実験として、塩化セシウムを使ったり、水酸化セシウムを使った実験を
ラボ実験としてしましたが、実際より再現性を高めるという意味でですね、
環境科学研究所ですかね、そちらのほうで放射性セシウムを1万Bqまで使って、
燃焼実験は可能だというふうに仰ってます。費用もそれほど掛からない。
この検証が必要なのであれば、是非すればどうかとご提案もありました。
最初、環境局のほうが出来ないというふうな事を言ってたみたいですけど、
それは嘘です。出来ます。
で、私から提案なんですが、本当に99%取れるのであればですね、
若干漏れた物を吸っても大丈夫だと、大した被曝量じゃないと仰るのであれば
是非ね、実験室内で1万Bq使って頂いて、フィルター越しにね、
そこの壇上に座っている方々出てきた空気をですね、
何日か吸って貰おうじゃないですか

(拍手)

女性2:
何日か吸って頂いて、大丈夫なんであれば、論より証拠という事でね、こっち側も信じますよ。
吸っても大丈夫だと仰るのであれば、それぐらいやって頂きたい
人体実験して頂きたいです。私たち何もない側が吸わされるような義務もありませんし、
まずお偉い方々、是非吸って、大丈夫だという事を証明して下さい。それからです。
それと一つもう最後苦言ですが、私此花区内でずっと夏の間、署名をしていました。
USJの近くである大型マンションの方で、非常に私たちに協力して下さった方がいらっしゃいますが、
今日説明会があるというふうに、お電話を差し上げたところ知らなかったという事です。
区の広報に載ってたみたいなんですけれども、なんか見落としがあったのと、
大型マンションですのでね、掲示板にちょっと載せるとかすれば済んだ事なんですよ、本当に。
一番あのUSJの近くが本当にもろ直撃する所です。
それぐらいの配慮がなくって、ただやる事が決まったから説明会しますっていうのは、
ちょっとこれ行政の怠慢じゃないでしょうかね。
まず、地元の方には最低限幼稚園、小学校あるんですから、保護者への通知ぐらい出来たはずですよ。
プリント一枚ぐらい入れられたはずじゃないですか。
この怠慢というところが本当に許せない。許せないです。

─会場:答えて下さい

女性2:答えて下さい

─会場:そうだ、答えろ

坂口:
まずデーターの事からお答え致したいと思います。
これは12月14日に公表致しました環境省のデーターですけれども、
岩手県、災害廃棄物の推計量がですね、395万tある内、これまでに124万tが処理済であります。
したがいまして、残りが約271万tという事になっております。
大体この内、2割~3割が可燃物、木屑という事だと思っております。
それから、えー、バグフィルターの件ですけれども、
これも過去この説明会で何度かご説明申し上げておりますが、
あのー、バグフィルターの前と後ろでデーターを取りまして、
その結果99.9%程度取れているというデーターがございます。
先ほどご指摘ありました4割程度、外に漏れているのではないかという、あのー考察なんですけれども、
これはあくまでもですね、えーまぁ推測と言いますか、あのー元々ですね、
これは静岡県の試験焼却をやった時のデーターを元に、そういった考察がされているわけなんですが、
えー、入ってきた、えーゴミに入っているそのセシウムの量と、
それから出て行った排ガス、それから焼却灰、そしてその他、排水とかですね、
そういった出口から出て行ったセシウムの量を比較して、その結果4割程が収支が合わないと、
いう事によってそういった考察がされていると、まぁそういったものだというふうに考えております。
この調査については、元々その入りと出をしっかり合わせるような精度を持って調査が
されておりませんので、そもそもそれを4割、えー外に出ているというふうに言うのは、
若干乱暴だと思っております。

─会場:しないのはおかしいやで

坂口:
いえ、あのー、これは元々、非常に技術的にとても難しい事で、専門家の方々に、
いえ、まずこれは、あくまでも外に居る方々に対する曝露量をどうやって減らすのか
どれだけ出ていないかというのを見るかという事が一番重要です。
その為には、排ガスの量を、排ガスに入っているセシウムの量を計るという事、
それから周辺の空間線量を計るという事が最も早道です。
この二つの結果から全く問題がないという事が出ておりますので、
全く問題ないと思います。
ちなみに、東京都では前からかなりの量の災害廃棄物を受入ておりまして、
私の職場、それから住んでいる所の近くでもかなりの量が燃やされておりますけれども、
そういった意味で、私もそういった空気を吸っている人間だというふうにご理解頂きたいと思います。

─会場:消えた分はどこ行ったんですか

─会場:お静かにじゃないでしょう(注意する司会者に対して)

蓑田:
先ほどですね、市会の議論の中で、ガス化するセシウムがあるのではないかというと
測定方法のまぁ問題があった環境省が、えー、仰られている測定方法が問題があって、
ガスが漏れているのではないかというふうな事を、測定がきちんと出来てないんではないかという
議論がありました。それを先ほど、今の方仰られてるんやと思うんですけれども、
それにつきましては、実はあのー、この放射能のですね、専門家の方、
あの大阪府の委員会もやっておられます4人の先生方に、その点について、
見解をお聞きして参りました。
まずですね、セシウムが170℃程度でですね、セシウムがガス状で、あの、
存在してるのかという点につきましては、えー全ての先生方がですね、
そのガス状で断定的に存在するという事はあり得ないというふうに仰られております。
それからですね、次にあのー測定方法についての問題がありましたけども、
トータルでですね、4人共ですね、測定方法については全く問題がないと。
で、測定方法でですね、きちっとガス態があっとしてもですね、
後ろの活性炭とかですね、捕捉出来るというふうに見解を述べられておりますので、
えー、加えましてですね、環科研の実験につきましてもですね、
十分安全側でやった実験になっておってですね、意義のある実験やという事を
ご見解を頂いております。ですから問題はないというふうに考えております。

─会場:そんなマニュアルみたいな回答要りません

蓑田:
それから、あのー、この此花区の周知の件でございますが、
ご存知なかった方がいらっしゃるという事には、大変申し訳ないと思っておるんですが、
えー、私どもとしましては、6月のですね、時からずっとそうなんですが、
あのー、今回も市政だよりに入れさして頂きまして、此花区には町会を通じまして、
えー、ビラを撒かして頂きました。
まぁそういう町会入っておられない方とかいらっしゃるんで、漏れてたかもしれませんけれども、
市政だより等にもちゃんと記載をしておりますので、
まぁ見ていらっしゃらない方という事については、まぁ申し訳ないかもしれないんですが、
そういう事で出来る限り、きちっと周知をさせて頂いたというように思っております。

