2012-09-27

9月19日(水)大阪市会 民生保健委員会 加藤 仁子 議員の質疑


9/19(水)に行われた民生保健委員会
インターネット録画放映にてアップされたので、是非見て下さい!
井戸土岐議員太田議員に続き、加藤 仁子議員の質疑を文字にしました。(聞き間違い等ご指摘願います)


加藤 仁子議員(自民党 東住吉区):
やはり私も東日本大震災によって生じました廃棄物の広域処理に関して、
今回は1368件の内の1300件以上もの多数の陳情書が提出されております。
このような状況を考えた時に、やはり市民の方々にとってさまざまな不安を
お感じになっておられる事がよく分かるんです。
放射能の影響については、すぐには現れない。
将来的に不安があるというのが陳情書を出された方々の正直な気持ちだと思っております。
陳情の内容を見てみると、風によって汚染物質が拡散される事を
心配されている周辺住民の皆さまからの意見が幾つも見られます。
そこで私は今回、焼却を予定している舞洲工場の配置図というものを入手致しまして、
そして舞洲工場から排出される排ガスが一体どの方向に行くのかという事を、
流れていくのかを調べました。
この風配図って、皆さんに本当はお配りしたら良かったんですけど、90枚も勿体ないかなと思って。
それで風配図って言いますのはね、その土地の風の傾向を知るという、
ある地点のある期間における各方位に風向き、及び風速の頻度を表したものなんです。
これがお昼で、一応こちらが大阪湾のほうになって、昼間はやはり北東の風っていうのと、
それから南東の風陸に向かって吹く風と、湾に向かって吹く風っていうのは、
半々ぐらいに吹いているという事でございます。
このように、夜はもう殆ど内陸から海に向かって吹いているという方向でございます。
このような方向で、その場所を見ましたら、此花区舞洲工場から見て、
やはり北東ていいますのは、やはり此花区ですね。そして福島区、北区、都島
そして淀川を挟んで、西淀川、淀川、東淀川っていうふうに、
淀川の河川に沿って、やはり風が吹いているという事でございます。
南西の方向ていいますのは、やはり淡路島のほうへ行くという事でございます。
風向きとしたら、海側への風と内陸側の風が概ね半々の割合でと、先ほど申しました。
このように風向きっていうのは、一定ではありませんので、
本市が災害廃棄物を焼却する事に対して、
周辺都市の皆さんがご心配される事は当然の事かと私は思います。
実際に、堺市議会におきましては、維新の会を除く全会派が瓦礫の受入には、
反対しているというような状況でございます。
堺市だけではなくて、大阪市を取り巻く周辺都市についても
同じような御懸念があるのではないかと思います。
そこでお尋ね致しますけれども、本市におきまして、災害廃棄物を受入て、
焼却処分する事に対する周辺都市への影響というものは、いかがでしょうか。

環境局技術監兼施設部施設管理課長 村上:
受入対象としている廃棄物は、放射性セシウム濃度が100Bq/kg以下の物であり、
実際に測定した数値は、岩手県宮古地区の場合、木屑等の可燃物では全て不検出となっております。
科学的にも安全に処理出来る事が確認されている物であり、廃棄物処理法の規制を遵守する事により、
安全に処理が出来るものであります。
今回、焼却処理を行う舞洲工場には、バグフィルターという高度な排ガス処理設備が設置されており、
このバグフィルターによりまして、煤塵に付着した放射性セシウムは、
ほぼ100%吸着、除去する事が可能です。
実際のデーターですが、焼却灰が8000Bq/kgを超えている焼却施設を含む13都県186施設の
一般廃棄物処理施設でのモニタリング結果では、殆ど全ての施設で、
排ガス中の放射性セシウム濃度は不検出であり、
一部検出されている場合でも安全性を確認する目安となる濃度を大きく下回っており、
安全に処理出来ている事が確認されております。
また、バグフィルターでの除去率も公表されており、バグフィルター付きの焼却炉で
99.92~99.99%の除去率が福島県内の一般廃棄物処理施設での実機による測定により、
確認されております。
これらの事から、焼却処理した場合の安全性は、十分に確認されておりますので、
周辺都市への影響はないものと考えております
尚、11月には試験焼却を予定しており、排ガスを含むあらゆるデーターを採取し、
安全性の確認を行いまして、その結果については全て公表して参ります。

