2012-04-30

三条市月岡震災がれき広域処理住民説明会

4月24日(火)に三条市で震災がれき広域処理受入れの住民説明会が行われた。
4/24 三条市月岡震災がれき広域処理住民説明会 議事録.wmv

あまりにも酷い内容なんで、要所だけ文字にしとく。
一語一句、そのとおり文字にしてないんで、音声で確認を!
回答者のデータがないから、「三条市」と明記した。



住民:三条市がやるんだと、説明会というより報告会では?

三条市:私たちが今受け入れようとしているのは、放射能ではない物。
例えば100Bq/kg以上なら、住民の皆さんに同意を得る必要があるが、
100Bq/kg以下だから放射性物質ではない。

住民:岩手県の高濃度が出た物もあるが、三条市はそういう物はないと100%言い切れるか?

三条市:現地でも測定し、持ってきた段階でも測定。持ってきた段階で100Bq/kg超えれば返す。

住民:焼却灰になると1kg焼却すれば20倍ぐらいなるのでは?
また何年後かに、ミスや地震などで亀裂して漏れたりする場合もあるのでは?
(略)
バグフィルターで取れないという話もある。

三条市:内部被曝の問題は、100Bq/kgだから安心だという事はないと医者たちの見解。
放射線は体に影響があるので、少なければ少ないほど良いが、実際に放射能というのはある。
どこを基準にするか決めないといけない。じゃ100が心配だから50にするか、50で大丈夫か?
30、20、10にするか、ゼロという事はないわけです。
どこかで基準を決めないといけない。それが100です。
だからと言って100%安全かと言えば、それは違うと思うが…。
健康の話をすると、人間の死亡率は100%です。その中で、何が死亡の原因になるかというと
例えば煙草であったり、住んでる環境、仕事場や家庭環境であったり、親からの遺伝、ストレス、
運動しなかったり、食べ物…色んな要素がある
今、放射能だけを取り出して問題になってるが、煙草のほうが確率が高い
100%安全はないが、どこかで決める時に、放射性物質は扱わない。
また、焼却灰が河川とかに流れて汚染するのではというのは、それはまずない。
焼却灰も100Bq/kg以下。仮に流れたとしても100Bq/kg以下。つまり放射性物質ではない
入れるのも100Bq/kg以下、出る灰も100Bq/kg以下。出るかもしれません。
実際に、今も焼却灰が13~84出てたんです。
それが仮に流れたとしても、それは放射性物質ではないという事で取り扱われる。

住民:濃縮したら?

三条市:濃縮しても100Bq/kg以下に押さえるような濃縮の仕方。

住民:ゴミが100Bq/kg、灰にしたら1000Bq/kgでは?

三条市:その物だけを燃やすとそうなる。例えば10%の…(略)
(11:15ぐらいから) 

三条市:今実際に焼却灰が13から84Bq/kg出ている。今のままだとこの状態が続く。
いくら私が100Bq/kg以下で安全と言っても、心配される方も多いので
出来るだけ少なくする方法を今考えている。
本当はしなくてもいいが、皆さん方心配でしょうから敢えて低くするような方法を
専門家と相談している。

(木村真三氏についての話)

住民:万が一、被害があった場合は誰が責任か

三条市:100Bq/kgで、例えば健康に被害があるという事は考えられない
例えば、100年後とか200年後とか影響が出てくるとするならば、これは三条だけだはなく日本全部です。
日本全部の焼却場で起これば100Bq/kg以下になってるはずです。

住民:放射能は濃いとか薄いとかあるわけじゃないですか。

三条市:空間線量の場合は、三条市長の責任ではない。
焼却灰で万万が一、この事が原因で住民に被害があったとするならば、一義的には三条市だが、
政策自体は国だから、三条市は国に対して、こういう被害があったよと言う事になる。

住民:万が一被害が出ても、福島のように想定外というような言葉で処理されるのではないか。
(略)

(24:11ぐらいから)
住民:なぜ県知事が反対するのに、三条市はそんなに急いでやるのか?

三条市:確かに私たちは県知事さんが一緒になって、良識のある考え方をして頂けると
もっと進むと思います。殆どの方々は賛成して頂けるんじゃないかと思いますが…。

住民: (批判の声)

三条市:知事さんが本当に一生懸命に取り組んでくだされば、前向きになって考えて頂ければ、
これは本当にもっと早く進む話です。
でも、今までの県知事さんの発言を見るとかなり乱暴なところがあります。
それは多分、県知事さんは、良く見れば、
県民の方の健康と安全を守りたいというふうな事での発言だったと思いますけれど、
それ以上に不安と心配を脅かしている事も確かです。
新潟市、長岡市、三条市、柏崎、新発田市、この5市は常識的な範囲の中で100Bq/kg
これはもう絶対に大丈夫だという事で考えさせて頂いて、現実的にそうなわけですから、
そういう事で進めさせて頂くというような事であります。
今のレベルでは、これは大丈夫だというレベルなわけです。
もし仮にこれが、何十年も何百年も先にいった時に基準が変わるかもしれません。
それは私は分かりませんけども、世界のIAEAとか、あるいは国際放射線防護委員会とか
そういうとろが今決めているレベルなわけです。(略)
あまり過度に心配なさらないほうがいいかと思います。

(略:セシウム等の説明ほか)

住民:コストが掛かっても良いって言うんだったら、焼却灰だけ送り返せばいい
関東大震災の時に、瓦礫を埋め立てて山下公園を作った方式を東北でやれば良いのでは?

三条市:三条で出たゴミと向こうから持って来たゴミを燃やして、
最終的に灰にして返す(ふりをして?)三条のゴミを持って(行く事はできますけど?)

住民:単独で燃やせば?

三条市:炉の中で単独でそこだけ燃やす事は出来ません。
三条のゴミと持って来たゴミを混焼して、向こうの灰だけを取り出す事は出来るわけない。

(以下、略)


新潟県・泉田知事は、県のトップとして正しい判断と発言をしたのに
良識のある考え方を~って、なんちゅう酷い暴言やねん!
不安と心配を脅かしてる?アホか!
安全と安心のための発言やん!
「どこに市町村ごとに核廃棄物場を持っている国があるのか」て仰るとおり!
全国に拡散させてる国がどこにあるねん?
日本だけや!日本の恥!

回答者は、100Bq/kg以下に拘った発言ばっかりしてるけど
焼却灰が濃縮される事を知ってて、100以下にするために希釈させるだけやん。

三条市の震災廃棄物の広域受け入れについて の資料の中に、

混焼により放射性物質の濃度が抑えられます
つまり、100Bq/kg以下の焼却灰にするために、一般ゴミと一緒に焼却するってだけの話。
受け入れる総量の事は全く言及されてない。
バグフィルターで100%除去できん事も周知の事実。

死亡の原因についての話も腹立つ!
こんな事、当たり前や。不死身やあるまいし、病気や事故やら死因は色々や。
そやから言うて、放射能リスクまでプラスする必要性があるわけか?
なんで、背負わんでもええ放射能被曝リスクまで死因に入れようとするねん?
煙草のほうが確率高いとか、なんちゅう屁理屈やねん!
御用達学者でも最近は言うてへんような事やのに、真に受けてんか、確信犯か知らんけど。
この人は、家族の誰かが被曝しても同じ事が言えるんかな?
ほかの死因と同様、被曝も死因の一つて、諦めるん?

新潟県は、せっかく知事が県民の安全・安心を一番に判断してるのに
新潟市、長岡市、三条市、柏崎、新発田市、この5市は住民を一番に考えてない。
愚かな話や。




「そもそもガレキは本当に広域処理しなければいけないのだろうか?」

2012.04.19放送「モーニングバード」より

文字にした。
邪魔くさい人は動画を!
以前から「そもそも総研」で取り上げて欲しい思てて、やっとや。
物足りんとこもあるけど、まぁマシなほうかな。


玉川:今日のテーマ『そもそもガレキは本当に広域処理しなければいけないのだろうか?
やっぱり今回の瓦礫処理の問題っていうのは、今までと違うのは、もう一点ですね。
放射能汚染の問題があるから、今これだけ進んでないというふうな部分があって、
色々ずっと今まで報道を私も見てきましたけども、
ずっとですね、なんか、こう釈然としない部分があってですね、
例えば『そもそも瓦礫の問題は放射能汚染の有無だけで語っていいんだろうか?』と。
つまり、放射能汚染してる物でも受け入れるっていうのが日本人じゃないの、みたいな
そんな論調とか、そういうふうな問題なんだろうかと。

羽鳥:もう根本が違うんじゃないかな?