男性4:
最初、広域処理が、さっきの方も聞いてたと思うんですけど、
被災地が出来ない分、大体2割ぐらいかな、50万tぐらいですか、最初やる言うてて、
多分、瓦礫の量を環境省さんね、これ瓦礫の総量をもう一回見直して欲しいんですよ。
だからその埼玉県は、野田村の受入をしてて、1万tの予定が1,000tで終わってる。
それから群馬県の場合は、桐生市は、8,000t年内に受入るのが4,000tになってるんですよ。
しか受入られない、という事は瓦礫があんまりないんじゃないかと思ってるわけです。
だから、ない瓦礫を、というか、もうそもそもやりきれない部分をやると言ってたんで、
もう瓦礫が減ってたら、総量見直したほうがいいんじゃないかという事です。
それは何故かっていうと、これ国民全員の復興増税を使ってるんですね。
ですから、今回の予算、私見てましたけれども、16億円組まれてますね。
その内、輸送費が8億です。
という事は、半分が輸送費になっちゃってる。
これ、別に被災者にもうお金、別に付けたらええんちゃいますの。私はそう思います。
私、生活支援とか、生活再建とか、放射能対策とか、ちゃんと復興に係わる、
或いは被災者支援に係わるね、お金に回して欲しいと環境省さんにはお願いしておきたいと思います。
やっぱり1,000kmぐらい離れてるんで、長い距離をね、運ぶっていうのは、

今回その契約書見てましたけども、日通さんは11億出してるんですよ。
しかし、大栄とか、井本のJVの場合は8億で落としてるんですよ。
これ、別にまぁ公開してるから、別に大丈夫なんかも知らんけど、
私らが払ってる税金なんで、被災者を助けたいって気持ちはみんな一緒なんですよ。
それを今すぐね、生活とか暮らし困ってらっしゃる方がいっぱい居る。
放射能困ってらっしゃる方、いっぱい居る。そっちに回してあげて。
だって橋下市長ね、被災者支援て言ってたじゃないですか。
彼は、そう言って情けないと、助け合いの心持ちがないんかと言ってたんです。
3月議会で言ってたんで覚えてます。
だから、そういう主旨に則って、日本政府と大阪府と大阪市は、もういっぺん計画を練り直して下さい。
その時に、岩手県を特別扱いしない、なんでかっつたら岩手県庁は行政ですから、
ちゃんと公金を適切に使う義務があります。
だから、東松島市の廃棄物対策課の課長さんは、生活環境課かな、
彼が言ってたんですけど、東松島市は昔震災に遭ったんですね。
その時、瓦礫処理が凄く大変だったと。だから今回、自分らでお金を掛けずに、
現地の人を雇って、ちゃんとやるっていうスキームを組んだって言ったんですよ。
で、それと、東松島ってのはもうちょっと岩手県の沿岸部より力のある自治体ですけど、
岩手県の沿岸部の自治体、力弱いですから、環境省の人たちがちゃんと行って、
お手伝いして差しあげて下さい。
そうしたら、1,000kmも運ばなくて済みます。
それは、別にね被災者が全部やれって言ってんじゃなくて、
やっぱり被災者に僕らのお金を今すぐ届けて欲しいんですよ。それだけです。
それと、だから減ってるからやる必要がないんじゃないかっていう事が一つですね。
それから16億の内8億と言ったと。

それから9月議会で橋下市長が瓦礫受入は、此花区に心理的な負担を与えているので、
メガソーラーの還元益を与えるという発言をしています。
心理的な負担があるっていうのは、どういう意味なんでしょうか。
そしてメガソーラーを誘致して、その還元益を与えるという事は、
これは此花区に対する利益誘導ではありませんか。
その上へカジノを建てるぞという計画もあります。

それと、皆さんに周知して欲しい事は、
環境基本条例20条には、住民の意見を反映せよって書いてあります。
さっき言ったアンケートとか、告知っていうのは、本当にちゃんとやって下さい。
それから、21、2、3条は、公害についてちゃんと相談に乗りなさいって書いてあります。
アトピーの方いらっしゃったから、ちゃんと聞いてあげて下さい。
それと、質問として聞きたいのは、お願いですけどね、環境省さんにお願いしたいのは、
岩手県の瓦礫総量を今すぐちゃんと見直して下さい
これが、1,000kmも運んでやるべき事なのかという事をはっきりさして欲しい。
で、メガソーラーっていうのは、何かっていう事を橋下市長、ちゃんと調べて欲しいと思います。

男性1:もっぺんやらなあかん。

男性4:
あとは、徹底的な情報公開をやって、特にお金の面と必要性の面をちゃんと明らかにして下さい。
リスクについては、安全としか言わないので、もうそれは答えは聞きません。

(拍手)

男性1:こういう説明ええから、もっぺん橋下さんに来て貰ろて説明して

坂口:
それでは数量の事についてご質問ありましたので、お答え致します。
埼玉県、えー確かに元々予定していた量がかなり減ったという事でございます。
これの原因なんですけれども、元々埼玉県、これはあと静岡県なんかもそうなんですけれども、
受入る場所、えー、例えば野田村とかですね、そういった市町村をまず限定しているという事。
それから、角材、柱材という物に限っていると、といった結果の上ですね、
元々そういった角材、柱材として分別出来る物がもっとあるだろうといった想定だったんですが、
それがやや少なかったといった事で、このような結果になっているという事であります。
災害廃棄物の排出量については、我々もあのー職員、それから技術者派遣しておりますし、
岩手県と常にそういった情報の交換をしておりまして、これまでも何度か見直されてきております。
まっその上で、現在大阪府さん、大阪市さんに、これだけ宮古市地域の可燃物を
えー、お願いしたいといった要請があるという結果で今になっているといった事で
ご理解頂ければと思います。
それからあのー、お金の使い途なんですけれども、お金に関してはですね、
あのー今、えー、例えば大阪府、大阪市で処理するという場合でも、
それから現地で処理するという場合でも、結果的にまず岩手県からお金が出て、
その岩手県のお金は、元々は国から補助と、それから交付金が出るといった形でやっております。
国民が出すというものですので、最小限でやらなければならないという事で進めております。
あのー、岩手県に、岩手県で、更により処理能力を増やして、これ以上やるという事になりますと、
更なる処理施設を建てなければなりません
そうしますと、ここに持って来る輸送費、移送とする若しくはそれより以上のですね、
費用が掛かる事になりますので…