加藤:
排ガスにつきまして、もう先ほどももう維新の会の井戸先生も仰いましたし、
土岐先生も大丈夫、バグフィルターの事につきましても安全であるというような事で、
仰ってるんですけれども、やはり安全や、安全や言われても不安感をきちんと払拭出来るような
やはり丁寧な説明をして頂かないと駄目だと思います。
11月の試験焼却の結果しだいやっていう事で、その結果は公表するという事なんですけれども、
先月ですね、8月に朝日新聞の記事に阪神大震災の時に、瓦礫処理に携わった男性が、
中皮腫を発症して、死亡して労災認定を受けていた事が発表されておりました。
これやっぱりアスベストの影響なんでしょうか。
アスベスト処理によって、そういうふうになったんでしょうか。
阪神大震災から既に17年が経ってから、このような事が起こっているわけですから、
先ほども申しましたように、このような公害に関する影響は、直ぐには現れない
しかし、何年も後になって影響が現れるという心配があります。
市民の皆さんも不安に思っておられるのは、この事であると私は思います。
万が一、健康被害などが生じる懸念があるのであれば、当然国に対して全面的に責任を持って、
しっかりと対応されるように大阪市としても求めて頂きたいと思うんです。
大阪市の北港処分地は、風評被害になったら国が最終的には買うて貰えるような、
取り決めていうのをされてる。まぁ土地はそれは大阪市の土地でされて良いでしょうけど、
やっぱり住んでる市民、やっぱり人間、その大阪市民を守るという事を
しっかりやって頂かなきゃいけないと思います。
また、陳情書の内容では、作業員に対する健康被害や健康調査といった内容の陳情書が
幾つも見られました。
今回、舞洲工場で焼却処理して、北港処分地で埋立処分するという事ですけれども、
従事される作業者の方々の健康が害される恐れはないんでしょうか。
安全衛生対策については、どのような事をお考えなんでしょうか。
先ほど土岐委員からも仰いました、あの工場の中っていうのは、本当に安全か、
局長さんは絶対安全やっていうふうな事も仰ってるんですけれども、
そういう対処はどのようにされるのか、お伺い致します。

村上:
今回受入対象としている廃棄物は、放射性セシウム濃度は100Bq/kg以下の物であり、
実際に測定した数値は、岩手県宮古地区の場合、木屑等の可燃物では全て不検出となっております。
科学的にも安全に処理出来る事が確認されている物であり、廃棄物処理法の規制を遵守する事により、
安全に処理が出来るものであります。
したがいまして、本市において広域処理の対象となる廃棄物を受入る場合、
これまでの通常の作業形態で何ら問題はありませんが、
今回のような被災地の廃棄物の受入は初めての事であり、
本市職員、及び請負業者等の労働安全衛生対策を徹底する観点から、
念のため従事する作業者の労働安全衛生対策を図る事を目的として、4月20日に、
東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理に係る労働安全衛生指針を策定しております。
本指針においては、被曝限度の考え方として処理施設の業務に従事する作業者の被曝線量が
公衆被曝に対する線量限度である1mSv/年を超えないよう努める事とし、
排ガス、廃水、及び焼却灰等の放射能濃度と各作業場所における空間線量率を測定し、
記録する事としております。
また、作業者が飛灰を扱う作業等に従事する際には、
積算線量計を携帯し、記録する事としております。
尚、国や大阪府のマニュアル等により、測定箇所や測定頻度が定められておりますが、
空間線量率の測定箇所については、飛灰の処理系統に加えて、排ガス、及び廃水処理施設など
処理フロー全般を網羅し、測定箇所を増やしております。
測定頻度についても、増やす事により多くのデーターを把握し、
これらのデーターは全て公表して参ります。
放射能濃度についても、排ガス、廃水、焼却灰等について測定を行いますが、
測定頻度は、大阪府の指針よりも増やしております。
また、保護具についてもダイオキシン類、ばく露防止対策と同等の対応とする事としております。
このように、安全性の確認については、万全を期す事を徹底して追究し、
作業者、及び市民の方に対して、不安の払拭に努めているところでございます。