玉川:なんかそこじゃない問題があるんじゃないかという事で、
例えば『そもそも被災県で処理出来る分に上乗せできないんだろうか?』と。
これ例えば、被災地で全部処理が出来たら、広域処理の問題って出てこないわけですね。
だったらもうちょっと上乗せって出来ないんだろうかとか、
こういうふうな部分が私、疑問としてあったんです。
で、今回色々取材をしてみました。
まず、瓦礫の現状から見て頂きたいんですけれども、
岩手、宮城、福島なんですけど、瓦礫が今どうなってるかっていうと、こういう形です。

これを見ると分かるように宮城が突出してるんですね。
やっぱり、宮城県の瓦礫の問題っていうのが中心だというふうな事がこれで分かると思います。
しかしですね、やっぱり処理率としては8.8%という事で、
殆ど進んでないっていう状況も事実としてあるというのは、まず押さえて頂きたい部分なんですね。

素朴な疑問1と2があります。
まずですね、素朴な疑問の1なんですけども、
阪神淡路大震災の時は、ほぼ地元で処理出来たと聞いていますがと、いうふうなのがあって、
こちら見て下さい。

阪神淡路大震災の時のがれきの量っていうのは、これ位あったわけです。
1980万トン。そのうち広域処理に回ったのが、7%でした。
じゃあ、今回の東日本大震災の瓦礫の量、2249.5万トン。それほど変わらないんですね。
確かに多いですよ。多いけど、それほど変わらないと。
しかし、この広域処理のパーセンテージはこういうふうに高いわけですね、今回のほうが。
じゃあ、これ何でこういう事になるんでしょうかっていう事を環境省に聞いてみました。
そしたら、阪神淡路大震災に比べ、今回の瓦礫は埋立られる瓦礫
例えばコンクリートとか、アスファルトとか、
そういうふうな物の量が少ないんだって事なんですね。
阪神淡路の時には大部分がこのコンクリートとかアスファルトだったと。
しかし今回は違う。
じゃあ、今回はどうかっていうと、燃やせる分ていうのが非常に多いって事なんですね。

羽鳥:燃やせるほうが、処理は遅れるんですか?

玉川:考えてみれば、じゃあもしかしたら被災地でもっと燃やせばいけるんじゃないのなんて
私は考えてしまったわけです、この時点でね。
それから、素朴な疑問の2ですけども、例えば処理する期間
目標3年って事になってるんです、震災からですね、地震から。
もうちょっと延ばしたらいけないんだろうかと、こういう話も結構出てるんですね。

羽鳥:延ばせば広域処理じゃなくて、被災県でやれるっていう事ですか。

玉川:3年じゃなくてもうちょっと延ばしたら
広域処理をしなくて済むんじゃないのっていうふうな話があって、
ちょっと単純計算ですけど、計算してみました。
宮城と岩手、広域の処理っていうのは福島は入っていません、今。
宮城と岩手の分だけなんですけども、全体でこれぐらいの瓦礫の量があると。


これを3年で処理するって事でいえば、単純平均一ヶ月でどれくらいかって、
36で割ればいいわけですね。
そうするとこの数字になります。
この数字を広域処理401万トンと言われてるんですが、これで割ると8.8カ月って事になります。
つまりは、プラス9カ月被災地で処理を延ばしたら
広域処理って、そもそもやらなくてもいいんじゃないのかなっていうふうな計算にはなるわけですね。
そりゃ、一日も早く瓦礫を片付けたいっていうのはよく分かる。
だけども延ばすっていう選択肢も、もしかしたらあるのかもしれないなっていう、
この疑問としての部分が出てきたというふうな部分を踏まえてですけど、
ちなみに広域処理の内訳っていうのをもう一回見てみるとですね、
これがさっき言った瓦礫全体の量、残ってる分ですが、
広域処理の分っていうのを見るとですね、
この岩手が57万トン余りに対して、宮城が344万トンという事で、401万トンの大部分が宮城なんですね。
という事はですね、やっぱり宮城がポイントだな、これはと。
いうふうな事で私、問題の中心、宮城県に行って来ました。
宮城県庁に行って、お話を伺ってきたんですけれども、
例えば可能性として、宮城だけで処理出来る分ってもっとないのかなと、いうふうな話聞いてるんです。

─VTR

玉川:宮城県の瓦礫が宮城県内で処理出来たら、
もう広域処理をしなくていいという事になるんですが、この可能性というのはどうなんですか?

笹出陽康課長(宮城県災害廃棄物対策課):
340万トンからはかなり減るのではないかなと考えております。

宮城瓦礫を減らすプラン① 県内での連携

笹出:一つは、県で委託を受けて四つのブロックで処理を進めてるんですけども、
石巻は他の県外にお願いしなきゃなんない部分が非常に多いと。
ところが他のブロックである程度処理が出来るという見込みのブロックもありますので、
ブロック間での連携をどれだけ進められるのかっていう調整を今進めております。


宮城がれきを減らすプラン② 港への埋立

笹出:そのほかに、石巻工業港、港にですね埋立用地を確保する事が出来まして、
それが当初100万立米、将来的には200万立米可能というふうに見込んでおりまして、
そこをですね、瓦礫を再生した物をですね、埋立材として極力使いたいなと思っておりまして、
そこにもかなり埋立られるというふうに考えております。


宮城がれきを減らすプラン③ 防災林に利用

笹出:さらにですね、仙台から南の砂浜の地帯、防災林、防潮林、かなり今回の津波でやられました。
その再整備のために、林野庁で防災林の直轄事業として進める方向で今、進めておりまして、
それの盛土材としてですね、環境庁がですね、極力使えるように調整して頂けるという形で、
現在精査をしております。

玉川:これですね、私は聞いて、あっと思ったのは、
今344万トンを県外でお願いしたいという話に、今のところなってますけども、
今、宮城県は一生懸命これを少なくする努力をしてるって言うんですよ。
大分減らせるというふうな見込みも出てきた。
じゃあ、どれだけ減らせるんですかって聞いたら、
「そこちょっと待って下さい。今精査してるんで、大体連休明けぐらいには
正確な数字が出ると思います」って事なんですが、かなり減らせる。
かなり減らせるって事は、広域処理をする分というのもかなり減らせるっていう事になるわけですね。
で、どうやって減らそうとしてるかっていうのは



まずプラン①は、この仙台市以外を四つのブロックに、宮城県で分けてるんですけども、
やっぱり一番多いのはこの石巻のブロックなんですね。
294万トン、広域処理する分の中でね。
実は仙台市の分とかっていうのは、
仙台市は独自にやってるんですけども、大分前倒しで終わりそうだと。
それから南のほうなんかも、もしかしたら前倒し出来るかもしれない。
だったら今、県の中で協力して、石巻の瓦礫の一部を
このほかの所で処理出来るんじゃないかと、分担して。
こういうふうな形で、外へ出す分を減らせるんじゃないかというふうに今、一生懸命やってると。

それから次に、新たに埋立地というのを確保したと。
ここに埋立、例えばさっきのコンクリートみたいにね、
今、広域処理で色々埋立するって言ってる部分も、ここに埋立る事が出来るって事になったんで、
それもあんまり外へ持ち出さなくてもよくなるかもしれない。

それから埋立って意味でいえば、この防災林というのをこれから整備しなきゃいけないんですけども、
この防災林の盛土材っていうんですけどね、
土の下に色んな物を入れなきゃいけないんです、どうせレキのような物を。
そこに今、環境省のほうに基準をちょっと緩めて貰って、ここに色んな物を埋立ればこれでも減ると
いうふうな事で、大分宮城県から外へお願いしなきゃいけない分が減らせるんじゃないかって
いうふうな話に今なってきてるんですよ。こういう状況です。

さらに私は聞きました。
結局、日本中どこで処理するにしてもお金は掛かるわけですね。
だったら、例えば宮城県の中で、もっと例えば処理するお金を掛けて処理すれば、
外へ持ってかなくてもいいという事だったらどうなんでしょうねというふうな話を聞いてます。

─VTR

玉川:震災の瓦礫、その県内で全部処理出来るのと、処理出来なくてほかのところでお願いする。
これ、いずれにしてもどっらかに国のお金が下りるわけですよね?

笹出:はい

玉川:だったら県の中で、お金が下りたほうがいいんじゃないかっていう
考え方もあると思うんですが、これはどうなんですか?

笹出:全くその通りで私もですね、うちの村井知事もそのように考えておりますが、
やはり今復旧の時期で、さらに復興に繋げていく為には一日も早く瓦礫を無くすと。
その為には、やはり県内で出来るだけ処理をして、
県内の経済復興にも繋げていくというのも大事ですけども、
その後の、いわゆる住宅の建設ですとか、事業所の建設ですとか、そういうのも待ってますので、
やむを得ずですね、期間が掛かる分については出来るだけ短縮したいという事で、
県外処理をお願いしたいという事で考えているという事でございます。

玉川:なるほど。震災から三年って、今一応期限を作ってるわけですよね。
その三年の中で、今、瓦礫を減らす方向で、外へ行く分を減らそうとやってると。
残った分も、もうちょっとお金を注ぎ込めば、域内処理が出来るっていう事だったら
そのほうがいいわけですか?県としては。

笹出:そうです、そうですね。

玉川:それはそのほうがいい?