─会場:ブーイング

坂口:
あのー、まぁそういったですね、現地で処理する費用と、えーさほど変わらないような費用内に
出来るというスキームで、えー内容で広域処理をするという事で調整をしているところであります。
それからあのー、東松島市の話もありましたけれども、
東松島に関しては、あのー、単価が非常に安いという報道も実際ありました。
ただ、あの出てた地帯は、えー実際東松島、それから引き合いに出された石巻特有の
比較検討、それから現地の話も聞いておりますけども、
あの報道自体は正確ではないという事であります。
東松島は、あと災害廃棄物よりも、津波堆積物という土壌のほうが多い為に、
安いといった影響もございます。
えー、いずれにしましても、岩手県の災害廃棄物の処理量そのものについては、
これまでも見直しを計ってきておりますし、まぁ必要な物をお願いしているという立場であります。

蓑田:
先ほどの太陽光発電の件でございますけども、
太陽光発電のですね、メガソーラーを設置するという件につきましては、
あのー、震災にとか関係なしに、その前からですね、えー北港処分地の上部が空いておりましたので、
そこでメガソーラーを設置していこうという計画が進んでおりました。
その後ですね、固定価格買取制度になりまして、
かなりまぁ収益もきっちり出てくるという事になりました時に、
今あの議会の議案の事を仰られていたんですけれども、市長のほうがですね、
まぁ安心・安全という事につきましては、先程来申し上げておりますように、
きちっと測定をしてですね、安全、安全である事を公表していくという事を勿論やっていくと、
いう事だったんですけれども、その安全と安心という事で、安心という面に関してはという事で、
少し発言がございましてですね、その後メガソーラーが固定価格買取制度になりましたもので、
そういうところから、少しの収益が上がるんでしたらという事で、
此花区と今調整をしておるという事でございます。

大江:
少し補足させて頂きます。岩手県のほうから私ども色々と現地の状況を頂いておりまして、
岩手県のほうにおかれては、3年間でまずはこの震災の廃棄物、瓦礫ですね、
これを片づけていきたいという事で考えておりまして、瓦礫を3年間で片づけました後、
きれいに土地がなった後、復興に向けてさまざまな取り組みも進めていきたいと、
いうふうな計画だっていうふうに伺っております。
で、岩手県のほうからそう伺いましたので、
私どもとしては被災地のほうからの強いご要請という事で、
取り組んでるものでございまして、被災地のほうから、もうこれで十分になりましたのでという
あのー、お知らせがございましたら、勿論もう現にあの処理を終了させて頂きたいというのは、
勿論考えているところでございますので、どうぞ宜しくお願いを致します。
また、あのー契約の関係につきましては、ご指摘通りの数字とか、それから内容につきましては、
ホームページでもしっかりと公開させて頂いておりまして、
適正に入札手続きを経てやってるもんでございますので、どうぞご理解をお願い申し上げます。

男性5:
安全と言うんでしたら、何故こんなに高い基準100Bq、低レベル放射線廃棄物と同じもので、
基準で燃やすのかとか、沢山聞きたい事があるんですけど、
僕より詳しい方に回しますんで、阪南大準教授の下地真樹さんからお願いします。

下地氏:
基準が緩る過ぎるという話は何倍も出てますけれども、先日10月30日に環境省行った時に、
面会した人にですね、例えば排気の基準は、1立方メートル当たり20~30Bq
セシウムが出ても大丈夫という事になっていますが、
「それ吸っても大丈夫なんですか」って聞いたらね、
環境省の人は「そうですね、基準値内ですから大丈夫ですね」って言いましたよ、真顔で。
いいですか、そんな認識の人が、こういう政策を進めているっていう時点で、
はっきり言って信用出来ないんです。
そういう出鱈目な事をずっと言ってたわけですよ。
で、先ほどから静かに願いますって言ってるあなたね、あなたが一番五月蠅い

(拍手)

下地氏:
はっきり言って100人後ろでヤジってても、あなたが喋るよりずっと声は通ります。黙ってて下さい。

─会場:何やってんの、あんた。

市会:すみません、静かにお願い致します

下地氏:
いい加減にしろ。
健康被害が出ないという事で、さっき決めつけてたけれども、
出ないっていう前提で調べないから出てないだけです。
測定しても出てないから、「外には出てません、ほかの理由によるんでしょう」といふうに、
あなた仰ったけれどもね、名前なんつったっけ、大阪市環境局施設部長、蓑田さんですね。

司会:お静かにお願いします

下地氏:
黙れ黙れって五月蠅い。
蓑田部長が言ってたけれども、いいですか、うちの妻も目の白目のとこ出血しましたよ。
直ぐ引きましたが。こんなの事初めてです。
確かに疲れ目やそういう事で、そういう症状はよくある症状ですけど、
僕は10年一緒に暮らしてて初めてです。
いいですか、因果関係証明出来なければ、
あなた方責任取らない、それは関係ないです、言い張るでしょ?
でね、排気の測定方法については、前回も前々回もですね、毎回問題提議してるけど、
全然まともに答えないわけですよ。
で、災害廃棄物検討会の8回~11回の議事録、まだ出てこない。永遠に出てこない。
そこで排気の測定方法についてを議論したはずなのに、そこ隠してるわけですよ。
隠したまま安全ですと、計れてますって何回も繰り返して、
坂口さんほんとに嘘吐くのいい加減にして下さい。
そして、大阪府の検討会議は、この環境省の議事録を隠してる問題であり、
また、その議事録を隠してる問題についても何ら問題にせず、
環境省から出てきたデーターを全部とりあえず、その測定正確だって前提でしか議論してません。
だからもう最初っからね、全然ね、検討する気がないんです。
検討会議の人たち、大阪府の人たち。
検討したんだから、ここに連れて来いって言ったじゃねぇか、磯田さん、ねぇ磯田課長。
その大阪府のご自慢の検討会議の人たち、真面目に議論したんであれば、
なんかクローズのね、住民説明会みたいなものコソコソコソコソあっちでやる時だけ、
出掛けて行ってね、安全です安全ですってキャンペーンするんじゃなくて、
こういう住民説明会にちゃんとガチンコで出て来て説明したらいいじゃないの。
なんで出て来ない? 本当に卑劣なんです。
色々論点あります。
試験焼却の時にも、これいつも出てる物ですが、PM2.5がいっぱい出ました。
これは別に、放射能とは別です。PM、微粒子が出てるって話です。
これはよく出てますが、放射能を含む瓦礫を燃やしてる時にも出てました。
だから、そういう事も影響あるでしょう。
これについて質問受けた時に、「黄砂じゃないですか」っていうふうに答えたそうですが、
黄砂じゃないって事は、気象庁がですね、「黄砂では絶対ありません」というふうに答えてるそうです。
ですから、それは焼却によるものかは別にして、少なくとも黄砂ではないので、
ちゃんとまともな説明をして下さい。
そして、試験焼却の時のアスベストの問題ですね。
アスベストを計ったら1.8本。
そして、「精密検査に出したら出ませんでした、だから大丈夫です」って言ってましたが、
あなた方かやった事はですね、試験焼却用の瓦礫を調べてアスベストが出たけれども、
試験焼却凶暴してるんです。
試験焼却を凶暴した後で、精密検査の結果が出て、という事は、
あなた方そん時に、もしかアスベストが出てたら責任問題になるわけでしょ。
そこでアスベスト1.8本出た時点で、一回試験焼却止めて、精密検査に出して、
出なかったから、試験焼却やりますって言うんなら、まだ信用出来るんです。
だけど、見切り発車で試験焼却をやってしまう人たちが、精密検査やりましたって言っても
そんな内容信用出来るわけないじゃないですか。