加藤:
労働安全衛生指針というのが出てますので、
その指針に基づいてやっぱり職員を守ってあげて頂きたい、そのように思います。
万全には万全を期して、やはり後に後悔が残らないようにやって頂きたいと思っております。
今回、舞洲工場で焼却処分して、北港処分地で埋立処分するという事ですけれども、
先月(先週)の9月14日に、大阪府が電子入札広報っていうの出されたんですね。
災害廃棄物広域処理対策事業に係る海上輸送・積替・運搬等業務に係る入札公告を出されました。

この中では、岩手県から輸送されるコンテナの荷下ろし、並びに積替は
舞洲地区、または夢洲地区で行うとされております。
これまで岩手県から輸送されるコンテナを荷下ろしする為の港ていうのは、
大阪府下の港を対象として入札する事を計画されていたと思いますが、
何故、夢洲地区、舞洲地区で限定される事になったのでしょうか。
7月20日の民生保健委員会のコンテナを荷下ろしする為の港は、
現時点では決まっていないというふうな事をはっきり仰ってたんですけれども、
もうこの9月14日には、このようなもうちゃんとした冊子が出来まして、
出来てるという事なんですね。まぁ7月27日、災害廃棄物の受入予算は可決してますんでね、
それで進めておられるとは思うんですけれども、
これらの計画の変更について、市民に対してやはり十分な説明がないように思うんですけれども、
これはいかがでしょうか。見解をお聞きします。

村上:
岩手県内で発生した廃棄物につきましては、大阪府が本市の舞洲工場まで運搬した上で、
その後本市が、舞洲工場で焼却し、その焼却灰を北港処分地へ埋立処分する事としております。
8月3日の岩手県との基本合意の締結、及び8月7日に環境省が発表した
東日本大震災に係る災害廃棄物の処理工程表により、
本市において、岩手県宮古地区の木屑等、可燃物36,000tを受入、処理する事が決まると共に、
大阪府域では、本市以外の市町村等の受入の必要がなくなったところです。
これにより、大阪府域における被災地の廃棄物運搬につきましては、
廃棄物の陸揚げ、積替、舞洲工場へ運搬から、舞洲工場での焼却処理、
北港処分地での埋立処分までの一連の作業を舞洲工場と北港処分地にある
舞洲・夢洲地区において、一体的に行う事が廃棄物の陸上輸送に伴う環境負荷の低減、
及び処理の経済性、効率性の観点から最も有効かつ合理的な手段であると考えられます。
これらの事から岩手から運搬した廃棄物の陸揚げ、及び積替について、舞洲地区、
または夢洲地区で行う計画と致しました。
8月末には、此花区長に説明し、協議した上で9月12日には此花区の地元の代表の方々に、
ご説明をしたところです。今後は10月7日に住民説明会を開催する予定でございます。

加藤:
10月7日に開催されるという事なんですけれどもね、
本来であれば市民の皆さんに十分な説明をしてから、受入、北港、舞洲、夢洲で
受け入れますよというふうな事を言われるのが当然ではないかと、私思うんですけれども
そもそも広域処理に関しては、これまで数回説明会を開催されておりますが、
全てやはり事後承諾だと、私思うんです。
まだまだ市民の皆さまに十分な理解を得たとは言い難いのではないかと思っております。
そうした事が今回の陳情書の中でも多く見られております。
説明会の開催を求める陳情に繋がっているのでしょう。
300件もしてるという事なんですね。