笹出:はい。そう思います私も。


─スタジオ

玉川:ここはですね、ニュアンスでくみ取って欲しいんですけど、
やっぱり今は、国の方針っていうのは広域処理っていう方針がある中で、
宮城県のこの方が答えてるっていうふうな部分があるんですね。
やっぱり、もしか県内で処理出来るんだったら、やっぱり、お金が県内に落ちるっていう事もあるし、
それから雇用も生まれるっていう事もあるんで、
やっぱり県内でなるべくやりたいっていうふうな部分が、
かなり強いっていうのは私は取材の感覚として受けました。
そういうふうな部分は、実は宮城県だけじゃないんですね。
岩手県に久慈市っていうところがあるんですが、ここも被災地です。
こちらでもそういう話を伺ってます。どうですかっていう事なんですが。

─VTR

夏井正悟課長(岩手県久慈市 生活環境化):やれるだけの事は地元でやりましょうと。
で、出来るだけ地元の雇用であったりですね、
地元の発注を生み出しましょうというふうな方針でやらせて頂いているところです。
我々が今瓦礫を処理するにあたってですね、やっぱりキーにしてるのは、
やっぱりスピード感のほかに、もう一つコスト感もやっぱり必要だろうと思っています。
(広域処理の運搬費など)何から何まで青天井でですね、
お金を掛けてやればいいというふうには、ちょっと考えにくいですよね。
例えば岩手の物をですね、ちょっと南方のほうで処理するとかっていうふうな事は、
ちょっと考えにくいんですよね。

─スタジオ

玉川:つまり、遠くへ持ってけば、持ってくのに輸送費が掛かるわけですね。
そうすると、やっぱり、その分のコストっていうのも、国全体として、
やっぱり考えなきゃいけないんじゃないかと。
やっぱり、なるべく地元で処理したいんだというふうな部分は
久慈のほうでもあるっていう事なんですね。
だから、ここが大分私が今まで聞いてた話とちょっと違うなと。
もう処理出来ないんだから、無理だから広域でお願いしますっていうふうな話だけかと思ったら、
いやいや、出来るだけ地元でやりたいんです。
色んな意味を含めて地元でやりたいんです。
その分で今増やしているんですというふうな状況が、今取材で分かりました。
しかしですね、やっぱりお願いしたい事もあるんだというふうな話なんですね、宮城県のほうでは。
これちょっとVTRで聞いてください。

─VTR

笹出:どうしてもですね、埋立処分しなきゃならないような物が、
なんぼかは最後出てくるという状況なんですね。
埋立については、やはりある程度ですね、最終処分場を県内の分は非常に少なく限られてますので、
埋め立てについては、やはり幾らかはですね、
県外にお願いせざるを得ないというふうに今も考えております。

玉川:それって、具体的にどういう物なんですか?

笹出:同じ土でも事業所があったところで、重油とかでちょっと汚染されてるとか、
あるいは本当に、プラスチックとか、ガラスだとか、陶器だとかでも、
本当の破片はもう使えないので、そういった物はもう埋立せざるを得ない。

玉川:これですね、ここはちょっと、私はもうニュアンスとして伝えさせて頂きたいんですけども、


宮城県の取材をするとですね、
例えば燃える物とか、埋立られる大きな物というのは、なるべく県内でやりたいと。
で、やって行くほうで、可能性としてはかなりあるというふうな部分を感じました。
一方で、じゃあ全部県内で出来るかっていうと、
専用の処分場が必要な物っていうのもあるんですね。
さっき言った、ちょっと油で汚れてるような物だとか、
そのまま普通に海に埋立ちゃったら環境に問題があるような物っていうのは、
専用の処分場が必要になるんですけど、これが宮城県の中では、やっぱり足りないと。
だからこういう部分に関しては外でお願いしたいと。
だから今、燃やすために、燃やす瓦礫を遠くへ持ってって、
そこに新たに焼却場を作ってみたいな話もちょっとあるみたいなんですが、
どうもね、それはちょっと違うんじゃないか。
燃やしたり埋立たり出来る物っていう物と、
どうしても専用の処分場がないものじゃないと駄目だっていうものを分けて考えると、
話が違ってくるんじゃないかなっていうのは、私感じました。
で、この辺の部分を含めて環境省に、私、話を聞いてます。

─VTR

玉川:一律に瓦礫っていう事で広域処理って事ではなくて、本当に宮城県では出来ない物
基本的には、それは産廃処分場の適用になるものだと思うんですが、
そういう物だけをお願いして回れば、
それで何か一番いい形になるんじゃないかなと私には思えたんですが。

山本昌宏課長(環境省 廃棄物対策課):そこは仰る通りだと思ってて、
元々中で出来ない物を外でやるという考え方ですから、
全部出来るんだったら外でやる必要ないんですね。
中で出来ない物っていうのは何かっていう事を出して頂いた物を
我々は、岩手県ではこういった物を57万トン
宮城県ではこういった物を340数万トンありますというので、今お願いしてるんで、
そこは宮城県のご検討で変わってきて、
ここまで自分たちでも十分期間内に出来ると、だから、ここをやってくれという事で変わってくれば、
それは変わったものについて、是非ご協力をお願いしたいっていうお願いをして回るんだと思います。

玉川:それはじゃあ、環境庁の方で適時対応して変えていくと?

山本:元々出来ないものをやっていくという事で、こちらはやらせて頂いてるつもりなんで、
それでも、とにかく早く、一日も早くというところがありますので、
地元がもう全然いいよと仰ってるんであれば、それは地元の意思ですけども。

玉川:延ばしても地元でやりたいという事であれば、それはまた考えるんですか?

山本:地元の意思だと思うんですね。

─スタジオ

玉川:つまりですね、元々被災地で出来た瓦礫っていうのが、
被災地で全部処理が出来るんであれば、広域処置って話は出てこないんですね。
例えば、新潟の地震の時にも広域処理っていうふうなお願いが出たらしいんですけど、
それはやっぱり、広域処理をするほうがお金が掛かるっていうふうな部分はあったけども、
せっかく申し出があったんで、お願いしたっていうふうな経緯なんかもあるらしいです。
だからやっぱり、原則はやっぱり地元処理なんですよね。
で、これ話がですね、地元処理の分がもっと出来ますと、
外へ持ってかなくても大丈夫ですって事になったら、
話は変わってくるんじゃないかと私は思うんですね。

松尾:例えば広域処理をするにあたって、南のほうに持って行くとか、
ほかの地域に運ぶ時の輸送費ってどのくらいの、なんていうんですか、バランスから言うと。

玉川:今、貨物列車で輸送するっていう事なんですが、
一つのコンテナで、大体4トンぐらいで、幾らだったかな。
やっぱり新たに焼却場を作るよりは、例えば東京とかに持ってきたほうが安いみたいですね。
いずれにしても、ちょっと計算してみたんですけども。
ただ、遠くなれば遠くなるほど、輸送コストっていうのは上がるので、
そこまで掛けてやるのはどうなのかなっていうような話は久慈の方も仰ってたわけですね。

立花:瓦礫を受け入れた県や都っていうのは、その瓦礫を処分するお金が入るわけですよね、国から。

玉川:いずれにしてもどっちにも国のお金が入ります

立花:よく噂で、宮城県とかね、そういう被災地の瓦礫をそうやってなんか、
奪っていくみたいなね、それで自分たちの利権っていうか、
お金に変えてるんだみたいな事を結構ネットでは、結構噂になってるんですけども、
そういうわけじゃないんですか?

玉川:ちょっとそれは私は分かりません、そこまでの取材はしてないんで。


ここで、いきなり、「あなたの身近に異常な植物はありませんか?」って事で
奇形のタンポポについての話題に切り替わる!
Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネン
都合悪なったか?
分からんはずないやろ~!
次回は、是非、利権に切り込みを!タンポポなんか、あとでええやろ。

結局は、地元で処理したいって事は明らかやんな。
地元が潤うわけやから、当然や。
けど、ネックになってるのは、期限や。
26.3.末ていう、補助金打ち止めの期限を延ばしてやれば、ええわけや。
一日も早くっちゅうのは、当然やろ。
けど、半年ほど延ばしても差し支えない区域は絶対にあるはずで
もう一刻も早よせなあかんねんってとこと分けて考えればええんちゃうか?
で、最終処分場が問題なんやろ?
ほな、防潮堤とかの土台にしたらええやん。

GW開けに、どんだけ出してくるかが問題やな。
もう県内と隣県だけで大丈夫です!って言うてくれ~!
ましてや西日本に頼まんでもいける!って言うてくれ~!