─会場:そうだー (拍手)

下地氏:
試験焼却に関しては、もう一つあります。
試験焼却をする前に、岩手県と契約を締結してますよね。
それは、試験焼却の100tを含む契約だから、締結したって多分言い訳するんでしょう。
だから、先にそれ言っときます。
だけど、もしそうであるならば、その時の契約書には、試験焼却の結果しだいで、
無条件に大阪市の、大阪市と大阪府の契約ですね。大阪市が試験焼却の結果、
大阪市が一方的に契約を破棄出来るという条項が含まれてるんだったら、
その契約は、試験焼却前に結ばれたのは理解出来ます。
だけど、その契約書、大阪市と大阪府の間で結ばれた契約書は、
大阪市と大阪府の合意がなければ、この契約は解消しないって内容になってますよね。
ていう事は、こんな契約を試験焼却前に締結してるっていうのは、どう考えてもおかしいです。
そんな人たちがやる安全のデーターを調べました、測定しました、どうやって信頼出来るんですかと。
で、此花区の人たちの切実な質問に対しても何ら答えてないでしょ、あなた。
本当にいい加減に出鱈目止めて下さい。もう本当に山ほどあります。
僕、今日一番ここに来て驚いたのは何かって言うと、恥ずかしげもなく、あなた方8人、
8人がここに今日も座ってる事ですよ。
ねっ坂口さん、あなた、もう一つ言っとこう。坂口さん、さっきあなたいい加減な事言った。
岩手から、岩手での輸送費を掛けて運んで来て、莫大な無駄遣いをして処理をする、
その事を後ろの人が質問しましたよね。
これに対して、あなたは、岩手に焼却施設を作って、焼却施設を作って処理をする場合は、
運んで処理をするのと同じぐらいだみたいな説明の仕方してましたけど、
現地にはもう処理施設あるじゃないですか。
なんで、今から処理施設を作るような前提の話をそこでするんですか

─会場:そうだー (拍手)

下地氏:
そして、既に瓦礫はもう処理、もう外に出す必要ないですよね。
あなた方が2011年の12月に、瓦礫どのくらいあるかと言ってたかと言うと、
2011年の県内処理予定です。
岩手県では419万t県内で処理予定ですって2011年の12月に言ってたんですよ。
で、今推計の見直しが幾つか進んで、総量どうなってるかってったら、395万tだそうです。
で、宮城県も2011年の12月の県内処理予定量、1,220万tて言ってたのが、
現在もう既に総量1,200万tって言ってます。
これ、処理量じゃないです。推計したやつ、瓦礫の総量がそういう数字になってます。
そっくりね、推計が見直しが進んだ結果、当初の処理、県内処理予定量よりも、
既に少なくなってるじゃないですか。
なんでこんなものを未だに広域処理やらなければいけないのか
それともう一つ、木屑について、
木屑が中心だっていう事になってますが、木屑は比較的汚染度が低いのと利用がし易いのとで、
現地がむしろ外に出さずに使いたいという話があるっていうふうに聞いております。
なんで、なんでこんな無理矢理1,000km近くまで運んで来て処理をするんですかと。
以上です。ほかの人も質問あると思いますんで、
あなた方今日9時まで帰らないで下さいよ、最低限、いいですか。

(拍手)

大阪府 環境農林水産部循環型社会推進室 資源循環課 磯田課長:
まずPM2.5についてでございますが、
えー、本日お配りの資料の一番最後のページの参考資料というところに、
今回のPM2.5についての見解を書かして頂いておりますが、
まず、PM2.5の発生要因そのものがですね、まず原因が多岐に渡っておりまして、
これは粒子そのものの場合、それから後は太陽線物質が光化学反応であったり、
或いは大気中での反応によりまして、二次的に出来るものがございます。
こういったルールについて言いますと、PM2.5の発生要因の内、
清掃工場のゴミ焼却による影響は、ごく一部に過ぎません
また本来の1焼却炉の1万tに比べて、115tを加えても、えー大した事はございません
えー、こういった事から考えまして、また今回の処理の時に1号炉、2号炉を比較致しましても、
煤塵濃度は、両方とも不検出でございますし、えー、窒素酸化物、硫黄酸化物などの測定結果も
えー、1号炉、2号炉比較して変わりません。いうような事から、
えー、このような事からですね、えー、今回の、えー、PM2.5の上昇っていうのはですね、
試験処理とは関係がないものであるというふうに考えてございます。
また、アスベストについてでございますが、
アスベストにつきましては、積替施設の作業場内で1.8本/Lという測定結果が出ましたけれども、
これにつきましては、アスベスト以外の埃のような繊維状の物、
こういった物を含めた総繊維質として見解されたものでございます。
えー、今回この処理指針で定めた10本/Lという基準を十分に、1.8本で下回っておりましたので、
焼却のほうに進んだという事でございます。
尚、先ほどご質問の下地先生がご指摘ありましたけれども、
アスベスト繊維そのものというのは、実際検出されてございません。

─会場:ブーイング

下地氏:
10本以下というのは、作業場内の基準値であって、私たちの生活環境の基準値ではないはずです。

─会場:そうだー (拍手)

下地氏:
あなたの家の中の繊維質は10本以下だったら大丈夫だなんて言うのか。いい加減にしろ。

─会場:ほんまや!