さて、ちょっとこれ違うんですけど、私6月27日に春日部中学校ですかね、
あそこで説明会された時に出席させて頂いたんですけれども、
その時からずっと思ってたんですね。
その時に一人の男性が、此花区で処理・処分を行うのは、何故此花区なんだろうって
いうふうに仰ったと思うんですね。
その時に、市長がお答えになったのは、
「何故此花区なのかという点について、確かにこの点については、僕自身のある意味
方針決定というところであります」と。
「関西広域連合自体では、フェニックス埋立処分は、他府県とか他の市町村が参加者ですので、
合意を得るまでに、もの凄い時間が掛かる。
ですから大阪市でまず早く、被災地の皆さんのサポートという事で、松井知事と
僕で決定出来る場所という事が、この北港処分場になった」というふうに仰ってるんですね。
もう一つはですね、まぁ色々聞かれた中の前触れはあるんですけども、
予算の…市長が仰った言葉ですよ、
「予算のその配分につきましては」、まぁ此花区についての予算の配分については言う事ですよ。
「各区に予算の枠を設定しますけれども、これは色々な制度を作る中で、
色々な区のその特殊事情、そういうものに配慮した、そういう予算の枠組みというものも
作っていきたいと思いますので、今回、此花区民の皆さんがご負担して頂いた事は、
これは大阪市民全体から考えれば、ある意味特別な負担というふうに考えられます。
今までのように大阪市全体として考えれば、此花区民も北区民も、東淀川区民も、
みんな大阪市民だから、みんな一緒じゃないかという話になるんですが、
それはそれぞれの区民、区民ごとに考えていこうという僕の考え方からいけば、
やはり此花区民の負担は、北区民や東淀川区民の負担とは違う」と
「僕は区ごとで考えていく、そういう大阪姿勢をやっていこうとしていますので、
その点について、しっかり配慮が出来るような予算の枠組み
そういう仕組みというものを25年度予算に向けてしっかり作っていきたい、
そのようにお答えされたんですね。
これらのお答えをお聞きしましたら、
此花区民の方には、ある意味特別な負担を強いているとの認識をお持ちであり、
その為に此花区に対して、25年度予算に向けて配慮した予算の枠組みを行うというように、
受け取る事が出来るんです。
ここで市長が仰っておる特別な負担、また配慮した予算について
その真意というものをお伺いしたいんです。
もし仮にですよ、いわゆる思いやり予算というような事で、お金で解決するという事であるなら、
これまで受入は安全であるとのご説明でしたけれども、
安全でないという事を逆に示しているのではないかと、私思うんですけれども、
その見解をお伺いしたいと思います。

橋下:
自民党の皆さんは、安全という言葉のほかに、安心という言葉もよく使われるんですけれども、
今、委員は安全しか言われなかったですよね。
これは安全と安心という言葉の通り、二つの要素で考えなければいけない。
安全はこれ客観的な基準です。科学的知見に基づいて客観的な基準
安心という事をよく、自民党の北野議員からもよく言われるんですが、
これは主観的な話ですからね。ある意味心理的な要素です。
ですから、これは安心というところは、もう線の引きようがないところなんですね。
ですから行政としては、これ安全をやはりきちんと確保するという事に、
まず一義的な使命があるかと思うんです。
この負担というところは、その安全に関する負担と、
安心に関する負担というものも二つあると思うんですね。
安全に関する特別な負担というものは、お願いはしません
これは安全基準というものをしっかり守った上での瓦礫受入ですから、
安全に関しては、此花区民の皆さんには、特段何か、特別な負担を求めるとか、
特別のその点に関して、特別な配慮をするという事はありません。
まっこれは裏を返せば、安全については何も問題がないという事です。
但し、安心という主観的な部分に関しては、
これは心理的な負担がある事はこれは間違いないです。
これは間違いないです。
ですから、この部分については、しっかりと説明をした上で、
やはり一定の配慮が必要な事は、これは間違いないと思うんですね。
ですから、何か配慮をしたからといってですね、それで即ち安全についておかしい、
安全を害してるという事ではなくてですね、安心の部分についての配慮です。
そりゃ安心というのは、主観的なものですから、これ住民の皆さんのもうまさに感情なわけですからね。
そりゃいくら安全な物であったとしても、自分の家の近くで、
そういう焼却をされてですね、埋立をされるっていう事に関しては、幾ら安全であったとしても、
その心理的に、やはり何かしらの負担があるという事も、これは否定出来ないと思うんですね。
そういう意味で、予算について配慮は、僕はやっていくというふうに思ってます。