もう非国民でも何でもええ!
そんな汚れた絆はいらん!断ち切ってくれて結構!




2012-04-26

熊本県議会議員・大西一史の県政レポート より


大西議員は、瓦礫広域処理に対しての見解。

3/18 「震災ガレキに対する私の考え方」
私自身は、放射性物質を含む災害廃棄物の処理については、県民の安心と安全が最優先であり、
それらが科学的に担保された上で、はじめて受け入れを検討するということになると考えている。


常に安心・安全が最優先と考えてくれる議員は有り難い。


4/9 震災ガレキ受け入れについて(その2)
住民の安全を考え一生懸命対処しようとしている行政職員や我々のような議会関係者が
多く存在しているのであるから、それらに対して、もう少し信用してもらいたいと強く願っている。

これは、大西議員に自分さえ良ければいいのか?とも思えるようなメールも届き
気分を害しての発言みたい。
ただ、どんなに一生懸命してくれる議員が大勢居たとしても
その県や府のトップが賛成し、市町村のトップが反対してるケース
また、県や府のトップが反対してるのに、市区町村では賛成してるケース
こういった住民の中での賛否だけやなく、その県や府・市区町村のトップの中での賛否
また議員の賛否、党の中での政治家の賛否
バラバラ過ぎる。
信用したくても、しきれないのが現状やと思う。
そら、住民にすれば、時間を費やし精神的にもエネルギーを要す反対行動は
できるならしたくない。
できる事なら
「私たちの安全と安心は貴方が確保してくれると信じてますから、お任せします」
とか、委ねられたら、どんなに楽やろう?
こんなふうに思わせてくれる政治家は、どれぐらい居る?
ハッキリ言うて、一人も居らん。
唯一、こんな気持ちにさせてくれるとしたら、以下のトップの方々やな。

札幌市・上田文雄市長
「受け入れないと判断したことが後日歴史的に誤りだと評価されても、
市民の安全は守られ、私が批判されれば済みます。
受け入れて間違いだったと分かるときは、市民に被害が出ている。
私にはそれは耐え難いのです



寿都郡黒松内町・ 若見雅明町長
 「これ以上の過ちは繰り返すべきではない


新潟県・泉田裕彦知事
どこに市町村ごとに核廃棄物場を持っている国があるのか
国が環境整備をしないといけない。
国際原子力機関(IAEA)の基本原則で言えば、放射性物質は集中管理をするべきだ」



徳島県・ 飯泉嘉門知事
県民の安心・安全を何より重視しなければならないことから、
一度、生活環境上に流出すれば、大きな影響のある放射性物質を含むがれきについて、
十分な検討もなく受け入れることは難しいと考えております」



和歌山県・仁坂吉伸知事
国は責任を地方に押しつけている。(がれき受入に)協力しない所は人情を解さないと言われるのか」


福岡県福岡市・高島宗一郎市長
「是非欲しいのは、科学的知見なんですね。つまり焼却をすると、33.3倍に~
これまでは原子力等規制法の中で100Bq/kg以上というものは、
放射性物質という事で扱いを受けていた」



この日本で、トップが大勢居る中で
こういった発言が出来る人が少なすぎると思わん?

ましてや、
秋田県知事「たかが瓦礫で騒ぐな!」
東京都知事「黙れ!」
橋下市長「湾岸戦争が~憲法9条が~教育が~」

こんなヤツらも居るわけで。
しかも石原、橋下は国政にまで首を突っ込んでるわけで。

大西議員には申し訳ないけど
信用するのは、ひじょーに難しいです!
確かに、なんちゅうヤツやねん!って反対派も居るとは思うけど
それは多分極一部なはず。
そういう一部分の人間に対して、わざわざ言及する必要はないと思う。
でないと、反対派はみんな自分勝手のような印象になってしまう。

で、

4/25 国を本当に信じてもいいのですか?

グランメッセ熊本での説明会についての見解─
一般の素人相手の説明会じゃなく、行政マン同士の説明会の場であるが、
到底そんな専門性も微塵にも感じられなかった。
~今回の説明会で国の「安全です」という主張に納得した市町村の担当者は皆無だろう

なっ?信じられんやろ。
ちゅうかな、信じる・信じられんのレベルではないねんよ。
泉田知事曰くの「放射性物質は集中管理すべき」やねん。
事故前の基準で、徹底して原則を厳守すべき事やねん。
これをせんと、基準を緩和する政府の何を理解せえと?
何の説明を受けろと?
丁寧に説明とか、理解を求めるとか言うてるけど
根本的に間違てるねん。
信じる以前に、間違いを正してるのが反対派の意見やねん。




2012-04-22

災害廃棄物広域処理 拒否表明

西日本を中心に拒否表明した自治体をピックアップ


△福岡県福岡市  高島宗一郎市長
市長メッセージ
災害廃棄物(がれき)について 福岡市長 髙島宗一郎x細野環境大臣


△岐阜県高山市  國島芳明市長


△徳島県         飯泉嘉門知事
提言と回答

△和歌山県    仁坂吉伸知事 
記者会見(動画)2月21日(再生時間:43分)26:00~
                  3月21日(再生時間:56分)52:10~

△岡山県倉敷市    伊東香織市長
提言と回答

△香川県
・坂出市  綾 宏市長
香川ニュース
「市民は放射性物質に敏感になっている。施設が整ったとしても理解を得るのは難しいのでは」

・高松市  大西秀人市長
香川ニュース
「放射性物質への市民の不安も強く、被災地復興にはできるだけ協力したいが、
現時点での震災がれきの受け入れは困難と言わざるを得ない」

△兵庫県
・三木市  薮本吉秀市長 



△大阪府下
四條畷市

箕面市

高槻市

交野市

枚方市

寝屋川(Q&A)

・守口市『広報もりぐち』(pdf)

吹田市

門真市

・大東市(要望書の回答)

・豊中市 (市民の声に回答)

・能勢町
 (ブログ/瓦礫処理に関する質問への回答)

泉佐野&田尻町、和泉市、貝塚市、柏原市、堺市、高石市(和泉市、泉大津市と共同)、八尾市
(ブログ/瓦礫処理に関する質問への回答)




△北海道
・札幌市  上田文雄市長
3月23日ホームページ
4月4日 国に正式回答
4月7日 北海道新聞
受け入れないと判断したことが後日歴史的に誤りだと評価されても、
市民の安全は守られ、私が批判されれば済みます。
受け入れて間違いだったと分かるときは、市民に被害が出ている。
私にはそれは耐え難いのです

朝日新聞 「がれき拒否」  札幌市長、決断の理由2012年04月06日

4月7日道新朝刊 シリーズインタビュー・どうする震災がれき  上田市長(2) 


・寿都郡黒松内町  若見雅明町長  「これ以上の過ちは繰り返すべきではない」


・釧路市  蝦名大也市長             平成23年10月27日
放射性物質による汚染廃棄物の搬入防止のため一切の災害廃棄物を受け入れない意思表示をしました



△新潟県     泉田裕彦知事
4月6日、環境大臣に対し、「東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法第6条第1項に基づく広域的な協力の要請」に対する検討結果を、別紙のとおり提出しました。
3月26日(泉田知事定例記者会見)
 (3/26動画版13:00~)
3月16日(要請に係るコメント)
平成24年2月定例会 2月27日 本会議
動画 16:30~民主党 大渕健議員(質疑)
36:00~泉田裕彦知事(答弁)


福岡市の高島宗一郎市長はじめ、素晴らしい表明やよな☆
4/7の札幌市の上田市長の言葉は、心に響くものがある。


松井、橋下は最低!最悪!
愛知の大村も、宮城の村井も日本の恥や!




2012-04-21

『あなたの不安なくせますか? ~食品の放射性物質に新基準~』

2012年4月7日放送  「NHK深読み」やってた。
4月からの新基準についての特集。
文字にしたけど、検索かけたら動画あった。

放射性物質"新基準"食の安全は?


─視聴者から
『基準値が引き下げられたという事は今までの数字は危険だったのか?
今まで安全だったなら、なぜ引き下げるのか?混乱している』

『何も食べずに生きているわけがないので、この基準に安心するしかない』

なんか、他人事いうか、無関心いうか、投げやりとも思える。
自分で努力しようと思てないんかな。


徳永アナ
─今回の新基準、何がどう変わったのか?