坂口:あのー、環境省のほうにご質問がありました事についてお答えしたいと思います。あのー

─会場:ブーイング

坂口:
その前に、まず20~30Bq/m3、この大気の基準についてですけれども、
これは元々、えー大気中の濃度、つまり排出ガスそのものに対する基準ではなく、
大気中の濃度に係る基準として設定されたものであります。
そういった意味から、えー私どもにご質問があった場合には、吸っても大丈夫というふうに
お答えしたものと考えております。
あのー私自体もあのそういう20~30という基準で、
えー運用されている事について何ら問題はないと考えております。
それから、災害廃棄物処理、えー、災害、すみません、
あの廃棄物の安全評価検討会後の議事録について隠匿されているという、あの指摘を頂きました。
これはあの隠匿されているのではなく、私たちの大変不徳の致すところでありますが、
元々その会について議事録を取っていなかったという所存でございます。

─会場:ブーイング

坂口:これは事実ですので、そうとしか申し上げられません。

─会場:ブーイング

─会場:やり直せー

坂口:
それからですね、それから処理能力についてのご指摘ですけれども、
あのーその時々にですね、何度かこれまで処理総量を見直しております。
えー現在、えー現在時点で出ている数字として、岩手県災害廃棄物として395万t
それから津波堆積物として、それに加えて130万t、
これだけの処理をしなければならないわけですけれども、
これをですね、あのー各今ある施設において、どれだけ処理出来るかというところも含めて、
色々検討した結果、えー現状の施設だけで、えー全て県内では、
今の段階では処理が出来ないという事もあって、
えーほかの所で処理をお願いしたいという事であります。
それから木屑についてもですね、あのー木屑…

─会場:木屑と可燃物だけでしょうが!

坂口:木屑と可燃物については、えー現地で焼却もされておりますけれども…

─会場:なんで焼却だけや!専用焼却炉が…

坂口:
専用焼却炉も利用して焼却もされておりますけれども、
それだけでは処理が出来ないというふうについて、えー確かに現地でお願いしてるという事であります。

─会場:大ブーイング

─会場:地元の人は広域処理はいらないと言っている

─会場:そうだ!  (拍手)

─会場:嘘つき!

下地氏:誰が責任取るの!

─会場:大ブーイング

蓑田:
実はですね、焼却工場はですね、29日、30日に試験運転をやらせて頂いたんですが、
あのー2炉の運転はですね、十日ぐらい前からずぅーとこう2炉運転をしておりまして、
状態としては全く変わっておりません。
先ほど申し上げましたように、煤塵の測定値もですね、検出限界以下になっておりましたので、
えー、そのPM2.5が変動したいう事については存じ上げておりますけれども、
焼却工場については平常状態と全く変わっておりませんでした。

─会場:全然広域処理なんか必要ないやないか!環境省!

矢追:えー契約の関係のご質問があったかと思います。

─会場:お前の声が耳が痛いねん、ちょっとちっちゃせえ言うてるやろ

矢追:
昨年8月に、えー岩手県、大阪府、大阪市の3者によりまして、36,000tを上限と致しまして、
災害廃棄物の受入る事の基本合意書を取り交わしてございます。
この合意に基づきまして、えー処理の契約を致しております。
試験処理は、えー本格処理を行うにあたりまして、
府の処理指針に基づく安全性の確認の一貫という事で行っております。
えーこの為、本格処理は、えー試験処理と一つの契約と致しておるところでございます。

女性3:
幾つもね、分からない事だらけで、ついつい声、デカイ声で前で言いましたけども、
本当に大阪は、大阪のゴミが飛灰ですか、37Bqやから38Bqと比べて
同じやとか、大した事ないからとか、そういう事どうしてなんですか。
今、言いはった方、それを29日、30日までに特別な物を燃やしてないと言いはりましたけども、
1号炉と2号炉、2号炉のほう20%の混合ですよね。
で、その後29、30で、なんで2号炉のほうは5日までずっと燃やし続ける
それやのに、1号炉は大阪市だけのゴミやのに1号炉は2日までしか燃やしてないじゃないですか。
それって、どういう事なんですか。
なんで、少なくても試験焼却という名前が付いてるんだったら、
2号炉のほうを出来る限り早く、というよりも、29、30で止めるべきじゃないんですか。
大阪府として試験焼却、大阪市として試験焼却するんなら、
なんで此花区民だけに負担を強いるんですか。
試験焼却やったら、きっちりやって下さいよ。
29、30で2号炉は止めるべきじゃないですか。
大阪市のゴミは、ほかの焼却場、ここの此花区の焼却場では全部しなくちゃいけないんですか。
ゴミをそん時だけ置いとくとか、ほかに回すとか、
で、3日、4日ですか、5日までの分だったら、試験焼却してないほうの1号炉をなんで止めるんですか。
意味分かりませんわ。
で、主灰と飛灰、1号炉と2号炉ゴッチャになりますから、飛灰ですか、
だから落ちたら直ぐに取りましたとか言うけども、ほんの一部取って、それが本当に試験なんですか。
どんな持って来たゴミか知りませんけど、瓦礫か知りませんけども、
ほんの僅かな物をね、調べてね、はい試験しましたて、
36,000tもね、一日100tとしたら、一年間ずーっと毎日毎日100t燃やし続けられるんですよ。
何が混じってるか、何が飛び出すか分からんような、そういうゴミを
そういう環境の中で、此花区の子供たちなんかは特に、生活一年間続けなきゃいけないんですよ。
ほんとに育ち盛りの子供たちがどんな影響あるか
そんな事ね分からないのに、なんでそんなに安全です、試験焼却しましたなんて事言えるんですか。
先ほど坂口さんですか、環境省の、入口と出口きっちりしてないからと言いましたけど、
せめて試験焼却ぐらい入口と出口はっきりさせて下さい
どれだけのベクレルが、放射性物質があったり、ほかのもいっぱい気になる事ありますけども、
せめてセシウムが131の137、それがどれだけあったかというぐらい、
あの3ページですか、この資料の、そこでは加重平均値8Bqてありますねぇ。
この加重平均値て、誰にも分かるような説明してくれはりました?
8Bqって、これって、これ私なんか単純やから36,000tやから、それに1,000倍、
36,000掛ける1,000掛ける8、そんなこれだけのベクレル、放射性物質が来るんだーというかね、
それだけでも、えっていう感じなのに、で100tやったとこだけでとか、
現実に100t燃やして、115tやったって後で説明は聞きましたけども、
115tだったら、その燃やした中には、想定であっても、どれだけのベクレルの放射性物質があって、
燃やした結果、主灰は検出出てる、排ガスにも出てる、え、水?にもない、
で、結局、飛灰だけに38Bqという事ですよね。
燃やしたら、大体20分の1ぐらいの量になるそうですけども、
単純に考えたら、私この3ページの加重平均値の意味がどうも分からないんですけども、
単純に考えたら、20分の1になる…160Bq灰の中にあって当たり前なのに、
なんで38、ほかのは大阪は37としたら、それだけでも42Bqって考えられますよね。
160が42に考えて、減ったんちゃうん、120ぐらいはどっかへ飛んでったて、
どこ行ったか分からん。なんか焼却炉のどっかにくっついて、
そのうち出てきたりするん違うかなとかね、
そういうふうな不安に駆られます。その辺り分かりやすく説明して下さい。