じゃあ、そのやり方についてなんですけども、一般財源でそのままね、
現金をそのまま幾らか渡すなんて事をやったらね、ちょっとあまりにも、まぁ、ねぇー
あからさまな、ちょっといやらしい話になってきますから、
此花区については、僕はずっと知事時代から国際戦略総合特区、
ベイエリアっていうものは、これからアジアに向けての拠点になる。
そのキーワードは、グリーン。ないしは、まぁ、ライフのほうはちょっと別ですけど、
あそこのベイエリアは、グリーン、環境ですね。
特に蓄電池、それから太陽光発電等についですね、
今非常に喫緊の課題となってるこの電力の問題についてですね、
ベイエリアを中心に、しっかり国際戦略総合特区の中で、アジアの拠点になるように、
引っ張っていこうと思ってます。ですから、あの地域にメガソーラー、
あの、引っ張って来れる事になりました。
これはあの多分議会のほうでずっともう議論をして頂いた事が、いよいよこれ実を結ぶ事になります。
ただ、このメガソーラーですね、その時に、議論されてた時には、
まだフィード・イン・タリフが、あの、その固定買取、固定価格買取制度ですね、
あれがきちんと決まってなかった段階なので、なんか事業者も名前決まらなかったじゃないですか。
しかし、あれ、ねっ、でも、あれ決まってたんだけども、その後事業計画が進まなかったと。
それがフィード・イン・タリフがきちんと決まってですね、
本来あれもうどこでも、もう貸せばですね、
みんな借りたい、借りたいっていう業者が山ほど出てくるんですよ。
ただ、以前もう決めてしまってたので、そのある業者に決めてしまってたので、
それをひっくり返す事は出来ないって事を僕は報告来ましたから、
それだったら、今やもうね、そこの業者にしなくても、
どこでもみんなが賃料払ってでも借りたいとか色んな事言ってくる中で、
もう既に過去、決まってたからといって、その業者にするんだったら、
地元還元か何かするような仕組みを考えてよと、
要はあれ、儲かるんですよ。あのーメガソーラーやれば、今もう儲かる仕組みになってますから。
その利益をですね、やっぱりそれは地元還元するような仕組みで考えてって事を
担当部局に、今指示を出しています。
僕はあの、一般財源から特定の配慮っていう事ではなくてですね、
此花っていうところは、環境都市、まっ夢洲、咲洲、舞洲、環境都市、そういうもので、
軸で括っていこうという中でですね、このメガソーラー、一方これはプラスの、
ある意味環境戦略ですね。
この瓦礫受入に関しては、確かに住民の皆さんが感じるような不安感があるかも分かりませんが、
ただこれは日本をきちんと支えていくという意味では、
僕はプラスのイメージで持ってるんですけども、ただやはり住民の皆さんの負担と、あの
心理的な負担がある事は間違いありません
ただ、この環境という事で括りましてね、メガソーラーから上がる一定の利益
やはりこれは此花のほうにですね、
特別に僕は還元するという事もやっていきたいというふうに思っています。
こういう枠組みで、環境という枠組みで、此花区民の皆さんの心理的な負担に対する
特別な配慮をするような、そういうスキームの検討を今部局に指示を出しているところです。