元々国内では基準がなかったので、震災後に国際機関の基準(肉・魚・野菜・米などは1000Bq/kg)
を参考に作った。


生協のパルシステムは独自基準(肉・野菜・米など100Bq/kg、魚など500Bq/kg、水・牛乳40Bq/kg)を
去年9月に設けていた。

日本の3月迄の暫定基準でも安全やけど、安心を少しでも取り戻すために4月から改正


今年2月、生協は、さらに
(肉・魚・野菜50Bq/kg、乳児食品・水など10Bq/kg、米10Bq/kg、海藻・きのこ100Bq/kg)に改正した。

また、茨城の漁師は50Bq/kg独自基準を設けたり、
食品加工会社の中には、4Bq/kgという基準を出すところある。
国の基準が厳しくなった事で、出荷出来なくなったり自粛した食材は24種類(4/7現在)

厳しくなったちゅう言い方腹立つ!500Bq/kgの食品を流通させてた事が怖ろしい!

─100Bq/kgの基準について、本当に安全なのか?

木村真三「100Bq/kgでも実際には殆ど問題が出ないと思うが、消費者心理では、より低くするべき
なのが筋道かと」


唐木英明「この問題は安全と安心を分けて考える。安全はデータが大事。
データでは問題になるような内部被曝は受けてないから、今までの暫定基準でも安全は守られていた。
安心は、原発事故で関西に逃げようとかパニックになっていたが、それが治まったら、
今度は食品が心配になって、みんなが心配と言うから、政府は安心の為に基準を下げた。
各企業は、自分のところの商品が安心とアピールするために基準を下げてる。
これは安全とは全く関係なく売り上げの為

↑なんじゃコイツ!商売してるんやから、当然売上げ確保でええねん。何より信用も得られる。
消費者側にしたら、安全が得られれば精神的に安全に繋がるんやん。
まるで基準値下げて販売するのが悪徳商売みたいな言い方でムカツク!


小野「子供の基準もこの基準で大丈夫か?」

唐木子供の事も考えた上で一番厳しい基準を作っている。
国の基準を信じて頂くというのが一番良い事だと思います」

↑平気で隠蔽・流通させるくせに、何が信じて頂くのが~やねん!

木村「国の基準は決まってなかったが、ICRPでは370Bq/kgという基準があったと思っておりますし
これで安心か安全かは、基準はある程度設けないといけない。
チェルノブイリの被災三カ国の基準値を導入するのが良いと思う」




合瀬「一年間に受ける1mSvというのを基準に、色んな食生活を元に一律に100と決めたが
審議会の中でも色々数字を変えた方が良いんじゃないかという議論があったが
例えば、肉をいっぱい食べる人は、よけい被曝してしまう。
ですから一律に100にして、100を上限にした」

木村「ただ、年間1ミリシーベルトというのは、ICRPの公衆被曝線量限度なんです。
外部被曝、内部被曝を含めて1mSv/年ですので、この食だけでこれだけ食べたら
1mSv/年以内ですよというのは、じゃあ内部被曝の部分の1mSv/年というのは、
どうなるのという事になるから、その部分は減らすべきではないかというのが私の持論です」

─視聴者より
「何を持って安心とするか、基準が出ればそれを信じるしかありません。
それが信じられないなら何も食べられなくなります」

↑信じるかどうかやなくて、危険か安全かで食べられるかどうか決めるねん!

小野「国の基準があり、さまざまなところが独自の基準を設け、自粛というものまで
する必要があるのかどうかについてはどうですか?」

唐木「それは安心の問題ですね。皆さんが信じてくれなければ売れない
その為には基準をどんどん下げようという競争が起こってますけど
本当にそれが現実的に可能なのかという事も考えなくちゃいけない。
そんな競争していったら食べるもんなくなっちゃいますね」

↑競争でなくなるん違て、汚染されてたら食べるもんがなくなるねん!

合瀬「産地が事情といいますか、出て欲しくないというのがあるんですね。
自粛するというのは漁も辞めてしまう」

小野「基準超えを出したくないから、自分たちで敢えて基準を低くする?」

合瀬「一つ基準超えが出たら、その食品だけじゃなくて、その地域の他の物まで
全部売れなくなってしまうんですね」

↑そのとおり。
風評被害のせいにしてるけど、無責任な生産者のせいで、まともな生産者が迷惑してる。
消費者のせいやなくて、一部の生産者の責任。


─消費者動向調査(今年1月・日本政策金融公庫調べ)より
Q:原発事故の影響があると考える地域の食品を買いますか?
買わない・・37.8%
買う・・8.4%
影響は気にならない・・21.6%
買う機会がない・・16.8%
分からない・・14.0%  その他

合瀬「こういう状況の中で、また新たに一つ基準超えが出てしまうと、やっぱり買うのやめようと。
一つ一つのみんな、数字を気にしているわけじゃなくて、今や地域で考えてしまう。
農家っていうのは、実は一つ問題があって、ほかの人に迷惑掛けるというのが申し訳ないと
思うものですから、そういうものは、なるだけ出さないようにしようとか、
作らないようにしようというふうになってしまう」

金子「こうなってくると被害を受けてる方の生活に関わってくるので、そういう意味でも
基準を信じないと、本当の意味での復興にも進んではこないのかと思う」

小野「ただ、子供を持つ親としては、ちょっとでも低いものを買いたいという心理」

金子「親としては、もう何も入ってないものを食べさせてあげたいと思いますから」

↑結局、それが本音!大人の建前で子供を犠牲にしてどないすんねん!


唐木「ただ、何も入ってない物はあるのか、そこが問題」

放射性セシウム基準値、EU、アメリカ、日本との比較


唐木「実は食品の中に、自然の放射性物質カリウム40というのは元々入っている。
カリウムが安全で、セシウムが危ないと言う人もいるが、危険性は同じぐらいなんです」

小野「でも、カリウムは高血圧の対策に進んで摂りましょうと言われたりしますよね。
体に良いから食べなさいと言われるほうじゃないですか」

唐木「そうするとカリウムを沢山摂ると、その中の僅かな部分は放射線なんです。
それが50Bq/kgぐらいある」

木村「事故前から、カリウム40は米には50~140Bq/kgぐらい含まれていた」

唐木「だからセシウムばかり気にして、同じような物質のカリウムを気にしないのはおかしな事
やはりその知識を広げないといけない。お米の中でも50~100ぐらいのバラツキがあるから、
10、20セシウムが入ってても危険性は全然変わらない」

↑別にセシウムだけ気にしてるわけちゃうやろ。
放射性核種や!カリウムもやし、ストロンチウムもプルトニウムも、人工的放射性物質や!
核種測定して、公表せーよ!ちゅう話や。

金子「じゃあ100を超えたとしても、カリウムが多い場合があるって事ですね」

木村「かなりそっちのほうが大きいです。ただ海藻類なんかはカリウムの…乾燥重量で言ったら
カリウム40の場合、1000Bq/kg超えるものはありますので」

唐木「そうすると、これではみんな違反になっちゃうので」

優木「その基準を設けようみたいな話はないんですか?」

唐木「自然の物に基準を設けたら、全部食べられなくなるので設けてない」

合瀬「確かに放射線には、良い放射線と悪い放射線があるわけじゃないんですね。
みんな同じ放射線なんですが、問題にすべきは本来自然界にない追加放射量という、
本来は、そこになかったものが、さらに、放射線というのは、なるだけ摂らない方がいいって
言われてますから、自然放射線は仕方がない。
でも、さらにそっから出てくる物については規制しようというのが世界の流れなんですね」

優木「買う時に商品が高くなるんじゃ」

唐木「検査の費用もいるし、産地が少なくなったり、出てくる量が少なくなれば値段にも当然
関係しますよね」

小野「変な言い方ですけど、安全がビジネスに色づけされていて私たちの心理が利用されてると…」

↑なんか論点ずらそうとしてないか?

合瀬「アンケートで買わないという人に聞くと、何があっても買わないんだという人は
ある程度いらっしゃるんですよね。その人たちに向けたメッセージなのかと」

唐木よく似た問題が残留農薬とか食品添加物なんですね。
政府は厳しい規制で安全が守られているのにも拘わらず心配する人が沢山居る。
そうすると無農薬にしましょうとか、無添加にしましょうとか、そういう商売が出てくる。
それと同じ事が起こってるんですね」

↑いや、全然ちゃいますけど!
オッサン、論点ずらすな!超ムカツク!


金子「検査の段階で、カリウムは幾つ、セシウムは幾つ入っていてという細かい内訳は分からない?」

木村「それは両方出すべきです。比較しないとダメなんですね。
天然放射性核種のカリウム40がこのくらい、人工放射性核種のセシウムがこのくらいというふうに
両方を比較しないと本来は駄目なものなんです。
例えば、農水省が推奨している福島県内でセシウムの量を減らすために、
農地に土壌100gに対して25~30mgのカリウムを撒いてくださいという話がある。
そうするとセシウムが半減するというふうになってますが」

唐木「植物はカリウムもセシウムも取り込むんですが、
カリウムがたくさんあるとカリウムがたくさん入っちゃってセシウムがあまり入らないんですね」

優木「じゃ、カリウムめっちゃ入っちゃうじゃないですか?」

唐木「カリウムの中の放射性物質って少ないですからね」

木村「いや上がりますよ」

唐木「上がるのは上がりますけど、でもみんなセシウムを嫌がってるからそれをやりましょうと」

合瀬「昨日農林水産省に確認したがカリウムを入れて玄米の中にカリウム40の値が上がるか
確認したが、実験によって値は変わりませんでした」

木村「それはちゃんと田んぼでやってるんですか?植木鉢とかのレベルではなくて
きちんとやらなくちゃいけないんですよ」

小野「放射性物質って足し算なんですか?例えば粉ミルクと水と足して?」

唐木「そうなんですね。これ(新基準)を全部足しても一年間1mSvにならないように基準が決まってる」

↑それ、食品だけやし。外部被曝は?