蓑田:
まず、あの焼却炉の運転の件でございますけども、
あのー止めましたのは、その後止めて、これはですね、整備をやる為に計画しておりましたので、
止めました。で、あのー

会場:そんな日に試験焼却しないで下さい

蓑田:
いえ、あのーそれはですね、先ほど申し上げてましたように、
十日ぐらい、だから動かしておりましたって先ほど言いましたけども、
その間ずっと2炉で動かしてですね、でまぁあの試験焼却に臨んだわけですが、
その前の時もですね、1号炉運転になっておりましてですね、
えーあのー整備をやる時とかですね、そういう時にはあの止めてやる場合もございますので…

女性3:もっと計画的にやって下さいよ。

蓑田:
計画的にしておってですね、2号炉は止めて整備する予定はございませんでしたので、
そのまま連続的に運転をしております。
だから、そういう事は計画的にちゃんとやっております

─会場:怪しすぎー

女性3:誤魔化すな!

矢追:
加重平均値のご質問がございましたんで、お答えさせて貰います。
えーっと書いてますように、あのー木質95%、プラスチック4%、繊維1%という重量比率でございます。
えーそれぞれ、えー木質のほうは不検出でございましたので、
これはあのー検出下限値を用いました。
まぁ考えられる中で最も大きな値、まぁ不検出でありましたんで、
考えられる最も大きな値であります検出下限値、まっ8Bqを用いて計算をしました。
まぁ8Bq×95%+7Bq×4%+10Bq×1%、まぁこういう計算で、加重平均値8Bq/kgというふうになります。

女性3:
総量は? 想定した総量どんだけあるか分かるわけないやろ。
…それが知りたいだけです。そんな計算なんか信用してません。
入口をはっきりして下さい。どれだけ燃やしたんですか、放射性物質。

下地氏:お前ら要するに薄いから大丈夫言うてるだけやろ。

坂口:
あのー収支の話がありましたので、こちらからもご説明致します。
あのーそもそも収支を取る為には、入ってくるゴミ、全ての放射性セシウム濃度を
非常に精密に計るという事と、それから出てきた排ガスと排水と、それから灰、
更には、炉の内側にくっつく物も出てきます。
そういった物を全て詳細に計って、廃棄物焼却施設、かなり複雑な構造をしてますので、
あらゆる所全て調査しなければ、そういった収支というのは取れないというふうに考えられます。
そういった意味で、そういう意味で、その上で、実基でやるという事は非常に難しいという事で、
専門家からそういった結果も頂いております。
あの一番重要なのは、一番重要なのは、えーあのー焼却施設で、
焼却施設の近くで生活されている方々、そしてそこで働いている方々の健康を守る為です。
その為には、その周辺の、まず空気の濃度、そして空間線量値、
これを計って、えー濃度が低いという事を確認する事が一番大切です。
えーその上で、実際に低いという事が分かっておりますので、問題がないという結論です。

─会場:ブーイング

磯田:
焼却灰は沢山あるのに、サンプリング量が少ないんではないかという事でございますが、
えー2号炉のサンプリングをしましたのは、11月30日の朝でやっておりまして、
29日から試験焼却始まっておりますので、平常的な状態の灰を測定をしており…
えーサンプリングを致しまして、測定をしておりますので、
十分代表的なものであると考えてございます。

下地氏:ラボ実験、なんでやらないの

─会場:ブーイング

男性6:
すいません、ちょっと大変失礼ですけども、皆さん顔を上げて頂けますか。
書類を見るのを止めて顔を上げて頂けますか。
分かりました。
皆さんのお顔は人間の顔をしてます。
でも、お話されてる事は、僕は人間の言葉とは聞き取れません。

─会場:その通り! (拍手)

男性6:
特に真ん中に居られるあなた、あなたは女性ですよね。
あなたの子宮の話をしているんです。
あなたの子宮の安全の話をしています。
若い男性の方、奥さん居られますか?
僕には、妻も居ますし、5歳と3歳の子供が居ます。
その女の子二人と妻の安全の事をみんなここで話していると思います。
主にですけどね、主にです。
大阪市民全員の事、または大阪府民、日本国民全員の事をここみんなで話してる事なんです。
67年前にあなた達の顔が僕たちの顔が一瞬で溶けました。
それが広島と長崎で起こった同じようなものが原子力発電所、
いっぱい作られているのは僕たちは知らなかった。
でも、今知ってしまった。そしてその被害を垣間見てしまった。
ここは大阪です。かなり離れています。
でも、そこに瓦礫が運ばれて来ました。誰の許可で、誰が許可を出したんですか
僕たち住んでいる市民は、29、30日にそれが、試験焼却あったって事を殆どの人は知っていません。
その事実は大変分かって欲しい事なんですよ。
勝手にやったって事を分かって欲しいんですよ。
そして今、ここで質問が行われている事は、
そんなに危なくないよ、
ここの人たちは、いや、危ないよ、
その繰り返しなんです。
でも少しでも疑いがあるものは、それはあなたの子供の為に、あなたの孫の為に、
僕たちの子供や奥さんや、主に女性、人間全ての人たちの為に、
とりあえず疑いのあるものは止めましょう
こんだけの人が独自に調べて危ないって言ってるんだから、止めましょう。

(拍手)

男性7:
まずご質問しますけどね、そこに防犯カメラって左右に二つあるのは、
私どもの顔を向けて構えられてますけど、スイッチは入ってるんですか?
それを答えて下さい。スイッチは入ってるんですか?入ってないんですか?