加藤:
港湾地域の為に、その予算ていう、まぁまぁメガソーラーもあれなんですけど、
そのメガソーラー作って、それを此花区民に還元するというふうな形で持って行くという、
そしたらそのメガソーラーっていうのは誰、今までは業者が決まってるんですけど、
その業者の方の引き出したお金から、その還元して頂くというふうな形になるんですか。

橋下:
基本的にはそうですね。まぁ、ただもの凄い、今まで想定していた以上に収益が、
凄い良くなるようなスキームになるわけですから、42円で、これ買電出来るわけですからね。
今までそんな状態じゃなかったので、みんな足踏みしてたわけです。
今どこの事業でもみんな手を挙げてですね、
余った土地があったらみんな借りたいような状況になってますから、
それは業者のほうと、これから交渉次第ですけれども、地元還元して貰うような方向で、
今話を進めていこうというふうに思ってますから、
そういう仕組みの中で、此花区民の皆さんに還元をしていこうと思っています。

加藤:
配慮した予算というのが、そういう事であるならば、実はですね、私ども東住吉ですね、
8号線は出来ませんよね、しかし、ほして北ヤードのほうでは、皆さんね、森を造られますよね。
その、いわゆる貨物の部分は全部吹田と私ども東住吉の百済に来るんですね。
そうすると一日1000台以上のトラックが走り回る っていうふうになるんですよね。
そういう事で、環境という事からすれば、そこら辺我々としても
市長に対して、色々と話をしていけるという可能性があるという事も考えて宜しいんですか。

橋下:
加藤議員、ですから都構想が必要なんですよ。そりゃそうですよ。  ←都構想なんか出してくんな!
市長という立場だったら、僕はそれはしません。配慮しません。しませんよ。
だから東住吉区長をですね、早く選挙で選んでですね、
配慮をして貰えるような区長を誕生させて下さい。
やっぱり大阪市全体で、物事を考える限界が今、もう加藤議員が仰られた通りで、
明らかになりましたから、早くあのエリアを独立させてですね、
そういうところに予算を持って来て、自分たちで使い途決めれるように、
僕のあの決定なんか無視出来るようなですね、
そういう新しい地域を作って下さい、期待してます。

加藤:
そんな死亡宣告はいらないんです、私は。
都構想は都構想で、また話をしていけば宜しいんですけども、
現時点の話をさせて頂きたいと思っております。
ありがとうございます、ちょっと時間が足りませんで、皆さんに迷惑掛けて申し訳ないんですけど、
最後の事だけ一つ言わせて下さい。
市長は、常々同じ日本人の血が流れているのだから、日本人としては
当然、助け合わなければいけない。
日本を良くする為、大阪市民を挙げて復興したいと言われております。
勿論、それは私も含め誰もが願っている事でございます。
しかし、陳情書の中にもありますが、助け合いという言葉の前に
仕方がないからしゃあないな判断されている方や、
また政府の言う安全という言葉を信じて賛成している方も多いはずなんです。
何年か後になり、影響が出てそんな危険な事とは思わなかったわとかね、
教えてくれなかったとか、そんな事そんな誰も言ってなかったわ、となれば、
なんと酷い話になるんでしょうかね。
未来にどんな結果が出ようとも、その時に危険性も分かっていたが受け入れた
思えるかどうかが非常に大事な事やと私は思うんです。