唐木「ですから全ての食品が汚染されてるという前提で計算してるんですね。
だからこれは全部足し算なんです。足し算できるんです。
体に入ってしまえば、放射性物質として同じものですから」

小野「そうすると今のカリウムとセシウムが両方入ったら、
さらに放射性物質の量が増えるということですか?

唐木「そうです。カリウム+セシウムです。
でも最近、日本生協連が毎日の食事の中の放射性物質を調べたら、殆どカリウムで
セシウムは僅かにしか入ってなかったいうのもありますから。
我々が食べてる物の放射性物質は殆どカリウムなんです」

優木「結局は基準より下だったら安心していいですか?」

唐木「一つ間違えちゃいけないのは、この基準を超えた物は一切市場には出ないんです。
市場に出ているのはこの基準よりずうっと下の物だけ、殆どゼロの物しか。
セシウムについてはゼロ、カリウムについてはたくさん入ってる。そういう物しか出てない」

↑オッサン、ウソつくな!ゼロちゃうやんけ!

─視聴者より
「基準をどんなに厳しくしても、すべての物を検査できるわけではないので意味がありません。
それよりも検査が正しくされているのか、厳しく監視する方が重要です」

小野「つまり本当に出回らないのかどうかということなんですが、検査漏れの例ってありましたよね」

合瀬「そうですね、これまでも市町村なり県の方で色んなな検査をして、
暫定基準を超えた食品が出回らないように検査はしてたんですが、
それでもやっぱり色んな物が市場に出回ってしまった。
例えば去年ですと7月に牛肉(2300Bq/kg)が安全だと言われてたんですが、
基準を超えた牛肉が随分全国に流通してしまったという事がありましたし、
9月にはお茶ですね。千葉県だとか埼玉県のお茶、これ県の方でも検査してたんですが
厚生労働省が市場に出回っている物を抜き打ち検査したところ、
最大で2720Bq/kgのお茶が見つかったという事がありました。
それから、お米ですよね。米については農林水産省から
『米は日本人の主食だから、徹底的にそういう物が出ないようにしなきゃいけない』って事で
かなり厳しい仕組みを設けて検査をしたんですが、
安全宣言をした後に、農家が保管していた米から高い濃度の放射性セシウム(580Bq/kg)が出て、
それが直売所などで売られてしまったと。
ですから厳しい基準を設けることは必要なんですが、それを担保する検査体制がきちんとしてないと、いくらやっぱり厳しく数値をしても意味がないんですよね」

小野「この検査漏れの懸念から、国も検査体制を強化しているんですよね」

─検査体制は?


徳永「国が東日本の17の都と県にこうしてくださいという呼びかけを強くしたのは、
100Bq/kg(一般食品)で、重点品目、約170品目を週1回定期的に測定してくださいと。


千葉県では?
・機械が足りない(高精度測定器)千葉県で2台、福島はもっとある。他府県は大体2~3台
検査機 2000万
改修費 700万 2トンするから重くて床が抜けるから、リフォームが必要
維持費 500万/年(2台分)

・測定に時間が掛かる
準備だけで30分ぐらい掛かる。


徳永「千葉の場合は1検体を調べて暫定基準と照らし合わせて、下回れば出荷しましょうという
やり方でした。4月から国はこう言いました。
今度から、これだけ(44検体)調べて下さい。44倍です。
なぜかっていうと、作ってる市町村から最低一つは検体を出して下さいと国は言ったんです。
その為に32の産地からは一つずつ、四つの自治体はかなり多く作ってる主要な産地なので
三つ出して下さい。それ足すと千葉の場合は44検体。これを調べます。
しかも、週1回。44倍じゃ終わらないんですよ。
千葉はチンゲンサイだけじゃないでしょう。
この170の重点品目のうち、千葉で作っていたり採れたりしているものは、
農産物も水産物も30品目ずつ。この農産物のうちの一つがチンゲンサイ。
だからあと29品目似たような事が起きてて、千葉が特殊だから取り上げてるわけではなくて、
殆どの自治体が4月から、こういう事になっていて国のルールどおりは厳しいんですと」

金子「2台じゃ一週間で出来るのかなという感じですよね]

優木「国から1台プレゼントするよみたいな事はないんですか?
基準が低くなったし、足りないでしょうみたいな」

合瀬「勿論です。国から補助金も出て、そういうのを設置するという事になってるんですね。
ただ注意しなければいけないのは、これは国が自治体に求めているものであって、
実際にそれが本当に現場でやれるかどうかは、実はまだよく分からないんですよね。
ですから厚生労働省も国の方も本当にちゃんとやってるかどうかは、
国の方で別に検査をやって、本当にきちんと緊張感を持って自治体がやれるように、
国が抜き打ち検査などをやれる体制にしていく。その検証も必要なんですね」

金子「国の方でその検査体制を監視するところとかはあるんですか?」

唐木「それはやってます」

合瀬「抜き打ち検査をやって、実は去年発見されたお茶はそれで見つかったんですね」

木村「ちなみに100Bq/kg程度であったら、こんな装置を使わなくても大丈夫です。
ゲルマニウム半導体検出器だからこそ、こういうふうに言うんですが、
それは10Bq/kg以下であったらやはりこれは必要かもしれませんが、
普通の100ベクレル程度であったらNaIというヨウ化ナトリウムのシンチレーションカウンター
というもので十分測れるわけですよ」

小野「それでおいくらくらいなんですか?」

木村「今、僕がウクライナで開発中なんですが、それで200万以下で売り出そうと考えているんですが」

唐木「ただ、引っ掛かったらちゃんと測らないといけないんでね。この機械はいりますけどね」

このオッサン、安全な食品を売る事を商売で~とか言うくせに、
測定器とか、多分利権とかには言及せーへんねんな。


木村「ですから、スクリーニングで使えばいいんですよ。
スクリーニングとして最初に迅速測定をして、100Bq/kgあるかないかを調べていく」

唐木「それはやってるはずですね」

木村「でも、それでこれだからおかしいんですよ」

小野「なんか見てると自治体の人も気の毒に見えてくるじゃないですか。
あの事故さえなければとこうやってミンチを作っておられるのかと思うとですね。
でも一方で、はしょっていいですよとはとても言えないし。
ここまでやって貰って、やっと安心出来るというところもありますよね」

合瀬「実は、先ほどスーパーが色んな数値競争をして、ビジネスのためじゃないかと
言ったんですけども、確かに数値競争はあまり意味がないと思いますけども、
ただ検査をするという事は凄く重要なんですよね。
むしろ、どういう風にリスクが分布しているだとか、
どこでどういうものが引っ掛かっただとか調べるのは凄く重要な意味があって、
そういう意味では国だけじゃなくて自治体だけじゃなくて、スーパーとか色んな人が色んな検査をして、
それを一つにまとめて一体どこにリスクがあるのかという事を見つける事のほうが重要なんですよね」

唐木「残念ながらかなりの汚染がありますから、
我々これから何年間かは微量の汚染と付き合わなくちゃいけないんですね。
そういう意味では検査をするのはとっても大事だと思います。
検査で引っ掛かったものがあったら、全部止めるという事も大事だし、
それから本当は検査の基準を超えないものを作るのも大事です」

金子「こういう状況になった場合、日本人として内部被曝はしてしまうというのは
受け入れなきゃいけないんですかね?」

唐木「非常に僅かな内部被曝は、セシウムについては仕方がないと思う。
ただ今までの調査では、殆ど関西の人ではゼロ。
福島の人でも非常に少ないというデーターが出ています。
それに比べてカリウムは我々は、内部被曝をいつも受けてるわけです。
我々の身体の中には7000Bq/kgの放射性物質が皆さんみんな入ってるんですよ」