蓑田:入っております

─会場:ブーイング

男性7:
私どもよく瓦礫の反対をする事で、瓦礫のデモよくやるようになりました。
残念ながら不法に捕まってる仲間も沢山出ましたけど、
先日も警察の方とちゃんと話しましたけど、警察の方が我々にビデオカメラ回す時は、
ちゃんと届け出どおりのデモ以外の時が起きた、異常な事が起きた時には、
やむを得ずその異常性を確認する為にビデオを撮ると。
それ以外はですね、警察の方も公務で動いているわけですから、
我々はその公務を見たり、写真撮ったりする事は何も問題ないし、当たり前の事。
したがって今日でも、ずーっとあそこにカメラがあります、あそこにカメラがあります。
これ全部撮られてます。これは環境局が後で、ここに来られなかった皆さんの為に写すんですっていう
まぁ一つの便法になるカメラです。
ところが、それが正に私の顔を直撃して捕らえてるんです。
これはね、基本的にプライベートの侵害です。

─会場:そうだー  (拍手)

男性7:
こんな事は、もしやりたいんだったら、了解を取らないと駄目です、まず。
で、その言い訳として、そこに防犯カメラって書いてあるんだと思います。
どこに防犯、犯罪が行われるような状況が今あります?
だからすぐ止めて下さい。
で、尚かつですね、私の顔も皆さん大分覚えて頂いたと思います。
実は12月8日に寝てるところを警察が7名ほど来て、留置されまして、
20日間ほど年末お世話になってきました。未だに起訴になるかどうか分かりませんから、
こんな事喋ってると大変な事なのかも知れませんけども、
しかし今まで喋ってきた人たちの話を聞いてたら、黙ってられなく手を挙げたんです。
で、その20日間の取り調べでもですね、あなたは此花の時に発言してましたね、
中央公会堂で発言してましたね、みーんな筒抜けですよ。
いや、ビデオで流れてるんだから警察の人がビデオで見ても良いですよ。
だから、それはそこまで良いでしょう。しかしね、2カ月前、11月13日午後同じように行われて、
皆さんが下に降りてきて、その始まる前に我々の知り合いが突然、警察に拘置されて、
居なくなっちゃったんで、どういう事なんですかって私もこう出た。
後ろから来た職員に私はど突き倒された
その事を環境局のところに、写真、こんな写真の人だと思って訴え出た。
しかし、分からない、証拠がない、存ぜぬで終わってまだきている。
しかし、あそこのカメラは絶対に撮ってるんですよ。
一部始終撮ってるんですよ。それは私がそういう訴えをしてた時に何も助けてくれないんです。
ところが私を警察が尋問する時には、みんな見れてるんです。
で、名前言うとちょっと差し支える、もう退職間近でね、私と同じようなあれですから、
髪の毛の薄い方だから、あんまりあれだと思うんですけどね、
その方が、に、私環境局の責任者ですよ。
「あそこのカメラも見たら良いじゃないですか」ってったら、
「私らにも見れないんです」って言うんです。
つまり、市からやってるんじゃないんですよね。
あれは公安の人がやってるんでしょ。あのカメラは。
で、まぁ良いですよ、良いですよ、良いですよ。
で、あのー、今日ね、本当につくづくね、そういう経験もさせて貰って、
つくづく思うんですけどね、これ私どもがね、今日で終わりません、あなた達はやるんでしょう。
で、もうある人はもう定年退職ですよ。ある人ももうそろそろですよね。
はっきり言ってね、ちょっと環境局長たちには気の毒だけど、髪の毛が抜けてるような人は、
もう髪の毛の心配しなくて良いんですよ。
ただ、私らが心配してるのは、自分の髪の毛が抜ける事じゃないんです。
何人か居てるけど、小っちゃい赤ちゃんですよ。
私らの孫や子供がどうなるのだろうかという心配なんですよ。
心配だから安心したいけど、安心出来るような説明が全然ないんですよ。
今日もないんですよ。
で、説明の一つでもね、今日は橋下さんが居なかったから、頑張ってその大阪府の方が
大きな声でやってました。本来ね、考えたらこの放射能の危険性っていうのは、
原発の危険性なんかと全く一緒で、範囲が特定出来ないんですよ。
程度も特定出来ないんですよ。
何ベクレルだから安全です、積替保管10Bq以下だから安全です、何とかで安全です、
どこで降ろした、安全です、線量計って安全です、サンプリングして何十Bqだから安全です、
安全ですなんて言えるわけないんですよ。
そんなもん世界の原子力管理者だって何Bqだから安全なんて閾値なんて、存在しないんですよ。

で、尚かつですね、今日実は、居られたんで、ちょうど良いなと思ったら、
もうさっき帰られちゃったんですけどね、ある維新の会の医者の免許を持って、
議会で議員さんになって、しかも維新の、この問題を議会で予算を審議する時の
維新側の代表者としてる議員さんが、お医者さんですよ、こういう事を言ってるんですよ。
仮にバグフィルターをないものとして、その安全と言われてるけども、
ある程度入ってる物を燃やして、バグフィルターがないとしても、
煙突に、出てくる煙突ですよ、ところに顔を付けた場合、7,900Bq/分を吸い込む計算となりって
本人が仰ってるんですよ。計算したらしいですよ。
で、更にそれはね、そこから出てった物がずーっと最初のほうから皆さんの説明で、
この煙突から出た煤塵が一体どこまで到達するのか、どの辺に集積されるのかっていうのを
2.6kmぐらいの東北東の地点、此花区役所の近くですよね。
その辺りに行くと予測されてますという話ですよね。
で、この先生は実は、そこで計ったらどうなるかって事をまた計算したんですよ。
そうすると、あそこまで2.6kmあるでしょ。風も吹く、大気もある。だから70万倍に希釈される。
薄くされる。そうするとそこの線量というのは、0.00000044μSvの内部被曝という事で、
バグフィルターがなくても、100も0が並ぶような数字なんだと。
尚かつ実はバグフィルターだって、99じゃないんですよ、99.99%取れるって言ってるんてすから、
こんなもんないに等しいと。で、こういう事を危険、危険と言ってるのは、この同じ先生はね、
1月の5日のTwitterで言ってるんですけども、先だっての議会で、
この危険性を言ったものに対してですね、この方はこういうふうにTwitterで言ってます、1月5日、
橋下市長に利権を取られたくないと、共産主義者以下のガレキ反対派まで議会に連れてきて、
ヤジで委員会を妨害し退場された、まぁ情けない自民党議員と、こういうふうに語ってますよ。
一連のツイート

つまり、私なんか共産党って言って失礼ですけど、それ以下のキチガイ集団というふうに、
あのこの方、お医者さんも言ってるわけですよね。
でね、私ども20日間行って勉強できない事は、こなかったばかりなんで、一生懸命勉強しました。
素晴らしい言葉を見つけました。それをここで是非言わして欲しいです。
もう亡くなりました、残念ながら。万年東大の準教授で宇井純さんていう、
公害問題を日本で、一生懸命ずっとやってきた人の本の中に、こういう事が書かれてます。
海に住む違い、耳、耳垢ぐらいの小っちゃい違い、あの貝がどうやってサザエだとか、
シジミだとか、それからもっと大きなホラ貝だとか、あんな貝をどうやって作るんですか、
どこからその材料はあるんですか、海しかないじゃないですか。
それは誰も証明出来ないけど、推測出来るのは、あの生き物が寝る暇もなく、休む暇もなく、
小さい小さい体内で、十万倍、百万倍の体で濃縮して、海水中のカルシウムや固形物となる物を
自分の背中に蓄えて、ああいうものを作っていくんだと、いうふうに書いてますよ。
こんな事は今の人間には出来ないんですよ。実験さえ出来ないんですよ。
したがって証明も出来ません。でも、我々が食べている、お世話になってる自然の生態というのは、
そういうものなんじゃないないんですか。
私らの命だって、誰かが計算して作ってくれた命じゃないですよ。
この貝の話の例えは、例えだけじゃないけども、
ここに居るこういう赤ちゃんのこれから髪の毛が生える、これから歯が生える、体が大きくなる。
だから子供は、チェルノブイリでも10年、20年して大きな問題が起きてきたりするんでしょ。
一般論ですよ。一般論。大阪で出来るか出来ないか分からない。
だけど、そういう自然界の中でだからこそ、我々の生命があって、そんなものは誰も、
どんな立派な科学者も試験もないんですよ。
事実として我々は、それの恵で、ただ生きてるだけなんですよ。