今、国民として為すべき事っていうのは、
日本国内に放射能汚染されていない場所を確保する事、
また、汚染の心配のない食材を生産される土地を確保する事、
これが安全な時間と、安全、そして今言われた安心な食べ物を確保出来る場所を
守る事になるのではないでしょうかね。
8月30日での中央公会堂の市民説明会で、
市長は皆さまの意見をお聞きして大阪市の方針を決定するわけではない。
大阪市の方針は、大阪市の議会を踏まえて、しっかり議論した上でと仰っておられましたが、
本当に市民の声を真摯に聞く耳を持たれていないのではないかと、私思うんです。
説明会には、子供連れの若いお母さん方が大勢来られていましたが、
きっと子供たちの将来に不安を持っておられるから、来られてるんです。
災害廃棄物の受入には、まだ市民の理解が得られたとは言えない状況であると思います。
市長には、市民の皆さまの不安を取り除いて、
受入をお願いするという説得するのではなくて、理解を得られるまで真摯な態度で、
何度でも説明を行って頂きたい、そのように思います。
また、私は一般的に付帯決議はあまり効果がないと言われてんですけど、
この今回の公明党さんが出された付帯決議につきましては、重く受け止めて、
やはり履行して頂きたいと思っております。
すいません、それと先ほど私、バグフィルター公明党さんが安全やと仰ったていう事は
あの言っておられないという事で訂正させて頂きます。

以上です。


風配図については、以前ブログにもリンクしたけど、再度リンクしとく。
石川和広氏
がれき焼却埋立予定の舞洲清掃工場及び北港処分地のある此花区の風向きと海流

橋下が此花区民だけを対象にしてるんは、焼却場、埋立地が此花区ちゅう住所やろ。
焼却場、埋立地を中心に何kmとかで計算せな意味ないやん。
「不安」とか精神的な負担は、此花区民だけちゃうやろ!
精神的不安は、大阪市民だけでもない、大阪府民も隣県も同じや!
加藤議員が指摘してたみたいに、
「安全」やけど「精神的な負担」の為に還元するんなら、私も!俺も!てなるで?
安全ちゅうのが前提になってるから、瓦礫だけに限らんようになってくるしな。
道路の騒音とか振動とか?「精神的負担」の対象はいっぱいあるやん。
橋下は、思いつきで発言したんとちゃうか?
ほんまに、環境戦略とか、部局に指示してんか?
夢洲メガソーラー「大阪ひかりの森」プロジェクト
これ、企業が還元するやろか?
結局、いつもの橋下の手法なんやろ。
「安全」な上に、更に「還元」するちゅう、いかにも住民に「利益がある」ような発言。
どんだけ還元されても、健康を害してまでいらんやろ!
「被災地の皆さんをサポート」とか「日本国民として」とか、いかにも支援優先みたいな言い方やけど
結局、これも橋下得意の「合法的に脅す」やん。
加藤議員曰くの「真摯な態度」は、橋下に求めても無駄やと思うわw
どこをどう見ても聞いても誠実さの欠片もないもん。

入札については、チェックしてたんやけど、これには気ぃつかんかった。
告示内容についての詳細は
災害廃棄物広域処理対策事業に係る海上輸送・積替え・運搬等業務の
開札まで一カ月か、着々と進めてるな。
10/7の説明会は、松井も橋下も欠席するくせに、熊本で遊説てあり得んわ!
結局、コイツらは国政に出る為だけに知事、市長になったようなもんやん。
二人揃って辞職する時は、「大阪の為に!」「日本国の為に!」て言うんやろな~w

付帯決議の履行でどこまで食い止められるか知らんけど
橋下は、住民の「納得」とか「理解」については無視し続けるはず。
履行を!とか言うても、法的効力はありません!て言うやろうし
理解て、一体いつまで?て思てるし、全員の理解を得るのは無理な話やて言うはず!

まだまだ橋下に騙されてる人も居るけど、
自爆発言連続で、支持者が減ってるのは確実!

ちなみに、この落札企業は禿バンク

泉大津大規模太陽光発電施設設置事業者募集の入札結果

不正がないとは言えんw

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