木村「入ってない、入ってない。それ4000Bq/kgです」

唐木「カリウムは4000、それからあとは炭素14とか色んな物を合わせると7000という事なんです」

小野「じゃあこうやって話しているだけでも、お互いに影響を及ぼし合ってるという事なんですか?」

金子「逆にいうと、そういうストレスを気にしてストレスを感じるよりは、
国の基準を信じてなるべく今までどおりに生活できた方が豊かっていうことですかね?」

唐木「そうですね。一つ是非覚えておいてほしいのは、
暫定基準は年間5mSvまでは安全ですよと食品安全委員会が言ったんですね。
今度、厚生労働省はそれをぐっと下げて、年間1mSvで規制をしますと言ったわけです。
ですから、これだけでも随分安全になってる。
その中で、今度は一般食品が100Bq/kgでしょ。
これはシーベルトに直すと、0.0026なんですよね。
だから1mSvまで大丈夫と言っているのに、これはもの凄い小さい値なんです。
これを超えたか超えないかというのは、安心のためにはとても大事です。
超えないことは大事なんですが、仮にこれをちょこっと超えた食品を食べてしまっても、
こういう安全域がありますから、それほど心配する事はない。
それから実際に出回っている食品はこれよりもさらに下なんですよね」

優木「実際に検査のやつを見て、被災した自治体とか、そこの農家の人たちが
それを背負わなきゃいけないというのは本当にかわいそうな」

金子「国とか保障とか何か支援してくれるとか」

唐木「最終的には東電が補償するという事ですね」

木村「汚染米が出たら、それは買い上げするという話し合いになってますね。
私は二本松のアドバイザーをやってるんですが、
二本松の中で、私はホールボディカウンターと測定器を入れて調べてますが、
その中で汚染がしやすい物、濃縮しやすい物とそうでない物が存在して、
大半が濃縮されにくい物なんですよね。
だから、そういう安全の部分というものも、これは危ないような種類ですよ、品種ですよ、
でもこっちは大丈夫なんですよという、基準値より下回ってますよというのを両方提示しなければ、
福島県内、また汚染地域、東北地方に対して、不買運動が起きてしまうんじゃないかと思うんですよ。
だから正しい報道というのはどういうふうにするかというと、
先ほどのカリウムと一緒のように大丈夫な物と大丈夫でない物を明らかにしていくという事が
必要かと思います」

合瀬「そのためにはやっぱり徹底した検査が必要なんですね。
先ほど言ったように、産地としては出たらまずいのでやりたくないと。
だから検査がやりやすい雰囲気にしないといけない。
実はその中で分からないのが、海の中の状況なんですね。陸の方はかなりある程度検査もしました。
だけど海の方を見てみると、これは文部科学省が海の中の土のセシウム濃度を調べると、
かなり高いところがあるわけですね」

小野「そうですね。これをもっともっと調べないといけないと」

合瀬「そうですね、それで安心を勝ち取っていくというふうにしないと駄目だと思いますね」

小野「あんまり自粛というよりは、どんどん検査を受ける方向に」

合瀬「検査をやりやすい仕組みにしてもらうと。消費者もそれに協力するということですね」


以上


いっその事、どんだけ汚染されてても、ちゃんと測定して販売したら?
絆組が食べてくれるやろ

2012-04-17

受け入れ回答まとめ

環境省
【第一弾】災害廃棄物の処理に係る広域的な協力の要請に対する自治体からの回答
自治体からの回答 より


以下は、個人的判定(希望的観測あり)
☆は、拒否
△は、微妙。ほぼ拒否に近い、または検討しだい、住民しだいなど
▽は、受け入れ可能性大
▼は、受け入れる気満々


△岐阜県
当県は処理施設を有しておらず、直接的に受け入れることはできないことから、
県下市町村長を緊急招集して検討を要請するとともに、環境省主催の市町村向け
説明会を開催して検討に向けた環境を整えた。
また、受け入れに関する意向について、ヒアリングを含め調査を行った。
その結果、19市町村、3一部事務組合において「検討する用意がある又は現に検討している」
状況にある。

▼愛知県
 本県は、広域処理の対象となる災害廃棄物の受入れを決定し、そのための検討を進めます。
 受入れに向けて、今後、県内の市町村と連絡・調整を図っていきます

☆名古屋市
 処理の効率性に加え、被災地への投資、雇用の拡大といった復旧復興の観点からも、
災害廃棄物の現地処理をさらに促進させるよう併せて要望します。

▽三重県
 当県は市長会・町村会と連携し協議を進めているところであり、今回の国からの協力要請を受けて、
県としても受入基準や処理手順等をガイドラインとして取りまとめるなど一定の責任を果たし、
要請に沿った判断を市町が出せるような環境づくりを進めるとともに、4月中旬における市長会、
町村会との一定の合意を目指していきます。

△滋賀県
市町・一部事務組合の検討状況
 ①受入を検討している。  なし
 ②条件付きで受入検討  4市・一部事務組合
 ③検討中  4市町
 ④受入困難  13市町・一部事務組合
 ⑤検討していない。  1一部事務組合
 ⑥その他  3市・一部事務組合

△京都府
 京都府としては、「関西広域連合における東日本大震災の災害廃棄物処理に関する考え方」
に基づき、市町村等の協力のもと、試験焼却により安全性を実証し、
住民の理解を得て受け入れていきたい。

▽京都市
 処理の対象とする災害廃棄物は、関西広域連合の統一基準に示された可燃物を原則とし、
近畿2府4県共通の埋立処分場である大阪湾圏域広域処理場(フェニックス)への埋立てに
関する安全性の検証や本市クリーンセンターでの試験焼却による安全性の検証により、
安全性を確保できることが確認できれば、
政令市をはじめ廃棄物処理施設を有する自治体とともに
災害廃棄物を受け入れる方向で、焼却や埋立に関する具体的な検討を行っていく。

△兵庫県
 県では、関西広域連合で作成した
「関西広域連合における東日本大震災の災害廃棄物処理に関する考え方」に基づき、
処理対象を可燃廃棄物とし、県内市町に協力を要請していくこととしています。
 今後、4月9日に説明会を開催し、それぞれの市町の状況を把握のうえ、
具体的な受入可能量等を回答します。

▽神戸市
 本市においては、市民の安全・安心が確保されることを前提に、
東日本大震災により生じた災害廃棄物のうち
可燃性廃棄物を受け入れ、クリーンセンターにおいて焼却することを想定しております。

△奈良県
 国からの協力要請を受け、4月13日(金)に県内市町村長への説明会を開催する。
災害廃棄物の県内受け入れは、①安全の確保、②県民・地域住民の理解、
③受入施設の余力(特に焼却灰の最終処分先確保)などが条件となるが、
今回の説明会を皮切りに、個々の疑問や課題等について国に明確な説明及び
情報提供を求めながら、関心のある市町村とともに前向きに検討してまいりたい。


☆和歌山県
 本県は廃棄物処理施設を保有していません。
県下の市町村には焼却能力に余裕があるところも若干あるので、
国からの要請を全市町村に通知し、意向確認をしていますが、
現時点で受け入れ可能とする市町村はありません。

△鳥取県 受入れ可能(1)、現時点で判断出来ない(5)、受入が困難(5)、施設がない(13)

△島根県
受け入れに関しての市町村からの回答(4月6日現在)は、以下のとおりである。
・条件がクリアされれば受け入れる方向で方向で検討したい(4団体)
・現時点で受け入れの可否は判断できない(5団体)
・受入は極めて困難(6団体)
・回答を保留(4団体)

△岡山県
 被災地の早期復興のため負担を分かち合う観点から、県民の安全安心の確保を前提として、
受入れの主体となる県内市町村等に対し、必要な助言、
技術的支援を行ってまいりたいと考えております。

△岡山市
 本市では、放射性物質の含まれるおそれのある災害廃棄物について、安全性が確保でき、
市民の理解が進むのであれば、地元の理解を得つつ受け入れについて
対応していくこととしています。
 県内での災害廃棄物の受け入れに関して、広域処理を推進するためには、
県を中心とした県内自治体の連携は不可欠であります。

☆広島県
 被災地の早期復興のためには、災害廃棄物の処理を全国が協力して
迅速に進めていくことが重要であり、本県としても、最大限協力すべきものと考えております。
 一方、受入については、国において、放射性物質についての不安を払拭し、
処理の安全性について、国民の理解と信頼を得ることが、何よりも重要であると考えますが、
国民の理解は、極めて不十分な状況にあると考えております。

△広島市
 本市としては、現在の県と国との意見交換の結果を待って、
被災地の復興支援に取り組むことの重要性と市民の安全性の確保の必要性に
配慮した対応方針を検討していきたいと考えています。

△山口県
 近く、県とともに、貴省からも担当職員に御出席いただいて市長協議会を開催し、
今後の対応を協議することとしているとのことです。

☆徳島県
 調査結果については、住民の放射能に対する不安や安全性についての問題などから、
受け入れを前向きに検討する市町村等はございませんでした。

△香川県
 今後、県民の御理解を第一に、東京都などの先行事例での処理状況を踏まえながら、
市町等へきめ細かな情報提供を行うとともに、各市町長と情報交換の機会を設け、
課題の共有化に努めるなど、災害廃棄物の広域処理に関する議論を深めて、
被災地支援と県民の安全・安心の両立を図っていきたいと考えている。