したがってですね、皆さんが今回焼却やろうとしている、舞洲の焼却場、
あれは世界でも名だたるモデル事業になってまして、
設計者の方に6,000万円の設計費用を払ったっていう事を私は、舞洲工場見学行った時に聞きました。
その関係の説明が殆どです。皆さん、舞洲工場行って下さい。
その設計者は、フンデルトヴァッサーさんというオーストリアの先生で、その人が6,000万払って、
ああいうユニークなもん作って、
まぁ迷惑施設をできるだけ地域に馴染ませようっていう工夫をしたんですね。
そこで、こういうふうにちゃんと壁に書いてあるじゃないですか。
自然と調和して生きよう
私たちが自然の調和を乱してまで所有してしまったものを自然に返そう
そして私たちが人間として伸びやかに生きる夢を取り戻そう
命あるものが調和できない偽りの美しい世界を切望することなくと。
ちゃんともう書いてくれてるじゃないですか、もう6,000万払って。
煙突について

(拍手)

男性7:
だから、もう良いんですよ、10Bq以下だから安全だからとかって。
だーれも信用してませんよ。

─会場:そうだー  (拍手)

男性7:
これはね、元々ね、私も勉強不足で、のこのこ此花住民に出てきたのは間違いだったと、
つくづく思ってます。
だって皆さんね、今演台にいるトップの人たちは、今広域連合で全ての物事を考えてますよ。
大飯の原発をどうするか、北陸の原発銀座をどうするか。
全部広域連合で考えてるでしょ。そうなんですよ。琵琶湖の水が汚れたから、
大阪だ、何だ、どこだ、何区だ、此花区だなんて言ってる場合じゃないんですよ。
これも全くその通りなんですよ。
此花で、舞洲でやるから、迷惑施設を作るから、なんか迷惑料払ってやらな話が収まれへんでって、
こんな従来的な公共土木工事のパターンで、それもなんか民主的な形を取らないとまずいっていう事で、
こんな小さい会場に、最初は此花住民だけだったんですからね。
我々入れなかったんですから、大阪市民は。
それで、挙げ句の果てに、公会堂でやった時に、何と仰いました?橋下市長、そこに立って、
我々に向かって、ここに居る人たちはみんな反対みたいですねと、
だけど外に居る99%の市民は賛成してくれてるんですよと、
だから今日のこの説明会は、皆さんの意見を聞いて、やるやらないって決める議会じゃないんですと、
もう決めた事を聞いて貰えば良いんですと。
で、ここに居るごく少数の人が何言ったって、
まぁそれはどうぞお好きにやって下さいみたいな話だったんですよ。
つまり、この説明会は、少なくても広域連合会でやるべきだったんです。
私ども気づきました。ですから今多くの大阪市以外の市民の方が立ち上がって、
我々の所にも十分に環境問題に関わる事だから、住民説明会を開いてくれと、
それが終わるまでは焼却をしないでくれと、
そういう訴えをどんどんどんどん、これから起きていると思いますし、
私もここ…(音声途切れてる)
したがって、此花説明会じゃないんですよ、この問題は。
みんなの命の問題なんですよ。
広域連合として、なみはやドームか、長居公園か、せめて3万人か5万人入れるような球場で
ちゃんとPRして、15億も環境省が広告宣伝費を博報堂や、どこどこに突っ込んでるんですから、
そういう…(音声途切れてる)
まして長居球場辺りでも3日間ぐらい限って集めてみて下さいよ。
そしたら、こんな200人や300人の人が反対してるだけなのか、どうなのか、
はっきりとすると思いますよ。さっきも仰ってたじゃないですか。
そういうアンケートなり、そういう調査をやってから、初めて提案をして下さいよ。

蓑田:
会場の撮影の件でございますけれども、これまでの会場の状況とか勘案しまして、
えー今回は、演台に上がらして頂くなどですね、ちょっと状況を勘案させて頂いております。
そういう一貫としてビデオを回させて頂いておりまして、
その事はご理解頂きたいと思います。
本日は試験処理をやりました結果について、その安全性についてご説明をさせて頂きました。


以上です。
説明会後、市民が演台に上がって暴れんように?人間バリケードかよww
自分らの身は守って市民の身は守らん職員たち。


全量検査の要望、アンケート、ラボ実験でお前ら吸えよ!も輸送費の事も
瓦礫の総量の事も市民が言うてる事はどれも正論やのに
誰もまともに答えられてない。安全の一点張り!
コイツらの何を信用出来るねん?

他県の自治体は、受入市町村を限定してた事と角材・柱材とかに限定してたから
受入予定量よりも減ったって理由だけやったら、
その分のしわ寄せが大阪とかほかの自治体にいってるいう事やよな。
大阪は宮古地区(宮古市、岩泉町、田野畑村)で、木屑を中心とした可燃物やから
例えば岩泉が減っても、宮古市の分が~て言えるし、
ほんまに、宮古地区だけかよ!て疑われてもしゃーない。
木屑を中心としたっていう、木屑は12月にゼロになってるんやもん。
どんな可燃物なんか、どこの瓦礫なんかも分からん。
説明会に防犯カメラ回してんと、瓦礫投入する映像と測定してる映像をリアルタイムで
ずっと流したらええねん。そんな費用も掛からんやろ。
24時間監視カメラ設置してネットで誰でも見れるようにせーよ!


何一つとして市民の要望を取り入れてない。
コイツら税金で生活出来てる事忘れてない?
安全説得説明会の費用でさえ税金で、
万が一何かあって補償いうても税金で
金はむしり取られるわ、健康は害されるわ、こんなキチガイ事業が支援とか絆で
必死で危険を訴えて、土地も空気も人間も守ろうとしてる人間が非国民て。
絶対に許さん!