△愛媛県
 今後、国による環境整備が十分になされ、県民の安全・安心が担保された場合には、
受入れに協力したいと考えている。

△高知県
 高知県としても、また多くの市町村等においても被災地の復興に協力していきたいと
考えていますが、未だ検討段階で最終判断に至っていない市町村と
一部事務組合が多い状況です。


△福岡県
 意向を確認したところ、北九州市につきましては、本日、同市から国に報告があったとおり、
今後、受入方法や健康への影響などについて専門家を交えて、
精緻な議論を進めることとされており、
受入れの可否の判断については、これらの検討結果を市民や議会に示した上で最終的に
判断したいとされております。
 また、政令市以外では、田川群東部環境衛生施設組合(香春町、添田町、大任町及び赤村)が
災害廃棄物を受け入れる方向で内部検討中であります。
今後は、これらの市や組合と個別、具体的に協議を進め、その意向も踏まえて、
受入れ条件等について、
国や被災地との調整を行うなど、県としてできる支援を積極的に行ってまいります。

△鹿児島県
 災害廃棄物の迅速かつ適正な処理は、全国民の共通の課題であるが、
災害廃棄物の受入に当たっては、将来にわたって安心して受け入れられる環境整備や
住民の理解が必要であることから、
本県としては、市町村等の意向を踏まえ、国等と連携を図り、広域処理が推進されるよう
取り組みたいと考えています。

☆沖縄県
 調査の結果、「受け入れる方向で現在検討している」、又は「受け入れる方向で今度検討していく」
とする市町村等はありませんでした。
一方、「現時点では判断はできない」という回答した市町村等があることから、
県としては、今後とも意見交換等を行っていきたいと考えております。




県と市町村で意見がバラバラ。
基準も各自治体でバラバラ。
「国よりも厳しく独自で基準」て事は、国を信用してないんやんな。
その信用してない国に要請されて、責任の所在もハッキリせんのに
各地から受入表明してる。
最終処分場も未定やのに、どーすんねん!





2012-04-13

ニコ生アゴラ「汚染がれき」を受け入れろ!

2012/04/10(火)ニコ生にて放映された。
(なぜか、うちのコメが削除されてるwwwなんでやねん!)

―放射能に怯える政治とメディア」報告−
「国の遅い行動が被災地を苦しめる」てタイトルで

【出演者】
池田信夫(経済学者・司会)
村井嘉浩(宮城県知事)※電話出演
片山さつき(自由民主党 参議院議員)
澤昭裕(国際環境経済研究所長)
高妻孝光(茨城大学教授)

タイムシフトでも見れるけど、アゴラ にて、文章化されてる。
この中で、うち的には、注目すべき内容が文字にされてないのがある。
「県外での処理推計量は減る可能性がある」の詳細。
動画を見れば分かるけど
一応、ポイントを文字にしとく。


宮城県・村井知事
現在22基のプラントが建設中で、まもなく気仙沼処理区に4~5基のプラントを建築予定。
計30基弱のプラントが年内に稼働するので、加速度的に処理が進む。
今は正確な数字は出てないが、5月の連休明けに見通しが立つ予定。
当初の瓦礫推計量を調べていくうちに、思った以上海に流されている事が分かり
陸に残っているのは、思っていたより少なく200万トン程度になる可能性があるので
200万トン程度はお願いする予定。
したがって、例えば九州、沖縄へお願いするとかなり輸送コストが掛かるので、
我々としては、付加価値の高い瓦礫を送っても掛かる経費は同じなので
出来るだけ県内、なるべく東北内で、無理なら東北に近い県に受け入れて頂くように
結果として、皆さんの税金を有効に活用する事になると思っている。


****以上

つまり、県内で処理でけへんのは、200万トンになる可能性があるって事。
それが連休明けには明確になるらしい。
全国各自治体、住民を巻き込んで、大騒ぎになってるこの問題が、
どれだけ重い事か、全く理解できてない知事。
感謝してるというセリフから、誠意は全く感じられん。
皆さんの税金を有効にって、既に無駄にしてるやろ!


長野県のふじおか義英議員の被災地への視察をまとめてみた


これ読むと、まさに『ゼネコンによるゼネコンのための復興』そのもの。


細野は未だに必死でキャンペーン中やけど
色々明るみになってきたせいか、
政府は、防潮林や公園を作る話を出してきてるし
メディアもボチボチ報道の仕方を変えつつあるのは確か。
岩手はちょっと前に、できるだけ県内で処理て言うてたし
宮城もGW明けまでには具体的に分かるんやな。

そのわりには、各自治体が次々と前向き発言が続いてる。
処分場も確保できてないにも拘わらず、とりあえず試験焼却とかあり得んやろ。
金欲しさに表明してるのは周知の事やけど、

それは一枚の地図から始まった」ってのがある。
なかなか鋭い見解。
これが事実なら、怖ろしい!



細野「絶対に諦めません!」て言うてたけど、とっとと諦めて辞任せーよ!
SPEEDI隠蔽で逮捕されろ!

連休明けにならんと分からんけど、
多分、遠方での処理はなさそうな気ぃするけど・・・(希望的観測か?)
ちゅうか、県内処理不能とされる数量と、今現在受け入れてる自治体の数量、
それと受け入れ決定の自治体の数量から計算すれば、
広域処理する必要はないと思うんやけどな。

ただ、除染したもんとか、福島県内の瓦礫もあるし
普通ではあり得ん事を言い出す連中やから、油断は禁物!

何より、目標は、被災地での焼却をストップさせる事☆
これは可能性は低いけど・・・
要請していくしかない。

せめて西日本の国土は、何があっても守らんと。
ほんまに、日本が終わってしまう。

過去に学べないアホども!日本から出て行け!

2012-04-07

放射性物質汚染対処特措法施行規則改正案に対する意見の募集

環境省はほんま油断できひんな。
うちは環境省の広域処理情報サイト は、頻繁にチェックしてるんやけど


平成24年4月3日
放射性物質汚染対処特措法施行規則改正案に対する意見の募集(パブリックコメント)について(お知らせ)

コッソリこんな募集してたとは・・・気づの遅かったorz
勿論、インターネットしてたら、誰でもホームページを閲覧できる環境にあるけど
毎日チェックしてんと気づかんし、ネットしてない人は知るよしもないやん。
超卑怯!(●`Д´)ノフザケンナ

実は去年8月、議員立法により成立した「放射性物質汚染対処特措法」に基づくもので、
同法の全面施行までに策定する事になってたやつで

平成23年10月17日
「放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針骨子案」等に対する意見の募集(パブリックコメント)について(お知らせ)
を約一週間募集してたんやけど、コレ知らんかったねん!

今回の法案はしっかり意見したで!
ちなみに、うちが送ったのは↓





[1]氏名
[2]住所
[3]メールアドレス
[4]意見
・意見の該当箇所(ページ・行番号等)
1.放射性物質汚染対処特措法施行規則改正案について(2頁)

・意見
警戒区域等の廃棄物を広域処理等、県外で処理する事によって、
放射能を日本全土に拡散する危険性が高いので、この改正案には反対です。

・意見及び理由
4/6、福島県における土壌の放射線モニタリング調査結果を見ても
警戒区域等の廃棄物は、高濃度に汚染されていますので、
広域処理等による福島県外への移動、または拡散させず
国が責任を持って、一カ所に封じ込めてください。
本来のクリアランスレベルの基準に則って、放射性廃棄物として
厳重に取り扱うべきであります。

補足になりますが、今回の「放射性物質汚染対処特措法施行規則改正案」についての
意見募集の期間が極めて短く、常にホームページをチェックしていない限り
気づく事は稀であり、何よりインターネットをしていない国民は知るよしもありません。
本件は、日本国民全員が知り、意見を募るべき重要課題であります。
政府の信頼回復のためにも、是非多くの国民が知る事が出来るよう
政府公報を希望します。

以上


書きたい事、いうか、文句いっぱいあるけど
簡潔に書かんとアカンし、誹謗中傷も禁止やしな。
もっとうまい事書けたらええねんけど、文才ちゃうからしゃーないわ。

誹謗中傷なんでもありなら・・・

お前ら、国民の税金使て甘い汁ばっかり吸いやがって
おまけに日本国民全員、被曝させる気かっ!( ゚Д゚)ヴォケ!!
テロと同じやんけ!
天罰下れ!
地獄に墜ちれー!

ぐらいは書くねんけど・・・残念ながら、です・ます調で冷静に書かんとしゃーない!
ほんま、むかつく!
地獄の閻魔様、一刻も早く迎えにきてやって!